Cチーム ー両親への感謝ー

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 明けましておめでとうございます。スウェーデンに来ております山田です。クリスマスと新年はおうちでホストファミリーとお祝いしました。皆さんはいかが過ごされたでしょうか。ふと両親への感謝の思いがこみ上げてきたので綴ります。

 両親からこれやりなさいと強制されたことは記憶にない。いつも自分のやりたいようにやって、失敗しようがいつも寄り添って応援してくれた。高校までサッカー漬けの日々だったが、それも両親の支えなくしてはできなかった。

 母は、朝自分より早く起きてお弁当、そして冬場は電車やバスの運行が滞るから車で学校まで送迎もしてもらっていた。夜自分が帰宅したら夕食の準備をして待っていてくれた。ユニフォームの洗濯も毎日。父は、職場が駅近だったこともあってよく駅まで送迎してもらった。いつも週末の練習試合を見に来てくれた。自分が出場しなくても。

 チームには日本代表や北信越代表などそれぞれのカテゴリーで活躍する選手が多くいて、今考えても自分が同じチームに所属できていたのが不思議なくらいだ。公式戦に一度も出たことはない。自分はCチーム。ただスタンドで観戦しているだけ。情けない。

 週末の練習試合も自分は出場機会は少なかった。出場するとしても本当に最後の方。Aチームや上のカテゴリーからスタートするので、自分の番が回ってくるのが2時後になるなどはざらにあった。父は、たとえ寒い日であってもずっと自分の出場を待っていてくれた。

 チームメイトは試合に出場してサッカーを通して日々の成長を親御さんに示していた。輝かしいチームメイトと息子を応援する親御さん。それをただただ観ているじぶん。劣等感と常に向き合ってきた。惨めな自分を曝け出したくなくて、両親とサッカーの話はほとんどしなかった。次第と両親との会話も減っていった。全部が自分の防衛。弱さを隠すので精一杯だった。

 両親が一番くやしかっただろう。周りと同じような体験をさせて挙げられなかった。3年間、両親の支えに応えられなかった。申し訳ない。親孝行できなかった。ありがとうも言えずに。それでも自分が選んだ道を支えてくれた家族。恩返ししなければ。

あの時言えなかったけどありがとう。

早く親孝行したいな。成長した姿を見せるその日まで。

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Naoya Yamada
ストックホルム大学院で国際比較教育学を勉強しております!たくさんの方々と繋がりたいです。