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暗闇仕留人の話

2017.01.31 03:23(過去ブログから再録)

うつら人別帖より

ここ数日、必殺熱が高まりて候

だもんでついむらむらしてきてしまって

昨日今日と「暗闇仕留人」の1話~5話を観たよ。

やっぱり面白い。


仕留人は必殺シリーズ第4作目で

石坂浩二演じる糸井貢が一応主役なんす。

皆さんおなじみの中村主水も出てるよ。


石屋の大吉(近藤洋介)さんの殺し技は心臓潰し。

殺しのシーンではレントゲン+オシロスコープで

心停止の様が描写されちゃいます。


この糸井・石屋・主水の3人が

実は義兄弟だったという

(結局あんまりいかされなかった)設定もあったり。


  • 第1話 集まりて候 脚本:國弘威雄 監督:工藤栄一

  • 第2話 試して候 脚本:村尾昭 監督:工藤栄一

  • 第3話 売られて候 脚本:安倍徹郎 監督:蔵原惟繕

  • 第4話 仕留て候 脚本:村尾昭 監督:松本明

  • 第5話 追われて候 脚本:猪又憲吾 監督:田中徳三


前期必殺は脚本も良いのだけど、

演出陣がこれまたすごくてね。

そりゃアおもしろくなりますよという布陣。

あと、ちょっとしたことだけど

細かい余韻とかやたら巧い。

やばいくらいうまい。


これが後期必殺になると薄れてゆくんす。

そのかわりおなじみのパラパーっていうトランペットの

BGMをバックにした殺しの様式美が洗練されてゆくという。

あのパラパーってパターンの出発点は

第1作目の「必殺仕掛人」なんすけどね。実は。

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