暗闇仕留人の話
ここ数日、必殺熱が高まりて候
だもんでついむらむらしてきてしまって
昨日今日と「暗闇仕留人」の1話~5話を観たよ。
やっぱり面白い。
仕留人は必殺シリーズ第4作目で
石坂浩二演じる糸井貢が一応主役なんす。
皆さんおなじみの中村主水も出てるよ。
石屋の大吉(近藤洋介)さんの殺し技は心臓潰し。
殺しのシーンではレントゲン+オシロスコープで
心停止の様が描写されちゃいます。
この糸井・石屋・主水の3人が
実は義兄弟だったという
(結局あんまりいかされなかった)設定もあったり。
第1話 集まりて候 脚本:國弘威雄 監督:工藤栄一
第2話 試して候 脚本:村尾昭 監督:工藤栄一
第3話 売られて候 脚本:安倍徹郎 監督:蔵原惟繕
第4話 仕留て候 脚本:村尾昭 監督:松本明
第5話 追われて候 脚本:猪又憲吾 監督:田中徳三
前期必殺は脚本も良いのだけど、
演出陣がこれまたすごくてね。
そりゃアおもしろくなりますよという布陣。
あと、ちょっとしたことだけど
細かい余韻とかやたら巧い。
やばいくらいうまい。
これが後期必殺になると薄れてゆくんす。
そのかわりおなじみのパラパーっていうトランペットの
BGMをバックにした殺しの様式美が洗練されてゆくという。
あのパラパーってパターンの出発点は
第1作目の「必殺仕掛人」なんすけどね。実は。
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