長い散歩(2023.5.04)
GW中、我が家は朝からずっと妻の実家に行きっぱなしで家を空けてるので、幸子(ポメラニアン6歳♀)は夜の11時くらいまでお留守番しなければならない。
連れていけば良いのではと当然思う方がいらっしゃるだろうが、幸子は車酔いがひどいので、10分以上車に乗っていることがかなわない。
飼い始めた当初、「高原で一緒に走り回ろう」と、一般に飼い主さんが思い描く犬との美しい景色を実現しようとしたものの、行きの車中で悶え始め、やがて嘔吐した。
以前住んでいた所から別府に引っ越す時も大変だった。私は車の後部座席を倒してフラットにし、そこに幸子をケージごと入れて運んだが、やはり幸子にとっては地獄のドライブだったようで、別府に着く頃には幸子は憔悴しきっていて黒いモップみたいになっていた。
そんななので、幸子は我が家が車で外出する時はもっぱらお留守番になってしまった。宿泊の際はホテルに預けるなりするのだが、なんせ毎日通いなので(皆泊まれば良いのに)、そういうわけにもいかず、幸子は長い長いお留守番を強いられている。
可哀そうなので、今朝、私は幸子を連れて長い散歩へでかけた。5月の朝は本当に気持ちが良く、全ての景色が輝いて見える。私はMONONO AWAREというバンドの「そこにあったから」という曲(曲と歩くリズムがすっと合うので歩いていて気持ち良い。素晴らしい曲)をずっと聴きながら幸子とえんえん1時間半も散歩をした。
疲弊しきったGWにおいて、最も自分らしい時間が過ごせた散歩だった。幸子にとってもそうだったなら嬉しい。
皆さまにおかれましても、毎日が素晴らしいものでありますように。