見出し画像

狩猟(2024.06.26)

昨日から体がしんどかった。熱があるわけではないが、全身がダルい。微妙にダルい。昨日何か書こうと思ったが全然何も思い浮かばないので、寝かしつけの怖い話を録音したやつを公開して凌いだ。

そして今日もまだダルい。仕事を休もうかと思ったが、行った。休みづらい日だったから。帰ってきてからもまだずっとダルかったが、寝る前になっていよいよしんどく、毛布にくるまって寝た。

夢を見た。山の中で猪狩りをしている夢。私は猪をなんとしてもしとめなければならない使命感に燃えており、茂みに動きがないか猟銃を構えながら神経を研ぎ澄ましている。

夢を見ながら、時々うっすら目を覚ましていた。布団の上で縮こまって歯ぎしりしていた。でも「猪を仕留めなければならない」と強く自分に言い聞かせた。周りの人たちが「いいよどうしても仕留めなければならないという事はないから」と言うが、私はそんな言葉には耳を貸さなかった。

猟銃をしっかり構えていた。でも考えてみれば猟銃の扱い方は全然分からなかった。しかしいつ猪が飛び出してくるか分からない。私は猟銃を握りしめる手にいっそう力を込めた。掌がじっとり汗ばんでいた。

猪を発見する事すらできていないが、狩猟をしながら私は喜びを感じていた。私は案外狩猟をするために生まれてきたんじゃないかと思った。猪を仕留めて、夢から覚めたら、私は免許を取って猟銃を買い、山へ出ようと思った。

結局猪を見つける事は出来なかった。目が覚めてからなんとかまた寝ようと思ったが眠れず、せっかくなので今これを書いている。以前コロナになった時にもらって余っていたカロナールを飲んで、今は少し楽になっている。

果たして私はいつの日か猪を仕留める事が出来るのだろうか。現実、もしくは夢において。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?