【RtW2 プレイ日記】地中海を我らが海に【イタリア海軍】#1
全国46億人(おぼろげながら浮かんできた数字)の戦略ゲームファンの皆様ごきげんよう~
西日本を中心に記録的な大雨が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は地中海の覇者となるべく艦隊運営に勤しんでおります。
ということで今回はRtW2のイタリアプレイをやっていきます。
初AARなのでガバガバでもま、多少はね?
■ゲーム概要
まず、RtW2なんていうゲーム知らない!という視聴者兄貴姉貴たちのためにざっくり説明いたしますと、このゲームは1900年から1970年までの間、一国の海軍大臣となり艦船を1から設計、艦隊を運営し、海軍の歴史を紡いでいこう!という海軍好き必見のゲームであります。
もちろん他の国との戦争で、前弩級戦艦同士の激しい砲撃戦から超々弩級戦艦による迫力ある艦隊戦、空母機動艦隊同士の航空戦からミサイル巡洋艦による対空戦まで幅広く楽しめるものとなっております。
■ゲーム目標
さて、今回はイタリアプレイをやるわけですが、やるからにはやっぱり目標が欲しい!ということで、今回は『イタリアによる地中海制覇』を目標としてプレイをやっていきたいと思います。
ついでにローマ帝国も復活させます(させません)
地中海制覇と言いましても具体的にどいうことか説明しますと
まずこちらが開始時点での地中海のMAP(中央の灰色の四角の内側)です。
マップが見づらすぎる(拡大して見てね)
えーここに表示されている海軍旗はその地域を領有している国家をあらわしてるんですね~。そして戦争によって領土を奪うとそこが自国の国旗に置き換えられます。最終的にはこの国旗をすべてイタリア国旗にするのが目標ですね。その過程で仮想的となるのは主に、
・フランス
・イギリス
の2か国になります。
ええっ!イタリア海軍で英仏打倒を!?
――できらあ!
あと枠外ですがアドリア海のオーストリア帝国領も狙いに行きます(欲張り)。
上記の2か国はイタリア海軍よりも圧倒的に規模が大きく、ゲーム開始時点では到底かなう相手ではありません。ゲーム開始から70年の間に、イタリア海軍を立派に成長させこの2大国を打ち倒す必要があるわけであります。
こんな大層な目標を立てたわけですが、本当に達成できるんですかねこれと思っている方もいらっしゃると思います。というかプレイする私も約1年半のブランクがあるので正直達成できるかはわかりません。ガバガバじゃねえかお前(呆れ)
まあとにかくやれるとこまで全力は尽くすつもりです。というか70年もあればさすがに勝てるんじゃないですかね(楽観主義者)
ということで、よーいスタート!
■初期艦隊の設計
まずはゲーム開始時に持っている艦隊の設計からです。予算から足が出ないように計画的に設計しよう!
ということで出来ました!
『イタリア級戦艦』
まずは戦艦ですね。排水量15000トン、主砲12インチ連装砲2基4門と標準的な前弩級戦艦ですね。他国の戦艦を圧倒するために速力は20ノットとなっております。どうせ地中海から出ないのでRangeはShortです。他は7インチ副砲を14門と多めに入れておきました。これは格下相手に猛威を振るう予定です。記念すべき最初の戦艦なので名前に国を背負わせました。
『マルコ・ポーロ級装甲巡洋艦』
次に装甲巡洋艦です。こちらも速力を重視、副砲多めで戦艦と同じような感じですね
『マルサラ級防護巡洋艦』
防護巡洋艦ですが、正直防護巡洋艦でこだわるところとかないので割と適当です。ちなみに魚雷は4本積んどきました。魚雷は正義
『タービン級駆逐艦』
最後に駆逐艦です。この時代は500トンまでしか設計できないのでほとんどコルベットみたいなもんですね。魚雷中心の設計にしてみました。やっぱり魚雷は正義。当たり前だよなぁ?
はい、ということで初期艦隊は
イタリア級戦艦 1隻(建造中 1隻)
マルコ・ポーロ級装甲巡洋艦 2隻(建造中 2隻)
マルサラ級防護巡洋艦 2隻
タービン級駆逐艦 26隻 となりました。
主力艦少ない…少なくない?でも予算がなかったんです。シカタナイネ
ちなみに装甲巡の建造コスト見誤って収支は赤字になりました。ふざけんな!(声だけ迫真)
さてここでお知らせがあります。実はこのプレイはもともとAARにするつもりがなかったので次回の初めくらいまではSS少なめでお送りすることになります。本当に申し訳ない(無能博士)。
スクショもないので序盤はサクサク進めていきますよ~
■ゲーム開始直後の無能要求
これから栄光ある我が海軍の歴史が始まるんだ!と意気揚々とプレイを始めた数か月後(このゲームは1ターンで1か月ずつ進む)、わが親愛なる首相閣下は、ただでさえ赤字の我が海軍に、追加で防護巡12隻を建造せよとおっしゃられた。クソが。粘り強い交渉の結果、新規予算を出さない代わりに要求量を半分にしてやるということになったので、建造中の戦艦と装甲巡を停止して防護巡6隻を追加。もちろん収支は大赤字である。どうしてくれんのこれ?(憤慨)何か月か耐えたが首相はまだ確認しに来ない(確認イベントを挟むと要求が満たされたということでPresige(威信)が増え、それ以降は建造停止してもよい)。あと数か月で破産というところで一時的に建造を停止させて資金を溜めてからまた建造を再開しようとしたその時、わが親愛なる首相閣下はここぞとばかりに表れ「えw防護巡建造してないじゃん。君減給ね。あともう防護巡いらねえから(意訳)」と言い去り去っていった。あの野郎覚えてろよ。
ということで栄光ある我がイタリア海軍には空っぽの資金箱と不良在庫の防護巡だけが残されたのであった…(完)
まあ防護巡自体は船団護衛や沿岸襲撃で役に立ってくれるのでよしとしましょう。出鼻をくじかれましたがゲームはまだまだ序盤。これから巻き返していきましょう!
■第一次伊墺戦争
最初からイギリスやフランスに喧嘩なんて売れるわけがないのでまずは格下を殴って自信をつけます(人間のクズ)
標的となったのはこの国、「帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦」
国名が長くないか?
いわゆるオーストリア=ハンガリー二重帝国ですね~。そういえばこの正式名称にオーストリアの名前は入ってないんですよね。引っ掛け問題作れそう。実は1915年に「オーストリア諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦」と改称しているみたいなんですがまあ今は1902年とかなんで関係ないですね
ということでオーストリアの領海で勝手に演習したり捕まえたオーストリアのスパイを処刑したりして挑発していきます
そして1902年6月、度重なる挑発にしびれを切らしたオーストリア帝国はイタリア王国に宣戦を布告
はい、ここで初めてゲーム画面のスクショが出てきました。せっかくなのでここで画面の解説をします
まずこの部分は自国と各国との関係性を表しています。このグラフは緊張度を表していて、この棒が線を越えると戦争状態に入ります。
下のNoneとかHighとか書いてあるやつはその国に対する諜報費で、その下の + - ボタンで調整出来ます。諜報費を上げるとその国の技術を盗んだり建造中の艦船の情報を抜いたりできますが、その分諜報員が捕まるリスクも上がります。ポーカーみたいなもんですね。
あと他の部分はだいたい書いてある文字の通りです(早すぎる丸投げ)。
これ書いてて思ったんですけど、このゲームの詳しい解説を求める層がこんなガバガバAARを見るんですかね?でもRtW2のプレイ人口を考えるとこのAARを見る人間はプレイしてない人が多いだろうし解説はあったほうがいいのかも。まあそこら辺は見てくれる皆さんの反応を見ながら今後やっていこうと思います。
■はじめての海戦
ヒャッハー!戦争だー!ということですべての艦隊をActiveにして来たるオーストリア帝国海軍を迎え撃ちます
そして…
初出撃です。アドリア海での船団護衛任務にやってきました。輸送船を守るために戦艦2隻と装甲巡1隻が参加してますね。豪華。
ということで船団を破壊しに来た敵艦隊を迎え撃ちます。
敵の戦艦と装甲巡を見つけました。全然追いつきません。足はえーなオイ
反転してきたところを迎え撃つ。戦艦についてはこちらのほうが足が早いので何とか追い込みます。
馬鹿野郎お前俺は勝つぞ!
もはや直接乗り込んだほうがよさそうな距離での砲撃戦が続きます
重なってんじゃんアゼルバイジャン
えっどうなってんのこれ…?
やりました!オーストリア帝国海軍ズリニー級戦艦撃沈!!
そういえば、途中から本来の任務である船団ほっぽり出して戦ってましたね
輸送船襲われなくてよかった(小並感)
このゲーム、海戦中の艦隊が通った軌道が戦闘後に確認できるんですよね~
ぐっちゃぐちゃで草
最後の方は敵戦艦停止してたのでラムアタックの練習してたんですよね。5回ぐらい当てようとしたんですけど判定的に当たりませんでした。そのせいでそこらへんがめっちゃごちゃごちゃしてますね。
せっかくなので敵戦艦の情報も見ておきます
9インチ3門!?なんだこの主砲配置は…たまげたなあ
と思ってたらTwitterで情報をいただきました
はえ~そんな背景があるとは…
というかそこまで再現するならなんで品質-1にしたんですかね(呆れ)
なにはともあれ初海戦に勝利しました!
いや僕もう大いに満足ですね。このまま完全勝利を目指しましょう。
■初の敗北、終戦、戦後の反省
まあ見出しでネタバレしちゃったんですがこの後負けました(SSなし)
途中までは勝ってたんですけど、巡洋艦同士の戦闘で運悪く敵の魚雷に当たっちゃって装甲巡を一隻ロストしてしまいました…
接近しすぎには気を付けよう!(注意喚起)
初の王立海軍の敗北ということで国内には厭戦感情が巻き起こり、裏でやっていたダルマチア上陸作戦もあと一歩というところで、白紙講和を結ぶことになってしまいました。全体としては勝っていたので海軍的には継戦したかったのですが、あの首相も馬鹿野郎なので敵の口車と民衆の煽りに見事乗せられてみすみす講和してしまったようです。無念。
一見この戦争で得るものはなかったかのように思えます。しかし、わが海軍は幾度となく行われた海戦で多くの経験を得ました。これは次の戦争でも生かされていくでしょう。
そして同時に現状のイタリア海軍の弱みについても浮き彫りになりました。
まず浮かび上がってきた問題は艦隊の機動力です。戦闘において、敵艦隊を捕捉するも追いつくことができずに港に逃げられしまう、という場面が多く見受けられました。比較的速力を確保した戦艦についても、結局装甲巡以下の船には後れを取ってしまい有効打を与えられず、戦艦同士の殴り合いも最初の一回だけしか発生しなかったのでその速力が生かされることはありませんでした。(そもそもオーストリア海軍の戦艦も結構早かった)
■新型主力艦設計~速力は正義~
ということで以上の反省点を踏まえ新規艦を設計しました。
『フランチェスコ・フェルッチョ級装甲巡洋艦』
排水量14000トン、速力26ノット、主砲10インチ連装砲2基4門
装甲巡としては少し大型、そして速力は前級より4ノットも上昇しています。4ノット!うせやろ!?その上、副砲火力も増大していて、7インチ砲10門、4インチ砲12門を備えています。その分装甲は薄くなっていますが、同格以下には絶対負けない自信をもっております。巡洋戦艦の進化前みたいな船ですね。あと名前が言いづらい。
この船があればオーストリア海軍なんてひとひねりですよ。
就役まで約2年、楽しみだなあ。
■国際関係の変化は目まぐるしく…
第一次伊墺戦争からしばらくたったある日、フランスからの書簡が届きます そこにはフランスとイタリア間での同盟を打診する旨が書かれていました。フランスは仮想的、ですが今はオーストリアへのリベンジが目前です。将来的に対立することになっても今は手を結ぶことにしましょう。
そこからさらに数か月後、今度はアメリカから5か年の安全保障条約についての提案が出されました。
アメリカ!そうこれを待っていた!さすがにイタリア単独でイギリスやフランスを相手するのは厳しいと思っていたので他の強力な国と同盟する必要があると思っていたんですよ。その点アメリカは将来的にイギリスをもしのぐ海軍大国になります。この機会を逃す手はない。たった5年間ですがこの期間を大切にしてアメリカと仲良くなっておきましょう。
そしてなんと日本からも技術協定のお誘いが。いやイタリア人気すぎませんかね。急に人気出てくると怖い…怖くない?(陰キャ並みの感想)
そんなこんなで外交は盤石の体制に。その恩恵としてイタリアの技術研究もどんどん目覚ましい成果を上げています。
そして戦艦に砲塔式の副砲が載せられるようになりました。これにより、今までのケースメイト砲と比べて、射程、防御の面で大きく性能が向上します
ということで、前回の設計から1年経ちましたし新造艦を設計しました
『レパント級巡洋戦艦』
巡洋戦艦、そう!巡洋戦艦ですよ!ついに我が海軍に巡洋戦艦がやってきました。排水量も21000トンと今までより圧倒的にでかい。でかすぎんだろ… そして速力も28ノット!速い!速すぎる!その代わり装甲は意味わからんくらい薄くなりましたが速力があるので無問題です。こいつが就役すればオーストリア相手に大暴れすること間違いなしですよ!
ただこのレパント級によりまだ就役してないフランチェスコ・フェルッチョ級装甲巡洋艦が旧式化してしまいました。痛いですね…これは痛い…
ただこうした急速な技術革新による目まぐるしい世代交代もRtW2の醍醐味。これからどんどんより優れた技術が次々と表れて激動の時代になっていくので見とけよ見とけよ~
■国際緊張の高まり。そして・・・
1907年夏、アメリカとオーストリアの間で急速に緊張度が高まっていった。
――なんで何の接点もないアメリカとオーストリアで関係悪化する必要があるんですか(正当な疑問)ただ、この2国間の緊張の高まりは、アメリカと相互安全保障国である、そしてオーストリアの隣国であるイタリアにその行く末が大きくゆだねられることになったのは言うまでもない。
そして1907年某月某日・・・
次回、第二次伊墺戦争!!!
お楽しみに!
更新は三日後です(自分を追い込んでいくスタイル)
質問や要望があればコメントにお願いします
それではまた!
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