焼き鳥屋にて(2024.11.02)
午前中は二日酔いもあってさんざんだったが、午後から体調が回復し、それに同調するように天気も回復していった。
妻は元いた職場に出戻りしたのだが、それに伴い色々と提出しなければならない書類があったり、健康診断を受けねばならなかったり、午前中は家を出たり入ったりしていた。でも午後は落ち着いて家でいつものように寝そべっていた。
そんな午後、妻は私と同じで「探偵ナイトスクープ」が好きだから、昨夜私が見た「西田敏行追悼スペシャル」を妻にも見せた。そして私ももう一度全部一緒に見た。泣いたり笑ったり忙しい1時間だった。
そうしていたら、妻が「焼き鳥屋に行きたい」と言った。妻の再就職(と言っても最初はパートだが)が決まったから、お祝いにそれもいいなと思い、ダメ元で電話してみたらあっさり個室を予約する事ができたので、夕方の早い時間に私たちは焼き鳥屋に行った。
店までのたった10分かそこらの車中で次男(3歳)は眠ってしまった。昼寝をしていなかったから仕方ない。幸い畳敷きの個室を取っていたので、次男はしばらく座布団の上で寝かせる事にした。そして次男は全然起きなかった。
おかげで妻と私はちゃんと料理を味わう事ができた。調べたら外で焼き鳥を食べるのはちょうど1年ぶりだった。長男(9歳)と長女(5歳)がふざけて遊ぶのでそれが少し邪魔だったが、次男がスヤスヤおやすみあそばされているので、美味しい焼き鳥や山芋鉄板焼きや紅しょうがのかき揚げやチキン南蛮をしっかり味わいながら食べる事が出来た。そしてちゃんとじっくりと妻と話をする事が出来て良かった。
妻は色々あったが再就職が出来たので、少しほっとしているみたいだった。私は豚バラ串やさきイカの天ぷらをつまみながら、ちょいちょい「再就職おめでとう」と言ったのだが、それがわざとらしいと指摘された。でもそうやって言わないとただ焼き鳥屋に食べにきたみたいになってしまうので、言う必要があった。
次男は1時間ほど眠って起きた。そのあとはいつもと同じような感じで慌ただしく、時間だけがあっという間に過ぎていき、私たちはきっかり2時間滞在して店を出た。
チキン南蛮が一番美味かったなぁと思った。