ふくおか建物巡りⅡ
こんにちは!
福岡施工管理課のたにもとです。
先月に続きまして、福岡の建築物を紹介します。
今回はこちらの建物です!
天神にある福岡市赤煉瓦文化館です!
設計は東京駅舎や日本銀行本店などを手掛けた、辰野金吾氏・片岡安氏です。
辰野氏は「日本近代建築の父」とも呼ばれ、その設計はとてもに頑丈になっています。
もともとは日本生命保険株式会社の九州支店として、明治42年(1909年)に竣工されました。
那珂川にかかる西中島橋すぐの街角に位置し、赤煉瓦と白色の石材を用いたお洒落な建物です。
内部は解放されており見学できました◎
1階には受付やカフェがありました。
2階には借りることができる3つの会議室があります。
階段の装飾がとても素敵です!
手摺の小柱が特徴的でおもしろいですね。
レッドカーペットが明治大正時代の建築ではよく見られます。
西洋建築が参考にされていることが分かりますね(^^)
彩度の高い赤というよりも、えんじ色に近い赤色で落ち着いた雰囲気です。明治時代にはもっと違う印象だったのかもしれませんね。
建具枠や巾木は落ち着いた緑色で統一感があります。
上に続く螺旋階段です。
建物の雰囲気と合わせるように、所々曲線がデザインされています。
こちら階段を上がって右側の部屋です。
かなり広い空間で、窓も大きく開放感がありました。
カーテンも重厚感があって素敵ですね。
次に階段をあがって正面の部屋です。
丸テーブルを中心に赤い張地の椅子が並んでいます。
左右の扉の上部はガラスが使われていてお洒落ですね(*^-^*)
最後に階段をあがって左の部屋です。
照明が花の形をモチーフにしているもので、クラシカルな雰囲気がありました。
天井の装飾も部屋ごとに違っていて素敵です。
部屋を見渡すと暖炉がありました!
暖炉は西洋の暖房設備として11~12世紀頃から使われていたものだそうです。レンガ造りならではの暖房設備です。
いかがでしょうか。
今回は歴史的建築のご紹介でした!
前回ご紹介したアクロス福岡から歩いて行ける距離なので、是非訪れてみてくださいね(^^)/
今後もわたしたちの活動を、インスタグラム(@yamanemokuzai_2021)やオープン社内報にてお伝えしていきます!
ぜひチェックをよろしくお願いします◎
福岡施工管理課 たにもと