死票に対する無関心

先月、参議院選挙がありましたが、私の投票した候補は僅差で敗れ、国会議員になることが出来ませんでした。

しかし、いつも思うことなのですが、小選挙区制というのは、どうにかならないものか、と思えてしまいます。

と言うのは、

落選した候補に投票した(若しくは、棄権した、投票に行かなかった)人の意見が反映されない仕組みというのは、如何なものかと思えますし、

特に今回の私の投票した人のように、僅差で敗れた等という場合は、極端な話、49%の人の声は反映されないのですか?、と思えますし、

そもそもの話として、自分の選挙区に、支持する政党の候補が立候補していないと、その段階で既に、自らの意見を表明する機会が奪われることになりますので。

インターネットがこれだけ普及している世の中、

インターネットで選挙活動、投票が出来るようにしてしまえば、こんなに小さな、過去の遺物のような選挙区に縛られる必要性は全くない訳で、少なくとも、一つの選挙区から5~10人の当選者が出るくらいの、もっと大きな単位に、選挙区を設定すべきではないかと思います。

勿論、そういうことが出来るのであれば、場所を前提としない、例えば、年齢別、性別といった選挙区という発想も出来るようになるのではないかと思えますし。

まあ、何にしても、毎回、毎回、自らの投票が死票となる、多数の人がいる中、死票をなるべく少なくするために何ができるか、という視点での議論がもっとなされるべきではないかと思えます。

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