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「最低、最悪」(2024.01.27)

「最低、最悪」とは、先日雪が積もった日に遅く起きてきて時計を見た長男が開口一番発した言葉だが、今の自分の状況を鑑みるに、まさしくそういう状況だよなぁと思う。

真夜中に目が覚めて、それから「note書かねば」と思い、まずはnoterの皆さまの記事を見つつ、並行して「リュウジのバズレシピ」を見て明日の夕飯に何作ろうかなど考え、たまにヤフーニュースやX(旧twitter)などを見て「世の中は嫌な事ばかり起きる」と憂鬱になる。

noteの皆さまの記事は私の栄養になっている。足を踏み入れた事のない世界を覗き見る事が出来たり、新しい知見を得たり、猫に癒されたり、する。時々深く共感したり、どえらい感動をさせて頂くこともある。有難い。

でも何が最低最悪かというと、そうやりながらついつい「赤霧島の炭酸割り」を飲んでいたことで、さらにその様を真夜中に起き出してきた妻に見られてしまったことだ。

怖い。とても怖い目をしていた。卑しい心のずっと奥まで見透かされているみたいだった。そして妻は何も言わずに廊下の闇に消えて行った。

しかし言い訳をさせて頂くと、こうして何かを書くなり、読むなり、コミュニケーションを取るなり、そして赤霧炭酸割りを飲むなりしないと自我が保てないからで、でも客観的に見てやっぱり「最低、最悪」であるなぁと、それは思う。

一人が好きすぎる私は結婚に踏み切る時、どうしてそんなに自分を追い込もうとするのか自問自答した。「そんなもんやめとけよ」という強い声を自分の内から聞いた。だけど「結婚をもし出来るならこの人しかいないだろう」とか、「結婚する事で開ける世界があるだろう」などと言う、極めて左脳的な自分の声に耳を傾けて、その結果が今ココ。

この部屋を少しだけ開けて、無言で私を見たあの妻の目は、私が自分自身に向けて見る目と同じようにじっとりしていて、疑いと諦めに満ちていた。

赤霧島はもうない。もう寝て、明日は快活な日に是非したいと思う。

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