【日記】一日中家にいたその9(2024.07.13)
朝、長男(8歳)と幸子(ポメラニアン♀)を連れて短い散歩に行った。
すぐに雨が降ってきたので、私たちは慌てて家に帰った。本来長男は散歩の間中えんえんとポケモンGOを出来るのに、それが叶わなかったので、消化不良みたいだった。
帰ってきて目玉焼きを焼いて、皆で簡単な朝食を食べた。妻はいつものどこか行きたい病で、色々と自分が行きたい場所を提案してきて、私もそれに同意したのだが、どれも決め手に欠けていた。そのうちのいくつかに私は同意をしたが、妻の重い腰をソファから起こすには至らなかったみたいで、状況は変わらず、時間だけが過ぎて行った。
そのうち昼近くになって、妻は長女を連れて近所のドラッグストアへ買い物に出かけ、しばらくすると冷凍食品やトイレットペーパーなどを手にして帰ってきた。私たちは冷凍パスタ(嘘みたいに美味しい)やフライドポテトなどを食べて、その後は降り続ける雨を時々恨めしそうに窓の外に見やりながら、気怠い時間を過ごした。
私は皆がポケモンやドラえもんのアニメを見ているリビングから避難して、その音をノイズキャンセラー機能付きのイヤホンで極力聞こえないようにして部屋に籠って本を読んでいた。おかげで読書はものすごく捗ったのだが、妻や子供たちの中にはフラストレーションが溜まっていたみたいで、風呂に入れると子供たちはよくケンカをしたし、妻は何かというとイライラしていた。
こうして人の気持ちやストレスに気を遣って生活するのはしんどいと思い、そういえば私は人と一緒にいるのが本来嫌なのだから、こうして毎日家族とはいえ、別の人間と同じ空間で過ごしている自分はよく頑張ってるなぁと自分で自分を慰めたりした。
どこかへ出かけなければならないという事はない。家にいたって有意義な時間を過ごす事は出来る。だけど、子供たちは体を動かさなければ目に見えないフラストレーションが溜まるし、妻は多分本気でどこかしら心を病んでいて、そしてそういう自分を認めたくないから処方された薬を服用しようといない。なので感情が浮いたり沈んだり忙しく、体は常に疲れているみたいに見える。
早朝、自然に4時に目が覚めて、私は読書の続きをした。そして1冊読み終えて、なんとなく充足したような気持ちになった。
今日はどこかへ出かけるだろうか。そうすれば皆の気も少しは解れるだろうか。今は雨がやんでいるみたいだから、さっきから待ち遠しそうにしている長男と幸子を連れて散歩に出かけたいと思う。
明日はもう少し朗らかで気の紛れたものを書けたら良いなぁと思う。
今日も良い一日をお過ごしください。