色々な袋麺とビンゴ(2024.11.04)
昼前、妻がいつもの「どっか行きたい病」を発症した。私は「また始まった」と思って、それをやんわり受け流して、なるべく距離を置くようにしていた。
そうしていたら妻はいつのまにかソファでおぼろ豆腐みたいにだらしなく眠ってしまった。それでも昼になって子供らにご飯を提供しなければならないので、家にあった袋麺を様々に駆使して出した。
使った袋麺は以下。
・うまかっちゃん
・マルちゃんZUBAAAN!豚骨魚介中華そば
・マルちゃん正麺 冷やし中華
うまかっちゃんはもう間違いないものとして日本中で認識が共有されているので、あえてもう書かないが、「ZUBAAAN!豚骨魚介中華そば」は袋麺のクセに下手に店で食べるより美味しく、つけ麺風にして食べると、よりそれが際立つ。麺がすごくよく出来ていて本格的だ。最近の袋麺のレベルの高さを痛感する。
マルちゃん正麺の冷やし中華も美味い。具材があまりなかったのでキュウリとベーコンを炒めたやつ(ハムの代わり)とちっちゃすぎるミニトマトをのせたのだが、すごく美味しかった。茹でた麺を「ちょっとやりすぎかな?」くらいしっかり冷水で洗うとすごく美味しい。素麺と同じだ。
そんなこんなで私の作った袋麺はすっかり完食されてしまった。中途半端に残っていた袋麺があらかた片付いたので良かった。
そうして後片付けまで済んでしまったところで妻が不機嫌そうに目を覚まして「私のはないんやろ?冷凍パスタ温めてよ」と言うので、言うとおりにした。もういちいち「自分でやれよ」とかは言わない。冷凍パスタを温めるくらい簡単だ。そんな些細な事で波風立てないのだ。
妻が冷凍パスタのペペロンチーノを食べている。部屋じゅうにニンニクの香りが充満する。「ニンニク臭いな」と思うが、私は文句は言わない。そんな些細な事で波風立てないのだ(2回目)。
そうやってありあわせのもので昼食を済ませた後、妻が「結局どこも行かないのか。なんと無駄な一日だ」と、自分が変な時間に眠っていた事を棚に上げて不満を口にしている。「いや、自分が寝てたからだろ」などとは言わない。そんなしょうもない事で波風立てないのだ(3回目)。
その後も相変わらず「どっか行きたい病」が発症中の妻。長女(5歳)が「鬼公園に行きたい」と言うのでそこへ行く事で妻の溜飲を下げようとした。
鬼公園とは、このnoteでも何度か書いている大きくて遊具が充実している公園の通称で、別府の地獄にちなんで、鬼をモチーフにしている。
行ってみると実にたくさんの親子連れが遊んでいた。今まで見た事ないような盛況ぶりで、駐車場も待ちが出る程だった。キッチンカーまで来ていた。
そして偶然私の家の両隣の親子も来ていたので、妻が「ビンゴですね」とかよそ行きの顔と声で言っていた。子供たちは恰好の遊び相手が出来て、大喜びだった。
お隣さんたちとたくさん会話ができたことで、偶然とはいえ、妻の溜飲が下がって良かった。子供たちもたくさん体を動かした事で夜は早めにご就寝あそばされた。
長い長い3連休だった。お疲れ様でした。