ゴッドハンドを持つ妻(2024.03.21)
エンジンがなかなかかからなくなったマイカーのフィット。今は妻が乗っている。妻は職業柄狭いところを行かなくてはならないので、コンパクトな車の方が都合が良いのだ。
ここ1年くらいエンジンのかかりが悪かったフィット。一昨日などは100回くらい回してようやくかかったらしい。特に朝イチはかかりずらいとのこと。
昨日も買い物(温泉)へ行こうとしたところエンジンがかからず、本当に100回くらい回してようやくかかったので、かかった時は嬉しくて飛び上がらんばかりだった。
しかしさすがにこの状態を放置しておくわけにはいかなくなってきたので、車を点検に出そうと今朝は私がフィットに乗って仕事へ出かけようとしたのだが、やはりエンジンがなかなかかからない。
そこへさっき「行ってきます」を言ったばかりの妻が颯爽と現れてスタートボタンをプッシュ。見事一発でエンジンをかける事に成功した。私は思わず「かっけェ!」と叫んだ。
得意げな妻。「ボタンから視線を少し逸らして左下の方を押すといいんよ」と、嘘みたいな事を言うが、実際にかかったのだから本当なのかもしれない。
スロットの名人みたいに誇らしげに親指を見せびらかす妻に感謝しながら私は職場へ出かけた。