葵と桂で仕立てる月の姫さまに大歓喜する水の大寒期
前回もう何を書いたのかすら記憶の彼方に葬り去ってしまえるくらいにこの大寒期の京のお水がわっしょいわっしょい賑やかさんである
ミーハー力全開にして阿部智里さんの小説『玉依姫』さま所縁の京のお水を追いかけつつ 愛おしい京のお水を頂く際におでこにツンツンお水をハタいてみたらなんだか色々面白い物語が集まってくれちゃったので それならばちゃっかり習合というシステムに便乗して神話の神さまに集合していただいて頭の中開けっぴろげに妄想を展開している
発達しそびれたマイペース過ぎるワタクシのへっぽこ頭は時系列とかフィクション ノンフィクションは区別したがらないので何がなんだかな物語がむくむくしているが この大寒期に天はご親切に寒氣を引き止めてくれたので寒ければ足を伸ばさない場所まであっさり のこのこと出向くことが出来て 更に陰の季節のお月さまも なかなかお祭り氣分で楽しそうにガヤガヤしているので夜の頭の中は連日どんちゃん騒ぎである
お月さまとお水さんにグイグイ背中を押して貰って歩いて組んで頂いて記す
もう何がなんだかであるし ゆっくり誤字脱字を見返したり内容を確認する時間もままならないままここに持ってきたので写真やら内容の抜けや勘違いやらはもう後からどうにかすることにしたい
書きたいことはまだまだあるし 考えてみたい方向性もあるし 考察の真っ最中であるがなんだか どうやら今はここまでらしい
それでもたくさんのおかげさまを頂いて不思議でイビツな物語はワタクシの頭に都合の良いように動いていくみたいですぜ?
葵と桂の続きスタートである
大寒の水を追いかけて久しぶりに北白川天神宮にご挨拶に伺ったところ本殿前の提灯に葵を発見する
んんん?
少彦名さんの植物は乗り物であるガガイモのイメージであるが 船に乗って登場するとは
実は今回 京に到着して1番最初にお水を頂くために訪れたお神社さんが北野天満宮さんでそういえば北野天満宮さんの御旅所にお祀りされているのも少彦名さまであり 北野天満宮さんの御旅所となるより遥か昔 神楽岡と呼ばれる大きな森があってその鎮守として大巳貴命さまと一緒にお祀りされて来たんだとか
北野天満宮さんにご挨拶にするために御本殿に向かう際にどうにも氣になる摂社さんがあったことを思い出して調べてみると どうやら火雷神さまをお祀りする 火之御子社さんで北野天満宮さんが鎮座なさる以前から雨乞い・豊作の祈願を担当なさっていらっしゃるらしい
京の雷の神さま?
憧れの玉依姫さまを追うミーハーなのでもちろんすぐさま賀茂別雷さまが思い浮かぶ
火雷神さまをお祀りする京の神社さんを調べてみたところ長岡京市の角宮神社さんに辿り着く
火雷神さまを主祭神として玉依姫さまと賀茂建角身さままでご一緒なさっていらっしゃる
ん?角宮とは賀茂建角身さまのツノ?
上賀茂さん下鴨さんの“カモ”システムではなくて“ツノ”を採用したパターン?
惜しみなくセンスを醸し出していらっしゃる
Wikipediaさんによると『山城国風土記』
の賀茂神社縁起では 賀茂建角身命さまの子である玉依姫命さまは乙訓坐火雷神が化身した丹塗の矢によって懐妊し賀茂別雷命さまが生まれたと記されているらしい
はて?
乙訓坐火雷神さまの位置に在籍いらっしゃるのは日吉大社さん 松尾大社さんにいらっしゃる大山咋さんだったはずなので大山咋さんが乙訓坐火雷神さまとなる?
以前養生目線から少彦名さまを眺めてみた人生における腎精とお蛇さんのお話でオオクニヌシさんの腎精の盛んな時期に精虫を擬人化するお存在としての少彦名さまであるが
どうやら"坐す"とつくお神社さんは歴史的に古いものが多いらしい
"坐す"のつく京のお神社さんで思い浮かぶのが太秦の蚕ノ社 木嶋坐天照御魂神社さんである
元糺の森があって御手洗祭があって神紋に葵を掲げる古くから祈雨の神として信仰された神社さんであるらしい
夏の土用の京の御手洗祭があるのは下鴨神社さんと北野天満宮さんと木嶋坐天照御魂神社さんで 滋賀の御手洗祭は日吉大社さんの摂社さんの唐崎神社さん
『玉依姫』の物語の中で禁足地に連れられた主人公が俗世の穢れを洗い落とすよう勧められて禊をした場所が岩が真ん中にあって月を映し出す"みたらしの泉"である
以前参拝した伊賀國一宮の敢國神社さんにはお祀りされている少彦名さまが古代伊賀地方に住んでいた秦族が信仰する神であるとして紹介されている
火雷神さまと少彦名さまと葵の紋様に頭のなかのぐるぐる回路を繋げていただくと どうやら4つのお神社さんの御手洗祭は繋げて貰えそうである
火の氣の最も強くなる夏の土用にイメージされるのは もちろんウナギであろう
水剋火で反対の季節の丑から火の氣を抑制するがウシは農耕と濃厚な繋がりを持つ聖獣であるからウシを避けて水の中にいらっしゃる黒いウナギやウメ うどんなどの“う”のつく食べ物や五色の水の色“黒”の食材を摂ることで火の氣を抑えて貰う
逆に水を抑制するのが土で土剋水となる
この土にいるのがニンゲンであるのだからこの夏の土用に“肉”を摂ると土の氣を増し増しにして相乗により體の水をけちょんけちょんにしてしまいそうなので 夏の湿によって弱りやすい脾を味方してくれる梅は夏の土用の強い味方となってくれるであろう
火の氣の極まる夏の土用に清らかな水の湧く御手洗川に入って水剋火で暑邪火邪熱邪を祓うのが御手洗祭?火生土なので自然のチカラで強まる火を水で抑制しておけば土(ニンゲン)が強くなり過ぎて水を弱めてしまう可能性も回避できるのかもしれない
火生土なので火は土の母であるので夏の熱氣はニンゲンを勢いづけるエネルギーもであろう
ここで少し『よひとやむみな』の本から月とお水を
とのことである
月読神社さんがお祀りされているのはお水の湧き出る松尾大社さんの摂社さん
松尾大社さんも蚕ノ社さんも少彦名さまも秦さんと繋がっていて葵は恵みの水湧くお神社さんを教えてくれている
巳は身で水であるらしい
骨が豊かであることの大切さ教えてくれていたカラダの漢字"體"がいつのまにやら死体を表す漢字である体に大化してしまったらしいがどうやら日本語では“み”で充分であるらしい
その大部分を占める水で身が充実していることを“み”の音たったひとつに込めることができちゃうのである
少彦名さまが人生の腎精の盛りの時期を象徴して宿った主であるオオナムチさんの名は太古の森のあった神楽岡では大巳貴命で土地を守る守り神として祀られている
よく見かけるオオナムチさんのお名前表記が大己貴であるが 陰の湿った大地を表す十干 己(つちのと 土の弟)で大己貴でなく“巳”つまりお蛇さんになっている
己巳の日が60日に1回の金運最高デイなのは土生金でお土さんが金を生むエネルギーと巳であるお蛇さんの脱皮で成長する様子の掛け合わせの縁起であるらしい
少彦名さまが精虫で男性シンボルでそのイメージはお蛇さんとなっているが生殖能力として宿る先も大きく貴いお蛇さん オオナムチさんなのか
この巳の年に愛おしい水で身が充実すると真に通ずるという理(ことわり)つまりマツリとなるらしい
もうひとつ土用の頃の京に開く御手洗があった 八坂神社さんの御手洗井 土用の日にあんころもちと一緒にこの御手洗井の水を飲むと一年間病氣をしないという言い伝えもあるらしい
あんこに使われる小豆は梅雨時期の湿度によるむくみやだるさを追い払ってくれる救世主 余分な熱を冷まして毒素を排出してくれるので湿疹を祓ってもくれる 潤いも提供してくれるが湿度の高い季節には外の湿氣と結びついて湿を溜め込むのも得意なお砂糖は控えめにしてあんころもちを作りたい
祇園?
雷は稲の栄養に欠かせない窒素を雨水に流し込むような作用がある だから雷さまは稲の妻でイナヅマとも呼ばれている
夫ではなくて妻なの?
稲が生える 稲生(いななり)や稲産を意味する単語が稲荷であるらしい
倉稲魂神さま(ウカノミタマ)や豊受大神さまウケモチの神まをお祀りしていらっしゃるのが稲荷神社さんであろう
“ウカ”と“ウケ”の意味は食べることらしいウカの漢字に雨下があるのも面白い
ウカノミタマとは“稲に宿る靈”的に意味があるらしい
その妻であるのが雷さま?
吉野裕子先生のカミナリさまのお話に戻る
雷は易で"震為雷"で揺すぶり動かすエネルギーであるから五行(5つの巡るもの)のうち“木”にあたるらしい その雷さまが狙うのがニンゲンのヘソで“土”であるニンゲンのど真ん中(土は中央)だから木が剋するのは土だからカミナリさまはヘソを狙うと考えられているんだとか
カミナリさまが騒ぎ始めると昔は蚊帳を張ってその中で過ごしたらしい
その理由も金剋木で金属が木にあるカミナリさまに打ち勝つと考えて部屋の四隅の柱に頑丈な真鍮の輪のついた蚊帳を掛けてその中に潜りカミナリさまが入り込めないようにしていたとか
紙垂のモチーフにもなっているイナズマは天へと昇る白蛇さんにも見えるお話はオオヤマツミさまに回収していただこう
弁財天さま
弁財天さまの祭日は旧暦巳月巳の日で先ほど登場したウカは蛇の古語であるらしい
ここで季節を長期的に捉える三合が登場する
兆しが芽生え盛んになり 終わるが三合
"生まれた" "生きた" "死んだ"を表す“生”“旺”“墓”で先ほど登場した土用は土旺が訛ったもので土氣の盛んな時季を意味する 土は春の木 夏の火 秋の金 冬の水の生成を助けるものと考えられているんだとか
巳の出てくる“金” の三合では
「金は巳に生じ 酉にさかんに 丑に死す 三辰は皆金なり」
金氣が影響する金運や財運は巳で生まれるとされる為 巳の日の弁財天さまをお詣りしたり水周りのお掃除をすると良いと考えられているらしい
蛇皮のお財布や蛇の抜け殻をお財布に入れるなどもこの金の三合なのかもしれないんだとか
“み”は身で巳で水
相生にて金生水であるが水の三合はと云うと
「水は申に生じ 子にさかんに 辰に死す 三辰は皆水なり」
お水はサルが産むらしい
水と猿とは 水の正位“癸”を植物にして葵なのだから葵と猿で出発すると日吉大社さんに到着する氣がするが下鴨神社さんに寄り道してみると休憩処が“さるや”さんで申餅と葵の模様の入った器(みたらし祭の時に御神水を振る舞っていただける鴨のくぼて)でお茶をいただくことができる
お正月の猿回しは新年となる寅が出てくるのが火の三合で
「火は寅に生じ 午にさかんに 戌に死す 三辰は皆火なり」
火の始まりであるお正月に水の始まりにいる猿を舞わせて"大火の予防"と“日照降雨の調整”祈って来たらしい
とすると日吉大社のお猿さんは京都の鬼門である丑寅の方向 タプタプの水の宝庫である琵琶湖を望む滋賀から"大火の予防"を祈り“日照降雨の調整”をしてくれているのやも
『玉依姫』の物語で山神の側にお仕えするのが八咫烏と大猿である
更にウシトラは漢字で艮
易では艮為山で下の二陰を上の陽が抑えて“動かざること山のごとし" 山はどっしりとして動かず万物を止めている事を表す卦であるらしい
ウシトラの方角は艮で山であるから京のウシトラの山である比叡山が水と猿の居場所になっている?
ウシトラの表すものをお話にすると浦島太郎や金太郎になるらしい
八卦の艮は丑寅で“変化”で“山”“家”“箱”を意味するので浦島太郎の玉手箱や山奥で生まれた金太郎(金氣)が動物(金氣 申酉戌)と仲良く遊んで坂田金時として出世する(変化)の物語であるらしい
昔話は五行を学ぶ最高の教科書かもしれない
桃太郎も花咲爺さんも色とか動物とか観ると五行で読めるんだとか
なんで壬(水の兄)ではなく癸(水の弟)なのかと思ったら壬には海洋 大河と共に“洪水”をも表すのに対して癸は水滴や雨露の優しい恵みや潤いがイメージされるらしい
じゃあ壬生寺のある壬生は?と氣になり出したら玉依姫さんを見失いそうになるのでまた後日考えてみるとしよう
かぐや姫
水の神 月の神様を思うと どうしても頭の中に登場するのが かぐや姫さまである
ワタクシのくるくる頭で豊富な地下水に触れられる銭湯と竹林を繋いでくれているのはいつだって森見登美彦先生のお作品である
森見先生の描く銭湯が愛おしくて愛おしくて夏はどうしても銭湯に行きたいし 何故か京で竹林をみるとかぐや姫さまの名を思い出す
かぐや姫さまが登場する竹取物語は竹林に竹を採りに行った翁が光り輝く竹の中に3寸ほどの可愛らしい女の子を見つけて連れ帰って大切に大切に育てる 3か月ほどで妙齢になるほど急成長した姫の美しさは噂になり世の男性の憧れとなるも姿さえも拝むことができないため皆諦めて行った
最後まで諦めずに姫の元に通い続けた5人の男性から求婚されるも姫の出した難題に誰一人応えられない
そんな噂を耳にした帝が逢いたいと願うも姫は応じず帝は偶然を装ってかぐや姫を一瞬だけ覗いたところその美しさが類を見ないものであり この世の者でもない事を確信する
そこから帝は三年間かぐや姫と文通するも8月の満月が近づくとかぐや姫は悲しみに泣きながら翁に自分は月の都の存在であるため帰らなければならない事を告げる
遂にかぐや姫の元にお迎えの者がやって来た 姫は帝に宛てた手紙と歌に不死の薬を添え頭中将に預けるとすぐに 天の羽衣を着せられて月に昇ってしまう
つきの岩笠という人物を召して天に近い駿河國の日本で一番高い山でかぐや姫の手紙と不死の薬を燃やすよう命じる
その山は不死の山と名づけられその煙はずっと雲の中まで立ち昇っていたんだとさ
これがかぐや姫のワタクシフィルターで粗く濾されたあらすじである
この粗あらすじを書くことになる数日前に見た夢が"神宝十種"と書かれたお守りを見ているものである
十種の神宝 神宝神社さんがあるのは稲荷山なので伏見稲荷大社さんから伏見神宝神社さんへ
ずらりと並ぶ朱の鳥居を潜って奥の院を越えて更に進んで鳥居を外れ竹林を進んで神宝神社さんへ
稲荷山の山頂を拝めそうなスポットを発見したのでありがたく拝ませていただいたところその場所はどうやらかぐや姫さまゆかりの場所であるらしい
本殿の最も奥に建つ鳥居のお社は竹取物語の発祥地ともいわれている磐境さまのお社でタケノコ型の降臨神石が祀られているのだとか
頂いた御守りの袋にも満月を拝む?愛らしいかぐや姫さまが神宝神社さんの由来として描かれていらっしゃる
『玉依姫』の主人公さんの苗字が“葛野(かどの)”さんで山城国の葛野郡にあたる地域に松尾大社さんと月読神社さんと木嶋坐天照御魂神社さんがすっぽり収まっていらっしゃるらしい
因みに上賀茂神社さん 下鴨神社さんは愛宕郡(おたぎぐん)になるらしい
さてこのかぐや姫さまの物語の中で氣になるのが手紙を燃やすべく遣わされる“つきの岩笠”さんである
以前 いつもこのへっぽこ虚弱な體を助けて頂いている少彦名さまを追っていたら少彦名さまがどうやらお蛇さん的なお存在であると吉野裕子先生のご著書『蛇』に辿りついて その中で田んぼで稲を御守りしているカカシはその脚のない姿やお名前や被っている笠から稲を狙う鼠を獲ってくださるお蛇さんヤマカカシをモチーフにしたものであると知る
カカシの被る笠とは脱皮をするお蛇さんのカサカサ音であるんだとか
笠の漢字を分解すると"竹が立つ"竹が立ち並ぶ竹林に風を届けると生まれる音もまたカサカサであろう
カカシのカカもハハキのハハもカサカサのカサもお蛇さんで竹林に囲まれている伏見神宝神社さんから拝む稲荷山にいらっしゃるはウカノミタマさまでウカもまたお蛇さんの古語である
椿ヶ峰の御神水に逢いたくて訪れる大豊神社さんには少彦名さまの名前と共に狛蛇さまがいらっしゃる
実りの感謝のお祭りである新嘗祭(11月23日)に感謝のご挨拶に伺ったお神社さんが偶然にも丹生都比売神社さんでバスに乗り換えるため降りた駅の名は“笠田”稲をしっかり御守り頂いて来たであろう地名が愛おしい
高野山麓の標高四百五十メートルに広がる天野盆地にあって作家 白洲正子先生が名著『かくれ里』の中で天上の"高天原"にもたとえられ古くは天野原ともよばれた天野 そんな尊い地に鎮座していらっしゃる丹生都比売神社さん
丹が生まれる都?
丹生都比売神社さんのご由緒の説明をお借りします
あらゆる災厄を祓う丹の女神
丹生都比売大神のお名前にある「丹」とは、辰砂(朱砂)の鉱石より採取される赤い顔料をあらわします。古来この丹には魔を退ける力があるとされ、貴ばれてきました。現在でも、神社仏閣を赤く塗り(丹塗り)、お祝い事に赤を用いるのは、この丹に由来します。丹生都比売大神は、この丹をつかさどり、その力であらゆる災厄を祓う女神です。
また、辰砂からは水銀を精製することができます。水銀は鍍金や医薬として用いられましたが、液体状の金属という特異な形状から、不老不死をもたらし、卑金属を金へ変えると考えられ、洋の東西を問わず神秘的な力をもつとされてきました。この水銀も、丹生都比売大神がつかさどるものとされ、大神のご神威の神秘性を際立たせます。
魔をも退けられるのが丹であるらしい
山城国風土記と合流しよう
玉依姫命さまは乙訓坐火雷神が化身した丹塗の矢によって懐妊し賀茂別雷命さまが生まれたとされているので
魔をも退けられる丹塗りの矢となる雷さまとは何ともお強い とはいえ木氣にある雷さまは金氣で囲まれている蚊帳の中までは入ることはできないが 火雷神さまである 易を覗いてみたら火雷は噬盍(ぜいごう)噛み砕くチカラを持っていて行く先に邪魔があろうともそれを払い除けて進むことができる事を示す卦
その噬盍の火雷神が魔を祓い退ける丹まで味方につけて玉依姫さまが身籠るのであるからさぞかしお強いお子様が生まれるよう祈りが込められているのであろう
玉依姫さまが別雷大神さまを身籠られた場所が賀茂川の上流である瀬見の小川でお産みになった場所が御蔭山であるらしい
“御阿礼”とは神さまがお産まれになる事を意味していて上賀茂神社さんでは葵祭の前の5月12日に行われる神迎えのご神事なのだとか
どうやら亀岡にもう一箇所御蔭山がある 丹波国一宮のある出雲大神宮さんの磐座で国常立尊さまがお鎮まりになっていらっしゃるとこ ろが御蔭山であるらしい
ウカノミタマさんのところで登場した豊受大神さまを追うと丹後国の一宮 籠神社さんに辿り着く 出雲大神宮さんに湧き出る愛おしいお水も籠神社さんに湧き出る愛おしいお水も共に眞名井と名のつくお水である
事代主フィルター
『玉依姫』の中で玉依姫になる主人公が母になるために山神のところに向かうのだがその神さまが山神である理由を上手く見つけきれずに本を閉じたのだがコトシロヌシなる神さまを経由すると神さまの名はある程度変換可能であることに氣づく
先ほどの賀茂建角身さまが八咫烏でアジスキタカヒコネでコトシロヌシであるとイコールを引っ張れるが
同じくコトシロヌシであるとされている ゑびす様は神田明神さんでは少彦名さまである
事代主フィルターを経由するとカモタケツノミさまは少彦名さまにも変化できてしまいそうである
ここで沖浦和光さんの『瀬戸内の民俗誌』なる本のオオヤマツミノカミさまの解説によると黒潮に乗って三宅島に移りそこから伊豆半島南端の白浜に上陸したオオヤマツミさまは伊豆国一宮である三嶋大社さんにお祀りされているが
三嶋大社さんよりも創建が古く三宅島を正面に望みオオヤマツミさまが上陸したとされている白浜にある伊古奈比咩命神社さんはご祭神にオオヤマツミさまの妻でありコノハナサクヤヒメさまの母となるイコナヒメさまをお祀りしていらっしゃる
三嶋大社さんのご祭神はオオヤマツミさまとコトシロヌシさま二神であるとされているがどうやらそれは明治維新以降のことで国学に神秘的な神学体系を導入した平田篤胤の説によるものらしい
オオヤマツミさまとコトシロヌシさまを無理矢理イコールで結んでみるか上下に点々でも打って妄想を展開していきたい
無理矢理のイコールで結ばれたオオヤマツミさまと少彦名さまであるが少彦名さまを追いかけてお蛇さんに辿りついて仰天した和歌山旅で淡嶋神社さんの少彦名さまのお姿の前に男性シンボルが置かれていてその周りにカエルの置物がズラリと並んでいるのが少彦名さまが精虫の神格化でありそのエネルギーをイメージしたものが男性シンボルとお蛇さんであるらしいと吉野裕子先生の『蛇』に学ぶ
そこから以前男性シンボルをお見かけしたお神社さんが八重垣神社さんのオオヤマツミさまのお社であると思い出したが オロチやアシナヅチ テナヅチの"チ"や“ヅチ”もまたお蛇さんを表す音であることを知る
アシナヅチ テナヅチはオオヤマツミさまのお子様で同じくオオヤマツミさまのお子様であるとされる磐長姫さまもインドの蛇神さまであるナーガの音を持っているのでお蛇さんをお子様に持つならばオオヤマツミさまもお蛇さんであろうとなって男性シンボルに込める祈りの人生の腎精を大切にする養生のお話へと向かったのだが
どうやらどちらも正体がお蛇さんであるとすると先程のイコールから上下の点々を取り除けそうである
何てったってあらあらと呆れるほどに粗々なご都合妄想なのでニヤニヤできる方に進むしかない
ここでどうしてもかぐや姫の岩笠が氣になるので"つきの岩笠"さまをもう一度
帝が かぐや姫から貰った手紙と不二の薬を燃やすべく呼び出したのが つきの岩笠さまで岩笠さまに駿河国にある日本で1番高い山で手紙と薬を燃やして貰ったとされているが
ついつい物語の行方ばかりを追って居たのだが"つきの岩笠さま"とは直球ネームではなかろうか
月の岩笠
笠は音のルールからお蛇さんであるから岩で蛇となると磐長姫さまに等しい
となると岩笠は“つきの”であるからどうにも月読さんともご関係がありそう
その月の岩笠が不二の薬を燃やしたところが駿河国のフジの山
岩笠さまが山の神さまオオヤマツミさまの元に残ったとされる磐長姫さんならば日本に1番高い山にも容易にアクセス出来よう
事代主フィルターに戻ろうコトシロヌシさまの"ヒルコ"としての側面を観るならばホツマツタエが良かろう 今村聰夫先生の『はじめてのホツマツタヱ 天の巻』の東西の名と穂虫去るアヤより
5 7 5 7 5 7 この36文字にヒルコさまをご紹介頂ける
イサナギさまとイサナミさまの第一子としてお昼にお産まれになったヒルコさまであるがイサナギさまとイサナミさまのご年齢による厄が及ばぬよう“捨て子は育つ”という言い伝えに則ってヒルコさまを船に載せて“お捨て”になる
申し合わせによりヒルコさまをお拾いになった重臣のカナサキさまご夫婦はヒルコさまを大切に慈しみ育て ヒルコさまは幸福にスクスクと成長なさったんだとか
カナサキさまが後にワカヒメさまの教育のためにお建てになったのが広田宮(拾った)で現在も廣田神社さんと西宮神社さんとして西宮市に現存していらっしゃる
ホツマツタエの天の巻は日本人の體にあう食べ物なども紹介してくださっていて養生書として智慧をいただいてはふむふむしている
お昼にお産まれになった昼子さまをご両親の厄が及ばぬよう計画的に“お捨て”になってそのヒルコさまがワカヒメさまであり ワカヒメさまによって確立されたのが和歌の道であるらしい
事代主フィルターで蛭子 事代主 少彦名をイコールとしてきたけれど このフィルターを経由するならば ワカヒメさまもまた少彦名さまとイコールに出来てしまえそうである
全国にある“アワシマ”神社さんの総本社である淡嶋神社さんが和歌山にあるのもなんだかガッテンな氣もする
ヒルコさまでワカヒメさまであるイサナギさまとイサナミさまのお子様であるが 先程からお蛇さんの音である笠や丹やらを追いかけて到着する場所が丹生都比売神社さんである
丹生都比売神社さんの周辺ばかりに目を向けて来たけれどご祭神である丹生都比売大神さまの別名が稚日女尊 “ワカ”“ヒル”“メ”で ワカヒメさまであるヒルコさま登場となるであろう
ホツマツタエに戻るとワカヒメさまがカナサキさまに東西南北(キツサネ)の理由を尋ねて太陽の運行とお米の炊き方のお答えをいただいている
キツヲサネの方角からキツネの方角をいただいてみたい キツネなので東西北
カミナリの神さまである火雷さまは大山咋さまで松尾のお山は“ツ”の西側のお山
雷が妻となる稲の神さま稲荷のお山のあるのは“キ”の東側のお山
火雷さまのお子様である賀茂別雷さまがいらっしゃるのは京の北側の神山で“ネ”
キツネの方向のお山からお守りいただいているのが京の街であるらしい
いつの間にやら富士の山から和歌山に頭の中が飛んでいる もう一度『瀬戸内の民俗誌』に戻ろう
予章記?越智氏起源説話から『伊豆』『賀茂』『三島』を捉えると どうやら葛城山の賀茂氏→役小角→山城の賀茂氏→上下賀茂神社→瀬戸内の賀茂領→安芸の賀茂郡→伊豆賀茂郡→瀬戸内大三島の大山祇神社→三嶋大社と繋がっているらしい
役小角さんは葛城系賀茂氏のシャーマンで大峰山龍泉寺さんや天川弁財天社さんの開祖とされているんだとか
伊豆に流された役小角さんが賀茂氏とオオヤマツミさまを繋いでくれるらしい
貴船神社さんの中宮 結社にお祀りされていらっしゃるのは磐長姫さまであるが ニニギさんとのご縁の遠くなられた磐長姫さまが貴船の地に留まる事をお望みになったんだとか
オオヤマツミさまを京の都に探してみるとどうやらお名前を酒解神さまとして松尾大社さんから桂川を渡った梅宮大社さんにお祀りされているらしい
洪水を表す壬の方向から流れる川に桂の祈りをしている?
古代に氾濫を起こしがちであった川は秦さんの働きかけによって治水工事がなされてそこに土剋水の祈りを込めて土を2つも重ねた桂と云う漢字で水の暴走を抑える
さらに桂の地名の由来となった葛野(かつらの)の地名にも同じ祈りを込めて桂とした?
桂や嵐山など京の西側に多く見られる三宮神社さんでは玉依姫さま 大山咋さまと共に酒解神 オオヤマツミさまがお祀りされていらっしゃる
んー事代主フィルターを経由するとオオヤマツミさまは賀茂建角身さまに変身出来ちゃうとなると玉依姫さまのお父上をオオヤマツミさまに求めることも出来よう
となると玉依姫さまと磐長姫さまもご縁を結んで玉依姫さまの上陸なさった貴船の地が磐長姫さまがこの地に残りたいと仰る地である理由ができる
逆に日本一のお山である富士の湧き水がコンコンに湧き出る柿田川をお守りいただいているのが貴船神社さんであることも 玉依姫さまがお水の神さまの側面を持っていらっしゃることも 富士のお山を見上げる函南の地に火雷神社さんがあることも なんとなくほほーんと頷けそうである
あ、思い出した
内容はもうすっぽりであるが以前拝読した本のタイトルが『事代主の伊豆建国』谷日佐彦先生の本である
玉依姫とは靈の依る巫女のことなので『玉依姫』の物語の中には山神の母となる女性が時代と共にいらっしゃるのも何故八咫烏と大猿と山神が登場するのかもスッキリである
オオヤマツミさま
イザナギさまとイザナミさまの間にお産まれになったオオヤマツミさまであるがお名前から大山つ靈で大いなる山の神さまであられる
安田登さんの『日本人の身体』の中で説明を頂いている“身”
“ミ”の音が実の詰まった身で靈で 巳でもあり水でもある
貴船神社さんの御祭神さんの説明に古事記と日本書紀2つの神産みの物語をご紹介くださっている
古事記の物語
イザナミさまが火の神さまをお産みになった際に火処を火傷してお亡くなりになった事をイザナギさまは嘆き哀しみ やがて憎しみとなって十握剣で火の神さまを斬ってしまい その滴り落ちる血から生まれたのが闇龗さまであるとする物語
日本書紀の物語
イザナギさまが軻遇突智さまを斬り3つに分かれて 雷の神 さま大山祇神さま 高龗さまとなった物語
闇龗さまと 高龗さまがのご関係
とのことである
高龗さまと大山祇さまがどうにも近しいし さらっと記されているが一緒にお産まれになったもうひと柱の神さまが雷さまであることも氣になるポイントである
先ほどの紙垂のお話を回収したい イナヅマを模したとされる紙垂が天に昇る白蛇さんであるとなると賀茂別雷さまがお蛇さんであるとも考えられる
お蛇さんルートで賀茂別雷さまの家系図を遡ると事代主フィルターによっておじいさまである賀茂建角身さんがお蛇さんであるオオヤマツミさまに変身出来るのですんなりとお蛇さん系図が成立する
逆に考えるとお孫さんである賀茂別雷さまが雷属性であるならば(お父様である大山咋さんの火雷神要素は一度完全にスルーして)お母さまである玉依姫さまの家系の方にも雷さま的な要素がある可能性もありそう
日本書紀の物語の軻遇突智さんから生まれたとされる三柱の神さまが性質上 三柱に分けられていて実際には一柱の神さまであるとしたら?
お水(高龗さま)と雷とお山の神(大山祇さま)さまでお蛇さん要素(大山祇さま)を持つ一柱はお孫さんである賀茂別雷さまから雷要素を遡ることができれば成立する
貴船神社さんのご祭神さんが高龗さまと磐長姫さまである違和感が大山祇さまと磐長姫さまの親子となってすんなり解消できる
大山祇さまのお名前の意味が大山の靈であったが“祇”を冠した地名が京の東の園にあったはずである
祇園
夏の土用の期間を含む7月の1カ月丸ごと京の街をお祭りに包み込んでくださるのは八坂神社さんの祇園祭であるが八坂神社さんは神仏習合で牛頭天王のイメージが強めであるけれど どうやら創祀は平安京遷都以前まで遡るらしい
祇園さんのお話は後ほど和歌で回収出来よう
『玉依姫』の八咫烏の長の名が“奈月彦” 八咫烏が月を纏っている
月読神社さんがあるあたりの地名が桂であるのはどうやら『西陽雑俎』の月桂の古事から来ているらしい
この物語にでてくる月の桂は桂花の方でキンモクセイとかギンモクセイとかの木犀らしい
確かに黄色くもあり白かったりオレンジっぽかったりもする月の色がイメージしやすい
天の神様を怒らせてしまった罰として月に生えている木犀のたいそう大きな樹を倒すよう命じられた男が斧を入れても入れても傷が入るもののすぐに消えてしまうらしい
そもそも男は怠け者であったので頑張ってみたり頑張らなかったりを繰り返す その頑張りようがどうやら月の満ち欠けに反映されているらしい 男が怠け癖を捨てずに生きてくれているから現代の我々の頭上にも月があり続けてくれているのかもしれないと思うと怠け癖も悪くないし月の満ち欠けを魅せ続けてくれるのだからもう愛おしすぎる
土と月を桂に見たけれど土と月をニンゲンに見よう
ニンゲンの體もうこの"體"一文字でも一目瞭然であるがお月様がいらっしゃる
『よひとやむみな』註3をお借りしたい
"人間の基はその頃の地球のお土から作った"
ニンゲンさんは五行の土にあって火(靈)によって生み出される
同じく『よひとやむみな』の日の出の巻 通基の世では
と教えてくださっている
ニンゲンの體を表す漢字はひたすらお土さんから作られたとされる肉に月をご招待している
ここでお土さんのスペシャリスト藤井一至先生の『土と生命の46億年史』のはじめにをお借りしたい
お土さんのスペシャリストである藤井先生がはじめに出してくださるお話もまた人がお土さんによって作られたとされるギリシャ神話なのである
さてお土さんで作られているニンゲンの體の70%がお水であると言われているが五行で土を産むのは火生土で火である
もう一度『よひとやむみな』を
火水を組んで人であるし火水はカミとも読めるらしい
そろそろ陽位にあって熱が上りやすいくるくる頭は火が噴きそうである
氣分転換に易に寄り道しよう
地水師 お互いに必要とする関係らしい
砂遊びを妄想してみる
サラサラのお土さんだけをどれだけ捏ねても固まらない 適量のお水さんがあって初めてヒトガタに整形できる
水が多すぎれば泥水シャバシャバである
あせっかくだから夏の土用 湿の季節の體の中の水を泥水シャバシャバ泥水ドロドロにも寄り道しちゃおう 體の泥水ドロドロを作ってくれちゃうのが"湿" 触るとベタベタギトギトするもの 脂っこいもの 甘いもの 味の濃いもの 乳製品などなどは湿の製造が大得意な湿のスペシャリスト 體の中で生まれた湿は湿疹やアトピーを製造したり外の湿と手を組んで梅雨時期の不調生成に勤しんでくれちゃうので まずは湿の時期だけでも體内除湿を意識したい
泥水吸って泥臭く生きていく
ホツマツタエの音キツヲサネで月は西東でツキ
草が楽しくなって薬だから薬草の月桂樹にも寄り道したい 葉と実は生薬名で月桂葉と月桂実で葉はカレーやシチューを美味しくしてくれる魔法の葉っぱ ローレルでその芳香は氣の巡りをよくしてストレスさんと闘ってくれたり胃を元氣づけてくれたりするらしい
松尾大社さんの摂社である月読神社さんは松尾大社さんよりも桂寄りの山の麓?東から昇る月が良く見えそうな場所に在る
思いついた事を思いついた順に連ねているのですっかり迷子であるが『伊予国風土記』によるとオオヤマツミの神さまは和多志大神と称し百済国から来て摂津国の御島に鎮座したんだとか
"和多志"は"渡し"であり航海神として大切にお祀りされてきたらしい
摂津国の三島 高槻市の三島鴨神社さんのご祭神さんはオオヤマツミの神さまと事代主さま
京にもいらっしゃる
馬町あたりの坂をのぼったところに三嶋神社さんと滝尾神社さんの奥に三嶋神社祈願所にどうやら三島鴨神社さんから分祀していらっしゃるんだとか
どちらも神使の鰻さんがひときわ存在感をぬらぬらに放っていらっしゃる
古来から"巳蛇(ミヅチ)"は神使として祀られてきたらしいが その中で「水蛇」とも云われた「牟奈岐(むなぎ)」がウナギの語源となったのだとか
“精”がつく栄養豊富なうなぎを食べると邪を退けることができるとされるウナギさんを夏の土用に頂いて水剋火で火邪を抑えて火生土なので土用の湿を生む火を弱らせて湿による陰邪を祓う祈りも出来よう
お蛇さんに男性シンボルを重ね子宝を祈願をするお話は少彦名さまのところに登場したが水蛇であるウナギさんにも同じ祈りができるらしい
事代主フィルターでオオヤマツミさまと少彦名さまに改めてイコール線を引けるであろう
そして事代主フィルターで賀茂建角身さんにも 『玉依姫』の主人公の名に"志"の
文字が入っている理由も
靈の依る巫女としての玉依姫さま
もう素晴らしいタイミングで偶然拝見したFloating Storiesさんの巫女考のお動画の内容がまさにまさにドンピシャだったで 内容の一部を拝借して巫女を担いでいきたい
口寄せ巫女の姿が描かれている小説が当時の農村の様子を写実的描いた長塚節先生の『土』(1912年)
何ともタイトルからして香ばしい
その前に"口寄せ"とはなんぞやであるがどうやら生きているニンゲンの無くなったお方の靈や神靈にアクセスして そのお方の想いを伝えることであるらしい 巫女さま自ら神懸るケースや第三者に靈媒になって貰うパターンも存在するらしい
口寄せ巫女さまはそれぞれ呪力の根源となる手箱を持っていて口寄せを行うために笹を必要としたらしい
呪力の根源となる手箱の中は他に人には見せてはならないとされていたようであるが民俗学者堀一郎先生が偶然箱の中身を見てしまった人の報告をまとめたところ 仏像や動物の骨など呪術的なものや雛人形や藁人形 案山子などの人形的なものがあったらしい
氣になるポイントがポトポトしているがまずは箱から観察したい
箱とは八卦の艮で丑寅で山や家と同様に変化を表すもので代表的な物語として玉手箱を開けてお爺さんに“変化”してしまった物語が浦島太郎であったが ここでも神靈などの靈に一時的に憑依という変化を必要とする口寄せを行う巫女さまにも玉手箱が必要なのかもしれない
箱の中身でどうにも氣になったのが雛人形 藁人形 案山子である 人形供養が行われていお神社さんとして有名なのが淡嶋神社さんである 案山子とお蛇さんと少彦名さまと男性シンボルのイメージ変化の物語はこれまで何度も登場してきた通りである ここにも何だか変化の繋がりがありそうである
かぐや姫さんの名に遭遇した伏見神宝神社さんであったが お神社さんは竹林に囲まれていて神宝神社さんのあるあたりの稲荷のお山は秦さんのお祀り そして少彦名さまもまた敢國神社さんでは秦さんのお祀りして来た神さまであるとされている
それにしても笹の葉サラサラな竹冠のつく笹と竹の違いとはなんぞやである
どうやら竹も笹もイネ科タケ亜科のお植物さんで竹は成長すると皮が落ちてツルツルになるのに比べて笹は皮を纏ったまま伸びて行くんだとか
この世のものではない美しい姿に成長して行く変化の物語の側面のある竹取物語であるがその所縁の神宝神社さんで頂いて来た御守りが“箱”に入っているのである
巫女さまが口寄せをする為に笹を要求する場面が小説『土』に描かれているんだとか
柳田國男の『巫女考』によると 能の「狂女」は狂い笹と呼ばれる笹を役者が手にすることで放心状態が演出されるらしい
能もまた元祖が秦河勝と言われているように笹にも秦さんのご縁がありそうである
笹は神が舞い降りる依代で神聖な植物であると考えられているんだとか
釜で熱々に沸かした熱湯を巫女さまが笹の葉で混ぜ その笹の葉を振り振りして飛び散る雫を浴びる湯立て神事
五穀豊穣 無病息災 吉凶占いなどの祈りや占いの意味が込められているらしい
無病息災方向に想像してみると體の機能“腎”が體を温める腎陽と體を潤す腎陰の関係は竈門の火と鍋の水の様子に例えられる
火と水のバランスが程よく鍋の水が熱せられている状態に體の陰陽バランスを整えていく
湯立て神事の湯は釜に入った水を火で沸かす 火と水組み組みて火水(カミ)である
火を生み出すのは木生火で竈門に薪をくべて火を焚くこの焚くの漢字で木と火の関係が分かるように漢字を作った昔の方が設計してくださっている
釜は金の父であるらしい 父子の関係が火剋金で火が金を抑制する 火が強すぎれば金属は溶けてしまうから 水剋火で火を抑制する水を釜の中に入れてこそバランスが取れる事まで読み取れるようになっている?
陰陽五行経由の漢字は謎解きゲームでワクワクである
このまま笹に戻るとかつて巫女が笹の葉で自分の體を打つ事で託宣する状態になろうとしたため巫女は“ササハタキ”とも呼ばれたとか
笹とは木である 木火土金水 こう並べると分かれているように見えるが 水をスタートにすると 水木火土金 だから 水が木を生み木が火を生んでいるのがわかりやすくなる 水と火が組み組みてカミになるのだから間にある木(笹)は神さまがすんなり降臨する為のハシゴになっているとも考えられそうである
巫女さまは笹で自身をペチペチ叩いてハシゴに変身している?
柳田國男さんはこのトランス状態になるのは神の領分に属していて誰しもがなれる訳ではないと考えていたらしい
水生木生火の法則を用いることが出来るようになれば誰でも神懸かり出来るようになれそうである
ただし相生の矢印に結ばれているので 水が身で火が靈(魂)であるから體の中にある水が整って初めて神と共に居られる魂になれる?
體の水の生成をみると脾が食べもの飲み物から氣血水を生成して 肺がその水の分配をして肌表面の水バリアに活用するか腎へと降ろす 腎がその水を再利用するか膀胱へ送ってお別れするか最終ジャッジをくだす
『よひとやむみな』の本の入り口にこうある
"ここでは、天明に書かせた神示の中から、主に身魂磨きについて伝える"
岡本天明さんの日月神示の中の身魂磨きの部分を現代バージョンにアップデートして伝えてくださっている書であるらしい
因みに清め祓いの部分はまた他のお役の方に降りていらっしゃるんだとか
『身魂の洗濯』によると 身魂は「身」と「魂」とひとつになっているもので神の心を持った人間は身と魂の分け隔てはなく 身体は魂であり 魂は身体で身魂の洗濯には身体の洗濯と心の洗濯ともに必要であるとか
水木火土金 脾肺腎肝心に観るとなんだかなるほどである
それにしても『よひとやむみな』の穂乃子さまの語尾が“じゃ”と“ぞ”なので どうしても頭の中で千鳥さんご両人の声で再生されてしまう故に この身魂磨きの書を開く度にニヤニヤしてしまうワタクシである
笑いとは祓いで體の熱を上げて陰の邪を祓ってくれる最高の養生で呪術であろう
天岩戸に引き篭もったアマテラスさまでさえも岩戸の向こう側の大爆笑の誘惑に勝てなかったようであるし
ウジウジ ジメジメする脾の湿を 冷えや寒さによってダメージを受ける生命エネルギーをストックする腎に超特急で熱を贈って邪を祓ってくれるのが笑いなのであろう
脾にジメジメ ウジウジを連れてくるのが得意な脂っこいもの 乳製品 ナマモノ 甘いものを身近な食べ物からとびっきりの非日常を彩る贅沢へと昇格していただいちゃうと かつてのように巫女さまが多くいらっしゃった世が出来るのかもしれない
ぐるりと海に守られている日本の湿は相当強烈である 體の中に湿のジメジメがあると自然界の湿 梅雨の湿やどんより天氣の湿をすんなり體内へとご招待してむくみや吐き氣や関節痛などに暗躍させてしまうが 程よく潤っている状態ならば梅雨の時季は自然の保湿に任せておけばパックの時間も美容液を染み込ませる時間も短縮できよう
體の火水バランスが整う状態とは水同様に潤いを担当している血もまた整っている状態であろう 血の生成は食べ物 飲み物から脾が氣血水を生成して 心が血を分配して肝が血をストックする
血が足りていない場合 心がどれだけ頑張っても心から遠く離れた手先や膝下 重力に抗わなければならない部分で遠い 目から上には血が配達されにくい
手先ガサガサや爪のトラブル ささくれ スネの粉吹き 目の疲れやトラブルなどなどが巻き起こる 酷い貧血となれば倒れることもあろう
意識を失うことを“失神”と呼ぶのだから意識を失わなければ神は體の中にいてくれる?
五行が木火土金水で対応する五臓が肝心脾肺腎だから神明(意識)を司る心は火
頭がどんよりせずにシャキッとできていれば失神して體から神を失うこともあるまい 五臓のエネルギーがスルスルと上手く循環していれば體の火水が充実して神懸かりを意識せずとも神と共に居られる状態となると考えられよう
頭シャキッとから外れている状態に“認知症”
もあげられるとすると體の中の火水のバランスや巡りが大いに乱れた結果とも言えよう
火水の巡りに守られている幸運な今 口の中にお迎えしている食べ物や飲み物が不自然で濁り滞りの體内の泥水生成に関わるものかどうか お迎えしたタベモノの原材料に正体のよくわからない漢字や英数字 カタカナを招待していないか探してみることからはじめてみたい
心の主る神明を手放して失神してしまうと口へと自然を招待することさえ自身の手から離して自身の神を失うのだから愛おしい自身の神とずっと仲良く暮らしたいとなると體内にお迎えする飲食物もひたすら愛おしいものであって欲しい
笹から離れ過ぎた
お神社さんで笹に出逢えるお祭りは1月と11月
言わずもがな "商売繁盛 笹もってこい♪"のえべっさんと虎の張り子がついた五葉笹をお迎えすると巫女さまが鈴を振って家内安全 無病息災を祈念してくださる少彦名神社さんのお祭り神農さん
えべっさんも少彦名さんも事代主フィルターでイコールで少彦名さんをお祭りするのはご存知の秦さんで どうやら同じ流れのなかで頭の中がぐるぐる回っている 京の街でえべっさんは祇園の街にいらっしゃる
一年間の大阪のお祭りの初めと終わりに笹の葉サラサラしているらしい
笹の葉といえばサラサラである七夕をすっかり忘れていた
大阪の七夕で有名なお神社さんとなるともうここはドストレートにハタモノ神社さん 漢字は機物となって場所は交野市である
神社の名称は"秦者"の人たちが祀る社という"ハタモノの社"から後に七夕伝説と結び付けられて"秦"は機織りの"機"になり現在の機物神社となったらしい
5~6世紀頃 秦氏に代表される交易商人によって組織された養蚕布織の技術を持った民の一部の集団が渡来して東部産地の麓に定住した時といわれているんだとか
宗像 熊野 白山 八幡 諏訪の名のついたお神社さんが日本全国に見られる理由はこれらの神がいずれも託宣神であると延喜式に記されていて
日本の代表的な神社と比べてその数が数十百倍もの大小の祠が各地に見られるのは巫女が漂泊しながら信仰を各地へ伝えていったからだと柳田國男さんは考えたらしい
民俗学者の山路興造さんによると信仰の伝播の契機を国家や荘園領主側の負担によって神社経営がなされていた時代の崩壊を指摘して神社経営を維持するために信仰圏を広げる必要性があり巫女をはじめとする神社の下部組織に属する人々が各地に広がって行ったとしているらしい
『巫女考』では箱に入れて背負っていた神仏の像が突然重くなったためその地に留まり社殿を建てた伝承を 行き先決定の要因のひとつに挙げていて神が氣にいった土地が見つかるまで漂わなければならなかったようである
神が氣に居る土地探し放浪した有名な姫は倭姫さまであろう 倭姫命さまが伊勢の地に辿り着くまでに天照大神さまのご神體である八咫鏡が到着した場所が“元伊勢”と呼ばれる地であるらしい
元伊勢は前に登場した奥宮に真名井神社のある丹後国一宮である籠神社さんが有名であろう
倭姫さまが甲可日雲宮に皇大神宮の神靈を奉斎するべく禊をした場所が瀧樹神社さんで配祀神にオオヤマツミさまと事代主さま 宇賀魂神さまが並んでいらっしゃる
寄り道ばかり繰り返しているので何のことやら状態になってきているが小説『玉依姫』がどうにも氣になるので色々な妄想を展開している真っ最中なのである
この『玉依姫』の舞台が山内村(さんだいむら)で禁門の向こうに広がるのが八咫烏の住む山内(やまうち)であるらしい
山内の地名にも出逢えちゃったのである倭姫さまが禊をしたとされる瀧樹神社さんのあるあたりが現在の甲賀市土山町のあたりで合併前は山内村(やまのうちむら)であったらしい
山を挟んであっちとこっち?となると?
京都の山之内にあるのが山王神社さんで創建不詳とされながらも近江坂本の日吉山王大神をして その地名を"山ノ内"としたとされている
ご祭神はもちろん大山咋さん 玉依姫さま オオナムチさん
境内には赤山神社さん
天台宗の慈覚大師さまが山東省赤山にある山神 福寿の神 泰山府君に祈念されたのちに天台宗の守護神方除けの神として勧請されたのが始まりであるとされている
山神さんとは福寿の神 泰山府君さんでいらっしゃる?
泰山府君さんのお名前を拝見したのは富士のお山の麓 富士吉田市である
山神である泰山府君さんは富士のお山をも鬼門の方向からお守りくださっているらしい
詳しいことはちんぷんかんぷんであるが秦さんも賀茂さんも陰陽道に通じていらっしゃるお名前であるようで 吉野裕子先生の『カミナリさまは、なぜヘソを狙うのか?』に見て来たように 秦さんと賀茂さんが現代にまで通じるたくさんの守りの祈りを生活の中 "当たり前"の習慣にまで何重にも張り巡られてくださって来たらしい
うううう 秦さん 賀茂さん改めまして ありがとう
もう少し信仰拡大のための巫女の漂泊を追いかけたい 民俗学者 谷川健一先生によると巫女が漂泊するのは神に従うからで自分から好き好んで歩いている訳ではない と
そのイメージは倭姫さまの漂泊と元伊勢と名のつく地名がわかりやすく教えてくれているだろう
口寄せ巫女は定住パターンやグループ漂泊パターン 夫を持ち漂泊するパターンなどさまざまであったようである
神を降ろす男女の組み合わせは古事記における神功皇后と武内宿禰のように神託を受ける巫女と 解釈を伝える“審神者”の男性で 審神者の男性には僧や山伏 神主 陰陽師 がいたらしい
僧ではない信心者である山伏や法師を“比丘”と呼んで 妻である巫女を“比丘尼”と呼んだらしい
熊野権化の護符を配布して信仰を伝える“熊野比丘尼”は曼荼羅図の解説をして“絵とき比丘尼”と呼ばれたり 流行歌を歌い歩き“歌比丘尼”と呼ばれたり 時には春をひさぐこともあったらしい
"熊野"は和歌山に熊野本宮大社 出雲国一宮に熊野大社さん
八咫烏さんはアジスキタカヒコネさんで賀茂建角身さんで事代主さんで賀茂氏の大移動はオオヤマツミさまのところで見てきた通り
伊賀古夜姫
玉依姫さまのお母さまで賀茂建角身さまの奥さまであられる伊賀古夜姫さまについてあまり存じ上げていなかったので少しばかり調べてみる
どうやら桂川を遡って京のお隣の亀岡市 宮川神社さんにお祀りされているらしい
『山城国風土記』逸文によると
"久我国(こがのくに)の北の山基(やまもと)に定り坐しき。その尓時より、名づけて賀茂と曰へり"と
ライフストーリーマガジンHAS Magazineさんの『京都・宮川神社と亡き姫の物語』記事によると
丹波という豊かな土地に暮らす一族の族長の娘さんが伊可古夜姫さまであるらしい
丹波国一宮 出雲大神宮さんがあるように丹波国は出雲族出身の方々が拓いた土地で古くから稲作が盛んに行われていて収穫期には赤米と呼ばれる赤褐色の稲穂が波のように揺れていた風景が丹波の由来となったとも言われていて現代では“古代米”として知られている赤米は縄文時代に日本に最初に伝わった稲の一種なんだとか
亀岡盆地が稲がたわわに実る肥沃な大地になるまでの物語が出雲大神宮さんに残されているらしい
太古の昔 亀岡盆地はどうやら大蛇の棲む丹色の湖で亀岡盆地のとある山に降臨した出雲の八柱の神々が一艘の木船に乗ってやってきて
現在の保津峡にあたる峡谷を鍬や鋤を用いて開削して水を流したため亀岡盆地は肥沃な大地になったと語られいるんだとか
木船?灌漑工事?
なんだかワクワクする単語に出逢えている氣がする
暴れ川である桂川の灌漑工事をしてくださったのは桂と葵に川の暴走をしないよう願いを込めてくださった秦さんで 黄船が到着したところも葵と桂の祈りが込められている
賀茂建角身さんがアジスキタカヒコネさんで元々 出雲を出発していたならば 丹波の出雲族がどんなルートで亀岡盆地に辿り着いたのかとか時代や時系列はワタクシの頭にはお手上げであるが丹波に辿り着いた出雲族出身の伊可古夜姫さまとのご結婚はなんだかおめでたいような?
下鴨神社さんにスサノヲさんをお祀りする出雲井於神社(いずもいのへのじんじゃ)さんの説明を拝借したい
となると山陰道から移動してきた出雲地方出身者たちが住みついて形成した郷である亀岡盆地の出雲族さんと八咫烏として移動して来たグループが合流できたと考えられる?
賀茂の音を探しに行こう
出雲国 現在の松江市にあってイザナギさんイザナミさんをお祀りしているとされる神魂神社さんの読み方が“かもす”で出雲国の風土記では神魂命をお祀りしているとも考えられるらしい 神魂命さんとは神産巣日(カミムスヒ)さんであるらしい
カミムスヒさまのお子様が少彦名さまであると言われている
縁結びで有名な下鴨神社さんの相生社さんのご祭神さまが神産巣日さまであるのだから神さまcome comeである
さて 寒の水をも追いかけている大寒であるが出雲大神宮さんの真名井の泉のところに 水の結晶の美しさを写真に写し出すことを可能にしてくださった江本勝さんのオフィス マサル・エモトさんが真名井の泉のお水の結晶を撮影してくださった写真が飾られている
キラキラの六角形が美しくて美しくて正六角形が登場してくれるのは澄みきった綺麗なお水である証拠であるらしい
江本勝さんのご著書『水は答えを知っている』にはたくさんの美しいお水の結晶のお写真とほんわかワードを贈ったお水の結晶やお水を色んな言語で罵ってみた実験結果の結晶がはっきり姿を表してくれている
この素敵なお写真本に出逢ってから愛おしいお水に逢いに行く時は護美袋さんに相棒をお願いして 愛してるぜベイベーな魔法がコモるようお水さんにお喋りしながらお水をいただいている
キラキラなおをお迎えしたら黒い腹もクリアになりそうじゃないかと期待している
目指すは真ん中あたりの中庸である
もう一箇所京に天眞名井がある
その場所は女人守護で有名な市比賣神社さんで宗像三女神さんと神大市比売さま そして下照姫さまをお祀りしている
神大市比売さまは大山祇さまの娘さんで大年さまのお母さまであるから大山咋さまのお祖母様でって何故か賀茂別雷さまのお母さまの家系図からもお父さまの家系からも大山祇さまに辿りつけてしまえる迷路が出来上がっている
神話のロマンここにあり
玉依姫トリックに切り込んでみたい 『玉依姫』の小説にあるように玉依姫は靈の依り憑く巫女さまのことである
賀茂建角身さん周辺の家系図の中でお名前を持たないのは賀茂建角身さまの娘さんとされている玉依姫さまのみである
家系図の拡大引き伸ばしが得意な記紀であるから引き伸ばしを適用していると仮定してキュッと圧縮出来そうな神さまのお名前を探してみる
桂川の西側 松尾大社さんのお酒の神様である大山咋さまは火雷神さまに変身が可能である
対して桂川の東側 梅宮大社さんにお酒の神さまとして酒解神さまと何故かお名前を伏せてお祀りされているのが大山祇さまである
桂の地に多い三ノ宮神社さんのご祭神を捜索してみる
樫原三ノ宮神社さんのご祭神さんが素戔嗚尊 酒解神 大山咋神(山の神)の三神である
三之宮神社さんのご祭神さんが酒解神 大山咋神 玉依姫神の三神である
大山咋さんが山の神で大山祇さんが酒解神で両者共に同じ性質を持っていらっしゃるうえにお名前の漢字が一文字違うとならば入れ替わりも出来よう
貴船神社のご祭神がひと柱であったならの仮定を再び引き出せば大山祇さまが雷神であると考えられるので大山咋さまが火雷神さまであることにぴったり一致する
事代主フィルターばかりに夢中になっていたけれど山神フィルターもどうやら稼働しているらしい
家系図はだいぶコンパクトになるであろう
玉依姫になれる巫女は?
大歳さまは何処に?
下照姫さまと少彦名姫さま
下照姫さまはアジスキタカヒコネさんと共にオオクニヌシさまとタギリヒメさまのお子さまとされているがどちらかといえば習合の得意な神さまの集合神であられる氣がする
貴船神社さんの境外末社貴船口から貴船神社さんを目指してしばらく進んだ川の向こう側 白石社さんにお祀りされている
下照姫さまがお祀りされている白石社さん目指して橋の架かっていない貴船川をパシャパシャと渡る もちろん季節は夏である
白石社さんの説明によるとご祭神の下照姫さまは“歌の祖として名高く”ある神さまであるらしい
歌の祖である神さまには先ほど出逢っている ヒルコとして事代主フィルターを使える 昼子さまであって和歌の祖 ワカヒメさまである
和歌の祖 ワカヒメで昼に生まれたヒルコさまである事から稚日女尊さんとも呼ばれて丹生都比売神社の主祭神 丹生都比売大神とも呼ばれている
古事記の中の下照姫さま物語は不思議な不思議な物語である
このなんとも不思議な物語であるが アメノワカヒコさんとアジスキタカヒコネさんの入れ替わりをなんとも言えない感に包み込んでうやむやにしているとしたら?
貴船神社の境外末社 白石社さんに下照姫さまは和歌の祖であるとされているが和歌の祖として現代まで和歌山の地名に和歌の名を繋いでくれているのはヒルコさまでワカヒメさまでワカヒルメさまである
となると下照姫さまとはワカヒルメさまでワカヒルメの名に近いのはアジスキタカヒコネさまではなくアメノワカヒコさんであるからワカヒコ ワカヒメご兄弟とワカヒメ アジスキタカヒコネご夫婦である方がしっくりくる氣がする
貴船の地にお祀りされているのは高龗さまで 大山祇さまで 賀茂建角身さまであるということはアジスキタカヒコネさまであると言えよう
賀茂建角身さまが八咫烏として和歌山から京に辿り着く様子は沖浦和光先生の『瀬戸内の民俗誌』の中の大山祇さんと賀茂さんの移動経路の矢印のようにあったとなると 同じく和歌山の地から京に辿り着くワカヒルメさまで下照姫さんも一緒であると考えることもできる
ここで再び口寄せ巫女さんを呼び寄せてみると信仰を広げるまたは神が求める地を探して夫婦やグループで漂泊するのが口寄せ巫女であるから巫女である玉依姫にワカヒルメさまを仕立てて夫である賀茂建角身さまが審神者をする
審神者のスキルは京に陰陽五行のお守りを幾重にも施してくださっている賀茂さんの名前に充分であろう
貴船神社さんの奥宮に玉依姫さまが到着した土地であると記されているので巫女である玉依姫を仕立てる姫はワカヒルメさんだったのであろう
貴船神社 境外末社白石社さんの下照姫さまの説明に和歌の祖で“婦人病に霊験あり”と描かれている
和歌山の地にあって婦人病や子宝にご縁があってパンツ奉納まで受け入れてくださっていて 手足を持たないお存在で事代主フィルターを使える神さまは淡嶋神社にお祀りされている少彦名さまである
手足のないお蛇さんは蛭子としてヒルコさまの元に集合出来るであろう
鳥取まで移動して伯耆国一宮である倭文神社さんのご祭神に少彦名さまと下照姫さまのお名前が並んでいるのも偶然では無かろう
笹の葉サラサラに少彦名さまをお祀りしている秦さんが機物神社さんにあるように秦者の機織りグループを抱えていてその神さまが“仕立てる姫”さまだとしたらなんの障害も出来まい
秦さんが松尾のお山に月読さまをお祭りする 笹と同じイネ科タケ亜科に属する竹に生まれ月に帰ることの出来る姫は"かぐや姫"である
少彦名 そのお名前の“彦”から無意識のうちに男性神であるとハナから決めつけていたけれど その小さな容姿と婦人病の悩みや子宝授けなどの御利益わ女性神故であると捉えると淡嶋神社さんの少彦名さまのお姿の前に男性シンボルと女性シンボルがあってもおかしくはない
秦さんが信仰した月の神さまを 神話にするにあたって少彦名さまと下照姫さまという別人格に分けていたとしたら?
1年に一度七夕の夜にだけであえる織姫さまと彦星さまは 神話の神さまになられる為に仕立てる機織りの下照姫さまと少彦名さまとして天の川に運命を隔てられたとしたら?
ヒルコさまが ワカヒメさまとなり ワカヒルメさまとして祀られている丹生都比売神社さんであるが祀られている土地は笠田からバスに乗って向かう“天野”である
とすると丹生都比売神社さんには笠田の地名に“カサ”が表す脚のない案山子と脱皮の物語がお蛇さんである少彦名さまのお存在がある事が見えてくる
表立つ名を丹生都比売大神としてお祀りされているワカヒルメさまは紀の川流域を巡幸されて農耕や機織りを広められたのちに天野の地へお鎮まりになったとされている
ヤマカカシとして稲を守る少彦名さまの農耕と機織りのワカヒルメさまと天野の里 高野山に近い標高450メートルの高地に闢く里である 月も星も近くに輝くこの土地に所縁ある物語が天に展開されている理由はここにあるだろう
何故か巧妙に隠す必要性があったのか笠田の地名は“かせだ”にお蛇さん要素を外している
小さな姿のものが 突然いなくなる
この2つの要素を兼ね備える物語は少彦名さまの常世還りとかぐや姫さまの月還りである
土地の呼び方を“かせだ”に そして姫であることを隠して少彦名さまを名乗ってまでお隠れになった月の姫さま
古事記に登場する巫女と審神者のペアは神功皇后と武内宿禰であったが 巫女さまである神功皇后さまが残したとされる歌が興味深い
巫女さまである神功皇后さまは少彦名さまを“彦”としていないどころか“御神”としている
名前の付け方を見たのはホツマツタエだったような"メ" "ヒメ"(姫)を女性に"ヲ" "ヒコ"(彦)を男性につけるとか
ワタクシのくるくる頭で"御神"とつく神さまで唯一存じ上げているのがアマテラスオオ"ミカミ"さまである
稚日女尊さま
ワカヒルメさまは『日本書紀』に登場するらしい
ワカヒルメさまのお話はWikipediaさんからお借りします
うっひゃースサノヲさん強烈!とうっかり目線をスサノヲさんの破天荒っぷりに向けてしまいそうなエピソードであるが破天荒を被されているスサノヲさんにはしばしお待ちいただきたい
ワカヒルメさまをアマテラスさまの妹君に設定してアマテラスさまを岩戸の中に閉じ籠らせるトリックで可能になることがある
"入れ替わり"である
丹が生まれる土地で梭に女陰を突かれるお話は丹流れて来た塗りの矢に隙をつかれて子を授かるお話と出てくる色と部位 行為が同じとも捉えられるであろう
『梭』"ひ"
この見慣れない漢字が何なのか調べてみた
なんだとか
ううううう もうなんだかこの時点で涙ホロホロである ああ引き返せるものなら引き返したい
小さな舟に乗ることのできる唯一の小さき神さまなど容易に特定できよう ガガイモの小さな船に乗って輝くオーラを放ちながら登場するのはもちろん少彦名さまである
"稚日女尊" この漢字をワカヒルメノミコトと当たり前に読んでしまっていたけれど漢字を見れば一目瞭然だったはずである
"若い" "幼い"を表す『稚』と女性につける“ヒメ”なのだからワカヒメさまで機織りを組織する秦さんの小さな姫さまなのである
竹取物語の作者を敢えて不詳としつつも稲荷のお山にかぐや姫ゆかりの地である情報のカケラを置いて神の宝として大事に大事に御守りし続けていらっしゃる
そして先ほどの巫女である神功皇后さまの歌に戻ると"造酒の神"として讃えられているのだから秦さんのお酒の神さまである松尾大社さんの大山咋さんのお側に姫と明かすことなくただ“月読”としてお祀りされている
秦さんの得意とする陰陽五行を用いるならば月は陰であり水であり女である
四条通を西に真っ直ぐ進んで辿り着くのが松尾大社さんで東に真っ直ぐ進んで辿り着くのが八坂神社さんである
スサノヲさんの破天荒エピソードですっかり煙にまかれているが月の姫さまが結ばれたお相手はスサノヲさんであろう
天野の里の姫神さまである少彦名さまは八坂神社さんの天神社にお祭りされている
もう一度神功皇后さまの歌に戻ると少彦名さまは"石に宿る神"でもあるらしい かぐや姫発祥の地である竹林に囲まれる伏見神宝神社さんにあるのは石のタケノコさんである
能登には「宿那彦神像石神社」と石と少彦名さまのお神社さんがあるらしい
もう一度Wikipediaさんに『日本書紀』神代紀のワカヒルメさまの箇所をお借りする
アワシマの神さまがワカヒルメさんならば淡嶋神社の総本社 和歌山の淡嶋神社さんの少彦名さまもワカヒルメさんであろう
岩戸トリックによって月の姫さまに代わって登場するのが日の神アマテラスさまであろう
誓約 ウケイ
あれほど記紀の各所で描いていながらもアマテラスさまとスサノヲさんの誓に女陰を突かれるような直接的な描写がなく剣?をバリボリ噛み砕く口の中の大惨事が巻き起こりそうな仰天エピソードとして描かれている
タイムリミットがありそうなのでこのスーパーファンキーな物語の紹介を今はWikipediaさんのチカラに頼りたい
スサノヲさんと子を作すことになるアマテラスさまは“男装”していたとされるが一時的に装ったのではなくそのまま男性であったとするならば記紀さんお得意の姿を変えて女陰ににょいーんと入り込もうとするトンデモエピソードが無くて当然である
困った時のホツマツタエさんに知恵をお借りするならば陽の日であるお存在は男であるアマテルさまとなるであろう
お名前の法則の男の“ヲ”がブレることないスサノヲさまは男性神であるとなるとスサノヲさんとの子を授かったのは月の神様 少彦名さまであろう
Wikipediaさんのアマテラスさまとスサノヲさんの誓約の物語
誓約は天の真名井のお水を用いて執り行われる
水の湧く天之真名井があるのは京の女人守護で有名な市比賣神社さん
ご祭神は5柱の女神さまで宗像三女神さんと神大市比売さまと下照姫さま
神大市比売さまは大山祇さまの娘さんでスサノヲさんと結婚して大年神さまと倉稲魂神さまをお産みになった姫さまである
月の姫さまとして豊かな田に囲まれた天野の地でスサノヲさまと出逢っているのは“仕立てる”姫である秦さんのお姫様 下照姫さまであろう
月の姫 “仕立てる”姫が神大市比売さまであるとすると天の姫とスサノヲさんの間にお産まれになった女神は倉稲魂さまとなる
ひと柱の神さまを3つの神様に分けて拡大するパターンが記紀の得意とするテンプレートであるならば宗像三女神さまは倉稲魂神さまとなる
宗像三女神さまの各々のエピソードが思い浮かぶかと問われると うーNO?と唸るばかりである
記紀の中の誓約のお話はアマテラスさまとスサノヲさまの物語のみかと思いきや どうやら誓の文字の登場する物語がいくつかあるらしい
オオヤマツミさまのお話もWikipediaさんにお借りしたい
ここで登場するのがオオヤマツミさまと磐長姫さまであることに着目したい
オオヤマツミさまは遥か上の方で色々と追いかけてきたように闇龗さまと雷の神さまと山の神さまの3つの側面を3柱の神さまに分けたお存在で事代主フィルターを経由して“賀茂建角身”さまに変身できる貴船の神さまである
そして磐長姫さまは石長姫と表記されているように“石の神さま”である
三柱分かれる神さまと“石の神さま”どちらも聞いたことのあるお話なので合流していただこう
石に宿ることのできる神様は月の女神 かぐや姫さまで 少彦名さまで 稚日女尊さまで 下照姫さま そして神大市比売さまなのでこの女神さまがたは磐長姫さまに変身出来よう
となると磐長姫さまは月の女神さまである
かぐや姫の物語で帝が姫さまから受け取ったお手紙と不二の薬を駿河国にある日本で1番高い山で燃やすようお遣いをお願いしたのが“つきの岩笠”
月に通じていて石に宿る事が出来るお蛇さんの要素を全て兼ね備えている磐長姫さまだったようである
となると磐長姫さまのお父様であるオオヤマツミさまもまた月の神さま 又は秦さんが大切にしていらっしゃる神さまとなるであろう
もう一度 天眞名井のある地を探ろう
丹後一宮 元伊勢 籠神社さん奥宮 真名井神社さんの磐座主座 豊受大神さまは産業 衣食住の神様で 月神の一面をお持ちで 更に天御中主神と同神であるとも伝えられているらしい
月の神さまは磐座に宿ることが出来るんだった
磐座を見かけたのは奈良の大神神社さんから狭井神社さんに向かう途中で お祀りされているのが少彦名さまである
真名井神社さんでは豊受大神さまであり天御中主さまであるらしい
出雲大神宮さんでは国祖として磐座に国常立尊さまが“御蔭山”に鎮まっていらっしゃる
そして笑殿社さんに少彦名さま
“賀茂”と冠しているエピソードがどんどん月の神さまのお話と合流していく
少し落ち着いて来たので和歌山から京に到着した姫の名前を探りたい
京の神玉津島神社さんの説明によると和歌山県和歌浦の玉津島神社に祀られている歌道の神を勧請しているらしい
その姫さまのお名前が衣通郎姫(そとおしのいらつひめ)さまなんだとか
上賀茂神社さんではならの小川の横の橋本神社さんに衣通郎姫として下鴨神社さんでは橋本社に玉津島神としてお祀りされている
上賀茂神社さんのご本殿の奥にひっそりと新宮神社さんがお祀りされている この新宮神社さんの前の門は通常しまっていて縁日と定められている毎月第2 第4日曜のみ門が開くためお社の前まで行って参拝できる ご祭神さんは高龗神さまである
門の中の新宮神社さんのお隣にいらっしゃるのが山尾神社さんの オオヤマツミさまである
賀茂別雷さまのお隣に寄り添っていらっしゃるのはお父様である賀茂建角身さまが変身を可能にする月の神さま オオヤマツミさまらしい
いつも脳内で千鳥さんの読み聞かせを頂いているように再生される『よひとやむみな』の中でずっとなんのこっちゃと思っていた部分が幾つかあるがそのうちの2つを紹介したい
ひとつめ
だましの世
もうひとつ
五恩
天野の神さまは月の神さま 少彦名さまでいらっしゃるひとつめと 石に宿ることのできる月の神さまがたが表に出る時代となることを暗示するふたつめ
菊のお花が真綿のお帽子を被るお姿をひと目みたくて市比賣神社さんを訪れるのが陽の極まる重陽の節句の9月9日 氣の巡りをよくしてくれる菊の浮かぶお酒の薬効と菊の御中の真綿と菊の花びらのを頂く 陽は極まると陰に転ずる 陰位であるお腹のお守りを願う
菊がどんな力を持つお花であるかは『ホツマツタエ』が教えてくださっている
穀類が日靈を受けて 瑞々しいお野菜が月の精を受ける 日月の両方のエネルギーを頂けるのがココナシ 菊の花で食べると目が輝くとされている
漢方では菊は肝に働きかけてくれて氣の巡りを整えて足りない血にも働きかけてくれるとされていて目をみれば肝のご機嫌度合いが分かる
“菊花”と限定しなくともキク科の野草さんたちは一年中肝の応援が出来るよう野に待機してくれている
春のハルジオン ノゲシ 夏秋のアキノノゲシ ヨメナ ヒメジョオン 冬のツワブキ
一年中先続けてくれているのがタンポポ
造血増血蔵血に止血 浄血まで氣にかけてくれて冷え性までなんとかしようとしてくれるのが蓬さんである 旬になれば野に河川敷にわんさか咲いて無料で體を整えてくれる
松
月読神社さんがお祀りされているのは松尾大社さんの境外末社 お神社さんのお名前に入る松を追いかけてみたい
先ほど見てきた上賀茂神社さんでオオヤマツミさまをお祀りするのはストレートに山尾神社さんである
同じく山の神さまをお祀りするお神社さんが“松”尾となる不思議を追いかけてみたい
伯耆国一宮である倭文神社さんは月の姫さま集合出来ちゃう二柱 少彦名さまと下照姫さまがお祀りされていて最寄り駅が松崎駅
石に宿る月の姫さま 磐長姫さまがお祀りされている雲見浅間神社さんがあるのが伊豆の賀茂郡 松崎町 雲が見える場所は天に近く高い土地? イズイズしていて雲が見えて賀茂の土地に月の姫さまが鎮まっていらっしゃる 出雲神さまと月の神様が結ばれたことを象徴しているお神社さんであろう
もうどの神さまがどなたなのか回線ぐるぐるなので今現在の家系図を作る
京に戻って松ケ崎にあるのは末刀石上神社さん 磐座があるが岩上大明神なる謎の神さまがお祀りされていて古代に瀬戸内 兵庫の辺りの海中で霊光を発している岩を勧請したと伝えられていて水の神として崇敬されてきたらしい
謎解きのピースが揃いに揃いすぎていてニヤニヤしてしまう
末刀に上手く松尾を隠して 磐座に岩に宿ることの出来る月の神さま磐長姫さまをお祀りして水の神さまで貴船を繋ぐ
むふふ
そもそも賀茂さんと秦さんを分けて神話を追って来たけれど月の神さまと賀茂の神さまが集合してひとつの物語がむくむくと浮き上がってくるのだからもう分ける必要も無かろう
京の街に張り巡らす守りの祈りは賀茂さんからも月の姫さまの一族である秦さんからも贈られている
岩に宿るかぐや姫と稲の姫の稲荷 東のお山 “キ”
月の姫 水を守る酒と山の父 松尾 西のお山 “ツ”
水と山を守る父と岩の姫の貴船 北のお山 “ネ”
稲荷の神さまのご眷属とされているキツネはホツマツタエにみる方角東西央南北 キツヲサネに当てはめるとキツネの方角となる
キツネの三方山に抱かれて護られている水の豊かな地であるからこそ都くに最適な地であると判断できたのであろう
とはいえ水が豊かで川に囲まれているこの土地は大雨によって水が処理しきれなくなることもしばしばあるので峡谷を開削して上流の広く大きな盆地貯まる水を抜いたり 3つの川の流れが合流して京の街を水浸しにする下流の池に流れ込む川の流れに工夫を加える灌漑工事を施したり
陰陽五行説を都の設計に活用して水の生まれる地が暴れず穏やかであるように祈りを込めて 陰の水を表す癸の植物葵を水の生まれる土地 貴船 上賀茂 下鴨 松尾 北白川(天神宮) 紙屋川(木嶋坐天照御魂神社)に葵を神紋にした神社を建てて御守りする 水の暴れがちな?地には五行説の土剋水の相剋関係を用いて土を2つも重ねた桂を植えたり地名の音に用いて丁寧に水をお祀りする 松尾 貴船
水が暴れやすい地であることがわかるように名をつけたであろう嵐山 水が湧く地であると名付けた壬生など水に関する情報を地名にして時代が移り変わろうとも土地の水情報が分かるようにしてくれている
更に念には念をと水を抑える土の氣が最大になる夏の土用の丑の日に土の氣を持つ人に湧き出した水を踏み歩いて暴れ出さぬよう抑制する
更に水の中を泳ぐ水の巳 蛟または水蛇を土にある人に食べて水を抑制していく
ひとつひとつが他の4つと繋がっていて全体のバランスを重視する五行説だから水が強すぎる夏の土用の火を抑えて人が強くなり過ぎて水を無くしてしまわぬように 土の抑制を土を生む火を水が抑える祈りも同時に係るようになっている御手洗の祈りは 下鴨 北野 木嶋 そして土用にだけ開く八坂神社 御手洗井
井戸を表す易の卦は 水風井 湧く水に風が流れて水が動くから水は活き活きしていられるらしい
賀茂の祈りと天神である月の姫さま 少彦名姫さまの秦の祈りに京の街は今日までずっと護られている
賀茂と高野の川の合流地点に下鴨神社さんを 賀茂の川には上賀茂神社さん 高野川方向の松ヶ崎に末刀岩上神社さんと新宮神社さんで鴨川デルタ内側を守護し続けていただいている
神さまを“マツ”る お“マツ”りにもマツはしっかり根を下ろしていらっしゃる
祭は真通理 真に通づる理がマツリなんだとさ
『よひとやむみな』の謎部分を回収したい
松
松尾大社さんは“松の尾”大社と読むらしい
松の頭は何処に?
クシナダヒメ
八坂神社さんのご祭神さんはスサノヲさんと奥さまの奇稲田姫さま そして八柱の御子神さまとなっている
奥さまであるクシナダ姫さまとの出逢いのエピソードをWikipediaさんにお願いする
クシナダ姫さまの親御さんがアシナヅチ テナヅチさんである 漢字に変換してみると 足無椎 手無椎となり椎が意味するのは“背骨”であるから 足のない背骨と手のない背骨である 記紀の得意技はここまで来ると容易に見抜くことが出来る 家系図縦伸ばしである ここには"無いが足がない背骨"と"手の無い背骨"の夫婦が大山祇の子であると自己紹介するのだが夫婦共に同じ親とは違和感の塊である
足のない背骨と手のない背骨を合體してみるとお蛇さんが完成するので大山つ巳さんとも合流出来よう
アシナヅチとテナヅチは大山つ巳の特徴を描き出した神さまとすると?
娘さんであるクシナダ姫さまの持つ漢字が稲田の姫さまでしかも奇(不思議)な存在であるのだからお蛇さんでも案山子でも受け入れられよう
クシナダ姫さまが姫さま大集合中のスサノヲさんの奥さまとなってくださると人数が特定出来ている御子神さまの謎も解けるはずである
スサノヲさんと月の姫さまが結ばれてお産まれになった神さまのお存在はお話をスライドさせてアマテラスさまとのタマとツルギのバリボリお口大惨事疑惑エピソードに着地している
すっかり依存しているWikipediaさんに今回もお願いしたい
アマテラスさまとスサノヲさんの誓約でお生まれになる神さま
『古事記』
5男3女併せて8柱の神さまである
先ほど見てきたように月の女神さまとのお子様であるので 神大市比売さまとスサノヲさまのお子様であるからオオトシさまとウカノミタマの二柱の神さまとなるので宗像三女神さんは集合してウカノミタマさまに統合出来る
となると五柱の男神さまたちにお集まり頂いてオオトシの神さまとなって頂けるシステムである
八坂神社
出雲の国のスサノヲさまと月の女神 クシナダ姫さまによってお産まれになったオオトシさまも 稲荷さまも 刀も玉も 宗像三女神さまも皆々お祭りされている
宗像三女神がお祀りされる美御前社さんの前に流れ落ちる美容水からはお水を司る月の女神さまであることが伺えるであろう
御本殿の後ろ側にはスサノヲさんの詠んだとされている八重垣のお歌の石碑が建っていて スサノヲさんのお歌が日本で最初の歌であると紹介されている
妻となる月の姫さまにも歌そのものを創り出した歌の神さまがいらっしゃる 和歌山の地名として現代まで大切にされている 和歌姫さまである
確かホツマツタエでは姉ワカヒメさまに弟ソサノヲが歌のあれこれを尋ねる様子が描かれている
八重垣の歌からスサノヲさんが妻と住む新居は雲が幾重にも湧く雲の出る地である その地は垣根を用意する必要があるらしい
頭上に雲が黙々とわくだけでは妻のために垣根は必要になるまい 幾重にも湧く雲によって視界が遮られるほどの標高のある場所で視界が遮られる事で転げ落ちる可能性のあるところであるからこそ用心して垣根を幾重に作っておく必要がある地なのであろう
歌を愛する妻は身籠っているか幼子を抱いている可能性のあるのだから
8柱の御子のお名前に新居に関するヒントが表れていそうである
五柱の男御子のおひとり 熊野久須毘命 お母さまである月の姫 久すりの神さまである少毘古名さまによく似たお名前で“熊野”と繋がりがありそう
少彦名さまと和歌の祖とされる稚日女尊さまのお祀りされているところが加太と和歌浦でどちらも海沿いである現在の県名が和歌浦ではなく和歌“山”になっているのは和歌の姫さまが山へ辿り着いたかもしれない方向に妄想してみたい
なんといってもお子様である御子が“熊野”をすっぽり冠っていらっしゃるのだ
『古事記』を編むもの
ここで一度 古事記の中から飛び出して古事記の編纂を外側から眺めてみると稗田阿礼さんと太安万侶さんがいらっしゃる
太安万侶さんが当時の身分や亡くなった日付までキッチリ記録に残っているのに対して稗田の阿礼さんは性別すらも分からないとされているなかなかあれアレ?と云う違和感に包まれている
残っているエピソードから分かるのはお名前と元明天皇の詔により古事記を編むために物語を誦したことのみである
“誦する”
この単語ひとつからあれよあれよと様子が伺える
少しばかり漢字を変換しても良かろう
“呪する”
意味はお経や俳句、歌などを口ずさむ。唱える。
歌や俳句を得意とする一族の口寄せ巫女が神のことばを降ろして 審神者が出来るものを通して記録する 京でそれが出来るであろうお存在は歌を読むことの出来る月の姫の一族の巫女とそれを審神者出来る陰陽道に通づる者
稗田阿礼
"ヒエやイネなどの穀物を司る阿波の一族の者"
と読むならばそもそも個人名ではなく一族の由来であり個人名は浮き上がるまい
"雲隠れ"が上手な一族は空に纏わるロマンのエピソード幾重にも織りなす天野神であり月の神である姫さまの一族であろう
『古事記』は神による託宣による書とも言えよう
ヤマタノオロチ
月の姫とスサノヲさんの幸せな新居の歌の前に遡って月の姫とスサノヲさんの出逢いを強烈なエピソードに盛り上げてくれたヤマタノオロチさんを覗きに行きたい
伊可古夜姫さまの物語でお世話になったHASさんに再びお世話になりたい
太古の昔 亀岡盆地は大蛇の棲む丹色の湖だった
亀岡盆地のとある山に降臨した出雲の八柱の神々が一艘の木船に乗ってやってきて現在の保津峡にあたる峡谷を鍬や鋤を用いて開削する
すると亀岡盆地を埋め尽くしていた水は見る見るうちになくなりその土地は後に“丹波”という土地の由来になるほどの豊穣の大地となった
収穫期はまるで丹色の波がたなびいているかのような絶景から"丹波"と名前が付けられたと伝えられているんだとか
亀岡市内には幾つもの磐座を祀る神社が存在する
その国の姫の名は“伊可古夜姫”
少しばかり姫の名の表記を変えてみる
伊賀故夜姫
またしてもお名前からあれあれ?むふふパターンである
伊賀國一宮に少彦名さまをお祭りする秦さにゆかりの深い地が伊賀であるから 夜に馴染みのある少彦名姫が浮かび上がる
天にいらっしゃい坐す月の姫は雲隠れが得意過ぎる
その天の月の姫と黄船に乗って山に辿り着いた八柱の御子の一族の物語の地が丹色の波のような地に展開されて行く
丹を生む地からやって来た粟や穀物を作る一族のご到着である
その一族は大いなる山から湧き出ずる豊かなお水とのお付き合いがとても上手で愛おしいお水に祈りながら日々暮らしている 雨によってが暴れないよう桂に祈り 優しい水が生まれるよう葵に祈り 生まれる水が悪さしないよう水の生まれる猿の季節に水を踏んで猿を模した赤色の餅を食べ 大寒の菌の少ない時季に発酵を必要とする醤油や味噌や酒を仕込む
月の満ち欠けが海の水に干潮 満潮を生み出すことを知るその一族は遠く海から離れた山に囲まれた土地でも月を大切に崇め続けている
水に浮かぶ都に流れ都を囲む9つの流れの股となる地を整備してそしてその瀬を折る津となるところ水の合流するポイントで水が溢れ出さぬようお社を建てて水に祈る 都の中心は特に念入りに 白川 桂川 高野川 賀茂川 宇治川 紙屋川 有栖川 木津川 淀川?
呪術も得意としたその一族は愛の言葉をかけた水が美しく結晶を結んでくれるようにニンゲンのエゴがお水に影響してお水が優しさを手放して街のカルマまで大きくお祓いしてしまう恐ろしさも分かったうえで祓戸の大神さまをお迎えして配置についていただいているのであろう
瀬織津姫さま
速開津姫さま
氣吹戸主さま
速佐須良姫さま
歌の得意な一族が用意してくれた音は
とほかみ えみため
歌の上手な一族だからこそこの音に幾重の意味を込められる
天祖神 恵靈玉
産土神 依身玉
父母神 笑愛玉
漢字よ漢字よ漢字さんどうか 神なる漢字の感じを変換しておくれ
吐普加身依身多女
幾重にも幾重にも
火水(靈のこもったお水)を身に加えて笑って愛ある身魂ができるみたい
頭の中の千鳥さんが読み聞かせしてくれる大好きな本 『よひとやむみな』を著者は不明とされていて降ろしてくれた神さまのお名前が刻まれている
穂乃子
大峠に近付く兆し
この本文で穂乃子さんが自己紹介してくださっている
註による穂乃子さんの自己紹介
天の神さまである月の姫の一族は粟や稲などの穀物を作るのが上手で草木と仲良くお付き合いしているので草が楽しくて楽しくて草木 花 根など愛おしい草花の力を最大に引き出す“薬”を作ることができる
天野の里のあるかつらぎ町の町木は金木犀 月を照らし出しているあの斬っても斬ってもすぐに回復する 生命力の力強い大木である 花は漢方で桂花うっとりするような香りのそのお花は目を癒やしてくれたりお肌を美しくするお手伝いをしてくれる
口寄せ出来る穀物を育てる月の一族の子に穂乃子
稗を育てる月の一族の口寄せ巫女にヒミコ
歌の得意な一族は幾重に意味を込められるのでヒミコの音に稗弥呼やアマテラスさまのお言葉を降ろす日巫女を込める そして雲隠れも得意な月の一族は表記を卑弥子に変えて穀物の要素も降ろしている神さまの存在も口寄せ出来ることも隠し守る
月の巫女の繋がるアマテラスさまは木嶋坐天照御魂の神さまで天野の神さまであろう
月の巫女の一族が辿り着いた丹波の國の一宮 出雲大神宮さんは御蔭山の麓に築かれている 御蔭山の磐座にいらっしゃるのが國常立尊さま 月の一族のお祀りする神さまはこの國がいついつまでも常に立っていられるよう御守りくださっている神さま
時代を越えてその時代の巫女であり御子にことばを授けてくださっている その一族の力を持つ者の性別を問わずに 大いなる源 宇宙の中心から 天御中主として 豊かさを受け取り続けて国が常に立っていられるように たくさんの稲が行き届くよう稲を守る蛇や案山子に姿を変えて 稲がよく育つ為に水に窒素を溶かすのが得意な雷さまを相棒にして
丹後國一宮 籠神社さん “籠”の意味はこもる 閉じ籠もる そして多分 宿る 奥宮である天眞名井神社さんに並ぶ磐座が岩に宿ることの出来る月の姫の一族であると教えてくれている
神に日常の些細なことから尋ねていたとされる昔は現代よりも小さなコミュニティがいくつもいくつもあったんだとか
柳田國男さんが批判を承知で『巫女考』を書いたのには1873年 明治維新政府が巫女禁止令を出して口寄せなどの国民を惑わす憑依を禁じ取り締まるよう命じたことが背景にあるらしい
表面的に禁じようとも 水も土も岩もお喋り出来るこの火水の國にいてそのどちらにも触れている人々の神さまスイッチをオフになんぞできますまい
この温泉大国で火水土のエネルギーを一氣にチャージ出来る温泉の誘惑には素直にしたがってババンババンバンバンしたい
ぐるりと海の締めに囲まれているこのお国にどう生きていようと湿氣の影響を受ける 外側の湿氣と手を組んでダル重い湿をカラダに暗躍させないよう汗が噴き出るくらいの熱いお湯に身を沈めて湿を祓う
温泉地にある神社さんで温泉地を御守りくださっているのはお水の力と温泉の持つ医薬の力を持つ月の神さま 少彦名さまである
京の都の飲んでも効を発揮してくれる温泉が湧いている銭湯の近くの橋の名が月読橋で銭湯のお名前が天翔の湯 月の姫さまに繋がれそうな素敵なお名前である
穂乃子さんのお言葉の語尾がどうにも千鳥さんぽくて愛おしいのだけれど この穂乃子さんの身魂みがきの書が広く楽しくこの時代に愛されるよう 千鳥さんのご活躍に併せて作られているとしたら
笑いは祓い どんな人のカラダでも一瞬で體温を上げられるのが笑いなのだからこの書を届けるにあたって計らいの粋な神さまである
オオトシさまをすっかり放置している祇園に戻ろう
スサノヲさんと月の姫さまのお子様であるオオトシさまとウカノミタマさま ウカノミタマさまが下照姫で宗像三女神であるのでオオトシさまは五柱の御子さまがたであると考えられよう
そのお名前から熊野でお産まれになった御子さまであることが伺える
熊野本宮大社さんのご祭神さんが家都美御子大神さま
ここでも特技の引きこもり癖を存分に発揮していらっしゃる姫さまを引っ張り出してみよう
家が美しい都に在られる巫女の大神さまである
おーう もうひと息
家が黄金に輝く穀物の美しい都にある口寄せ巫女の大神
もう表れて良かろうよ
月の姫さま 大月姫さま
オオゲツヒメさま
少しばかり阿波国の神山町に飛んでみる
上一之宮大粟神社さん
丹生の天野の神さまは海を渡り向かい側の地に降り立ってその地に粟を植えて金色に輝く波がうねるようなその絶景を言葉を自在に操ることの出来る姫さまは阿波と名付けたのであろう
ご祭神を稚日女尊さまとする
天石門別八倉比賣神社
石にも宿ることの出来たその姫さまをお祀りするこの神社さんの奥宮では五角形の磐座があり 鶴石亀石のつるぎ石も祀られているらしい
陰陽五行を想いのままに操ることのできる祈りの一族である五行説の五角形の磐座と水流のツル甕のカメに水の流れが途切れぬよういつまでもお水の恵みを受けられるよう祈りを込めていらっしゃる
京の松尾大社さんの湧き水も石の亀のお口からピューピュー流れ落ちている
月の姫が石に引き篭もってしまいたいと思ってしまう程の物語をWikipediaさんに頼りながら見て行くとしよう
キルするエピソードはおおよそ剣を用いた比喩に精巧な性交を思えば良かろう スサノヲさんと穀物を生むことの出来る月の姫さまが結ばれて穀物がたわわに実る黄金の波打つ豊かな地で子をなした豊かさに溢れる幸せなお姿が伺えよう
穀物を回収したのが神産巣日さまであることから賀茂のお存在も記されている
賀茂さんのお存在を敢えて描き出しているのは八咫烏を登場させるため 陰陽道に通じる知識を使いこなす賀茂の黒いカラスをゴールデンゴールデンゴールドな金ピカ主義で金メッキ塗装するため
この金ピカを拝む拝金 成金 板金グループは月の姫さまと出雲の神さまの自然と調和した豊かで穏やかな暮らしと物語に金ピカ板金塗装工事を施していく
神武東征
金ピカ板金塗装屋は控えめで賢い八咫烏に突貫工事を施してなんちゃってゴールドのスプレーをシューシュー吹きかけてテッカテカのレプリカカラスを作り上げた導かれた感を演出してみるも なんといっても突貫工事であるためその工程はあっちにコッツン こっちにコッツンと何度も何度も突き当たる 突貫工事の金ピカ塗装のカラスはメッキが剥がれていく
ごめんよ金ピカ板金塗装カラスちゃん
どうやらホンモノの八咫烏の側には水を操ることの出来るこの国のホンモノの黄金を操ることの出来る姫がいるのだ
ニセモノの金ピカ板金塗装を水の力で祓う時が来たみたい高圧洗浄させて貰うよ
黄金の国ジパングのホンモノのゴールドは水で剥がれるようなものではなくて 水と調和して仲良く暮らすからこそ生み出されるものだからね だからこそ丹(水銀)さえも扱うことが出来るみたいだよ
ひふみ 火風水
風が火水繋いで カミカゼ巻き起こす黄金の國
ホンモノのゴールドを扱うことが出来る月と水と穀物の姫の言葉をお借りしよう
偽カラスの金メッキの洗浄が終わったのでホンモノの黄金を持つ月の姫はもう不気味な物語に閉じ込められる辱めから隠れる必要も無かろう
磐長姫さまも 稚日女尊さまも 少彦名さまも オオナムチさんも イサナミさまも イザナギさまも スサノヲさんも カグツチさんも 皆々なんちゃって陰陽道のヘンテコ呪術の突貫金メッキ剥がれるってよ
金メッキの神々さまであろうともその時その時代の人々の心の支えとなってくださって来て今があるのだからそこは忘れずに感謝したい
陰陽の目指すところは善悪 好き嫌いの2次元しかない世界ではないからね 目指すは中庸 宇宙のど真ん中 太極 そして 天御中
この中庸を扱うことの出来る主となることを目指ための世界が體と云う制約と喜びのあるこの次元に来た最大の目的だからね
アメノミナカヌシを目指す宣言して大いなる海のような胎の羊水からこの次元への冒険を初めている
金ピカイケイケゴールド文化はバトル大好き RPG的 倒せ倒せ 目指せ頂点の男性的文化
おやおや あれあれ まあまあ 柔らかと穏やかさ 調和としなやか そしてシタタかなのが言葉を操る姫さまたちがずっと大切に守り続けてくださっているこの国本来の奥ゆかしい文化
月の一族に馴染みの深い京と和歌の山とお水この3つ全てに関わりの深そうな人物がいらっしゃる
空海
スーパーエリートである空海さんはいち早く月の神さまを崇める一族の能力に氣づいた存在なのかもしれない
丹生都比売神社さんのご由緒を見てみる
月の姫さまたちの水に関する持つ能力がバトル大好きなオレ様至上主義者によってその稀有な能力が絶えないよう神を時代の流行であるホトケの文化に組み込んだり水の情報のエピソードを書き換えたり 自身も月の姫さまの一族の里の近くに移り住んだりしながら いざという時は自身で護ることの出来る距離にお社をおいて
小説『玉依姫』を追いかけるミーハー妄想から始めたんだった 八咫烏が奈月彦であるところからズブズブ迷子になって沼にハマって行ったはず
男文化が争いを仕掛けながらどんどんその土地に強く根付いた姫の文化を制圧していく
月の姫さまの存在を隠し護る為には男文化であるよう見せかける必要がある 姫を小さな男の神さまに変身させたり カラスに蛇に笠に笹に時には岩に 天にある星に月に その能力も 山の神 雷の神 水の神 酒の神に変身させたりしながら 日出る国の日を手に入れようと暴れる者たちを避けながら
出雲国の王と結ばれた月の姫の一族の物語
そこに金ピカ大好きなゴールデンゴールデンゴールドがやって来て突貫金メッキ塗装をする板金物語 高圧洗浄でさっきもう金メッキが剥がれたからねチームゴールドは本当の黄金を拝めるよう高圧洗浄の大祓を済ませてまっさらな赤児のような状態になっているだろうよ
だから争いという時代遅れの方法でまっさらな赤児に記憶というフィルターを被せてぽこぽこに叩きのめすなんて無駄な時間を過ごす必要はもうないらしいよ
そもそもこの国は姫さまのあれあれ まあまあ よしよし いいこいいこ などなどのたくさんの調和の言葉 コトダマの魔法を使いこなすタマシイが根付いているみたいだからね
手のひらのど真ん中 元氣のでるツボ労宮を重ね合わせる拍手を8回拍って 元氣が無ければまず労宮に指を載せて 冷えまであるならお灸を載せて 8拍手
ひとふたみーよーいつむーななやーここのーたりももちよろず(123456789 百 千 満 )
このお国をずっと蔭から支え続けてくださっている月の姫に繋がる魔法の呪文
朝顔を洗う時 お風呂でスッキリした時 お水のお恵みをいただけちゃったなと思ったタイミングからお水とのお付き合いを深めて行けばいい
蛇口をひねれば いやもう蛇口を捻らずに手を差し出すだけでお水のお恵みを届けていただける 特別な時代に生まれているのが現代なのである
そしていつ何時 水が絶たれてしまうかもしれない状況も同時に存在していることも知っている状態
愛を贈れば美しい結晶を結び 罵声を送ればあっという間に腐ってしまう程繊細な存在であることを知った上でお水とのお付き合いを再開する
まあ無意識のうちに愛してるぜベイベーって口から飛び出してしまう程に美しいお水に囲まれているのが水に浮かぶこの京の街なんだけど
お水の周りの護美を拾って たまたま見かけた人がありがとうなんて魔法の言葉を贈ってくれたら その声を聴いたお土さんも空氣もその音の振動に喜んでウハウハしてるのが丸わかり 毎回ではないけどね
樹々の間をビュンビュン風が吹き抜けて お神社さんの中ならば何故だか紙垂がぐるんぐるん回りはじめたり
全てまっさらな状態出先ほどの物語に登場するみんなみんなが手を繋いで行くのがこれから先の新しい神話づくり
冬の土用 大寒の水と夏の土用 御手洗のお水はおしゃべりが大好きらしい
愛おしいお水に逢う時に護美袋が相棒である必要性があったらしい お水さんとお土さん両方に触れることで両者が持っている記憶の物語が動き出すらしい
ひたすら雷を並べていた易はいつのまにか水と地にかわっている 水と地の卦が月の神様を追うタイミングで出ている 水に触れる土用はお水さんとお土さんがご用がある期間だったのかもしれない
“みず つち"とはどうやらミヅチ(蛟)となり巳年のお水のエネルギーさんであるような
何故この大寒の冬の土用と御手洗の夏の土用なのかと思ったら 五氣 季節の氣候?が風熱湿燥寒のうち陰のエネルギーを持つのが湿と寒 夏と冬の土用だかららしい 潤い湿り氣のある地を這うお蛇さんの巳年の御用のような?
琵琶湖と同じかそれ以上とも言われるほどの水を湛えている地に浮かぶとされている京の都 お土さんもお水さんも 仲良く水地比でありたいみたいだよ
愛を叫べば叫ぶほどお水の結晶が美しくなって世界中に広がっていくみたいだから 日本の真ん中 世界中の方々がいらっしゃるお水の 世界の中心で愛を叫ぶ ってなんだか壮大なことのカケラのお手伝いが出来るのかもと妄想したらもう むふふである
今世界が混乱でぐにゅぐにゅしているように見えてしまっていても毎日触れるお水さんも太陽さんも食べ物をお届けしてくれているお土さんも お恵みを届け続けてくれている
食べ物と飲み物を産んでくれるのはどうやらスーパーやコンビニではないことを忘れなければ混乱の時代に完全なる迷子にはならないはず
それでも不安で不安でしょうがない状態があるならば恐怖に敏感な腎が少しばかり元氣を無くしているのかもしれないから腎に元氣を贈ってくれる山薬 ヤマイモさんや銀杏さん ベリー類で腎を元氣づけてあげたい
精神安定を担当してくれているのは血で 血は肝がストックしてくれている なんだか不安で眠いけれど眠れない日々が続く時は血が不足する血虚になっているのかもしれない 精神安定が得意なナツメさん 目を労ってくれる枸杞さんが肝心の味方になってくれる
肝とその相棒である胆の肝胆系のご機嫌を取ってあげられる簡単な方法のひとつは肝胆の回復時間に體に休息をプレゼントしてあげること 肝と胆が急速休息できる時間が23:00〜3:00この時期に目を酷使せず 内臓に負担をかけない簡単な方法 “夜寝る”それだけであるが肝胆にとって最高のプレゼントであろう
まあ欲を言うと"夜寝る"の4時間前に食事を終えていれば肝胆は簡単にキュウソクに向かう準備ができるとか
肝腎まとめて味方になる強力な協力食材が貝類であろう この島国は貝類に味方して貰える絶好のロケーションである
五臓六腑の他に奇恒の腑と云うカテゴリーがある 機能の五臓と六腑の中の竹輪状の空洞を主としたグループの他になんだか珍しい腑もあるもんですなあーと思った部分をカテゴライズしたグループであるらしい
ここにカテゴライズされているのが子宮さん 血を使用するので機能としては肝の働きに近いが どうやら珍しい組に振り分けられているらしい
相も変わらずお蛇さんは驚き恐怖でワタクシのへっぽこな腎をポンコツにキープしてくれているけれど體に元氣を作ってくれる御米をたくさん頂けるのもまたお蛇さんが鼠さんから御米を守ってくれているお蔭である良いも悪いも併せ併せて中庸である真ん中あたりを目指そうかなあでいいらしい
陰に振れて陽に振れて何となく中庸が見えてこればいい 泥水を知っているから結晶の出来るお水が綺麗であると思えるようになるらしい 泥臭いも泥水啜ってお腹壊すも汗臭いも陰陽あるこの世界で體を持たせて貰えたからこそ出来る経験であるらしい
新月
令和七年一月二十九日 二十一時三十六分 新月
巳年の水生き返るってよ
?
えーーーーーーー?
水が生き返る巳年の大寒期の大歓喜新月で物語が終わるのかと思いきやどうやら まだまだお水もお月さまもお喋りを続行したいらしい
こちとらもうヘロンヘロンなんですが?
立春までもう少しの大寒期の大歓喜のお喋りを続けて行くよ
火水組み組みて火水なのに火の話は魂の靈のお話にちょろっと目を向けただけでは終われないらしい
ソウダヨネー
遥か上空のお水のところでもお世話になった"兆し"を捉える火の三合を始めたい
『火は寅に生じ 午にさかんに 戌に死す』
火が生まれるところは寅であるらしい 京の街を囲むお山に寅と火併せ持っていらっしゃるところ
鞍馬
火の生まれる寅の祈りを込めたお寺さんが水が生まれる貴船と鞍馬の山の左右に寄り添い並ぶ
火水組み組みて火水となる
鞍馬のお寺に登る途中にあるお神社さんが由岐神社さん 御祭神さんは大己貴命さま 少彦名命さま
お隣の貴船に黄色いお舟で月の姫さまが到着しているのだから鞍馬のお山にも月の姫さま御一行は辿り着いているであろう
陰陽五行思想を自在に操ることの出来る祈りのスペシャリスト集団である京の街を神の祈りで護るには火水の火も必要であろう
鞍馬寺さんの教えをお借りしたい
"尊天"とは非生命から 生命まで、森羅万象の全てが宇宙生命エネルギーであるとされている
陰陽五行思想に於いてど真ん中にあるのが太極で森羅万象全てを含む宇宙の根本原理
陰陽図 太極図と呼ばれる白と黒の勾玉がカチッと組み合っている図はTシャツのプリントなどにも街中で出逢うこともあろう
宇宙のど真ん中を中庸を目指す経験を陰陽別れた次元で楽しむのがこの次元での過ごし方であると先ほど教えてくださったのが月の姫さま御一行さまが崇めていらっしゃる天御中主(アメノミナカヌシ)さまが教えてくださったばかりである
アメノミナカヌシさまが神に通じる道のど真ん中で両手を広げて待っていてくださることを教えてくださっているのが月の姫さま御一行
陽を受けて黄金に波打ち輝く穀物を御守りしてくださっている月の姫さま瀬織津姫穂乃子さまは『よひとやむみな』で月とはなんぞやを解説してくださっている
金メッキ ゴールデン拝金時代の突貫工事の金メッキが剥がれた次の時代 ホンモノの黄金 光り輝く穀物が大地を波打ち覆う 陽と風と水 ひふみの時代が月である通基 大基のエネルギーが国常立 国が常に立っていられるよう大地に届く時代となることを教えてくださっている
この大基のマコト(真)のエネルギーを通してくださる理を真通理(祭)と呼ぶ
国が常に立って居られるよう見守ってくださっている神さまの大基のエネルギーを大地に届ける 月の神さまが空の上の雲に隠すしかなかった物語を地上に降ろすことの出来る時代 節を持つ竹と笹をハシゴにしてひっそりカサカサと大地にエネルギーを贈りに降りて来てくださっていた月の神さま
風に揺れて不安定な笹や竹よりも地に足つけて真っ直ぐ天に向かって立つことができて動き回ることの出来るニンゲンならば月の姫さまを肩車して降ろしてあげられるだろう 幸い姫さまは笹をハシゴにできるくらい ガガイモの舟に乗れるくらい小さいのである
ニンゲンがハシゴになってツキの姫さまのエネルギーを穀物が黄金に揺れるこの大基の大地に降ろす真っ直ぐな流れの通る理(ミチ)それが真通理で祭
新嘗祭(太陽太陰暦(旧暦)の11月の二の卯の日)
宮中祭祀の最も重要な祭祀として古代からずっと続いている天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇に供えて感謝の奉告をして天皇自らも神からの賜りものであるその穀物を食する儀式
この国の穀物をいただいて生きている者がこの実りの感謝の大祭典を催す時代を創造していくのが次の世で月の世で通基の世
もう少し鞍馬に戻って尊天信仰の説明をお借りしたい
ワタクシのこのくるくる頭にはちんぷんかんぷんだった漢字の羅列 尊天信仰を月の姫さまの解説を頂いた後では大分ふむふむとなるし 月の姫さまが伝えてくださっているお話とぴったりぴったり重なって行く爽快感たらもう ねえ?
月の姫さまが贈ってくださっているのが大いなる愛だと分かったよ
鞍馬の歴史のところにはこう書かれている
賀茂さんと秦さんの両エネルギーで大切にされて来たことも伺える
穂乃子さんは『よひとやむみな』の中でホトケの皮を被ってこの国にしれっと闘いを持ち込んだニセホトケを“仏魔”としてプンスカしていらっしゃるがその金だぜー権力だぜーと土足で火水の土地にズカズカ入り込んだブツマの手からもあの手この手を使って時には雲隠れまでさせて護り抜いて来たツキの姫さまの持つエネルギー
『よひとやむみな』の註の中の穂乃子さまの自己紹介をもう一度
巫女である穂乃子さんが繋がっていらっしゃる天照大神は 大基と繋がる月の姫さまの一族が大切にしていらっしゃるのは宇宙の根本原理 太極に在られる天御中主さま この世の理を照らし出してくださるお存在
アマテラスさまの説明解説とツキの姫 穂乃子さまとクニトコタチさまのご関係も流れが分かればどうやら怪しいお話のように感じることも無かろう
通基(つき)の姫さまの祈りの結晶を結んだ丹波の地はいつの時代も口寄せのできる玉依る姫が実りの黄金の波に乗って辿り着いたことであろう 姫の乗る貴き船は光り輝く波の黄金を映し出し黄船とも呼ばれていたはずである 草木花穀物と仲良く暮らす月の姫さま御一行は和歌をも自在に操ることができる 言の葉も愛して来たのだから
時代に合わせた方法で口寄せから自動書記を経てタイピングまで
通基の姫さまの真の理を通すことをマツリと呼ぶのは先ほど観てきたお話であるが 言い方を変えてみたらもう1人恥ずかしがり屋の姫さまがが隠れていたので またしてもニヤニヤしながら隠れんぼ中の姫さまを探してみたい
祭祀
サイシ
どちらもマツリ マツリのこの大祭典単語(あー単語も丹後だ)が何故わざわざ同じ意味を重ねてわっしょいわっしょいのような楽しすぎるフェスを開催しているのか
さ、意志の強い石の姫さま
そろそろ出ていらっしゃい
永久にも思われる永い永い間 意志を持ち続けて石にお隠れになっていた姫 石長姫 岩永姫 磐長姫
永遠に続く黄金の波の揺れる地を創造する堅い堅い意思を持って磐船に乗ってやって来たホンモノの色を知る姫さま
穀物が実を結ぶその美しさを長い時間をかけてまで伝えることを選んだ驚くべき意思でこの地に降りた姫さま
姫さまの乗った貴き船が祀られるお社を貴船神社の中社 結社と名付けて「吾ここに留まりて人々の良縁を授けよう」とこの地が黄金の花咲き実り輝く豊穣の大地となるよう人々に通基のエネルギーを伝える長い永い石のように意志を固めたのでしょう
その金色に輝く穀物が外敵から狙われぬようお蛇さんにも変身できるようイワナーガヒメと蛇神さまナーガの音を纏って いついつまでも実りを結び続ける大地を這いながら祈り続けてくれていたのでしょう
通基の一族の巫女さまのお役職名であろう『古事記』の物語の口寄せをしてくださった稗田阿礼さまで 月の姫さまの一族が繋がることのできる神さまは宇宙の中心のエネルギー 太極にある天御中主さま 宇宙の中心が紡いでくれるお話は愛の話である
ここまで通基の愛に触れて来たので『古事記』をどれだけ書き換えようとも 我が物としようとする拭いきれぬ金メッキ臭はハナが詰まっていようとも嗅ぎ分けられる
大いなる愛に包まれた通基のエネルギーに“不自然”で “目を背けたい”そんな物語は存在しない
愛のお話しなのである
ここでどうやらお話と物語が分けられるみたい
通基の巫女 瀬織津姫 穂乃子さまは『よひとやむみな』の通基の世でこう語っていらっしゃる
スサナルの神さまとはスサノヲさんの事であるらしい
通基の愛を受けて降ろされたであろう『古事記』は愛のお話しに溢れているはずである
ヤマタノオロチの物語でスサノヲさんのお話しでスサノヲさんはヤマタノオロチからクシナダ姫さまを命懸けで衛る アツくて強くて勇敢な存在であることが伺える
結論が先に到着しているのでまずは結論から
言の葉に靈を宿らせて自在に操ることの出来ることばのスペシャリスト集団が通基の一族であることは磐長姫さまの岩隠れをすんなり成功させている
しかしながら 言の葉の幾重にも意味をミルフィーユ出来る柔軟さを持たない状態ではヤマタノオロチの物語は大蛇とスサノヲさんとクシナダ姫さまの不思議な物語である
言の葉と仲良く暮らす通基の民が込めた大地の形状や洪水という自然現象 酒が容易に用意出来るような豊かな水に恵まれてる土地 発酵という文化まで詰め込むことの出来る情報をとことん詰め込んでいることは探し出せない
ふふふ
満点の星空隠れたり 月に隠れたり 磐に隠れたり お蛇さんになったり 小さな男の人になったり 本当に通基のお姫さまたちは隠れ上手で そして通基の殿方も山にお酒に雷さまに烏に変身してしれっと変身して姫さまたちを御守り抜いてくださっている
金メッキ高圧洗浄
金ピカに塗り替えられた“物語”は不自然な変装や闘ったり何度も殺したりパワハラを匂わせる圧力めいた粗々しい手抜き塗装で物語を入れ替えている
愛はパワーなのでね 水とも仲良しな通基なので
なんちゃって塗装を見つけたら高圧洗浄機を向けてペラペラに剥がれかけている偽塗装を洗い流すよ
愛に溢れた穏やかなスサノヲさんの暴走は大抵金メッキ塗装サインである
前に見て来たエピソードから
鋼の口でも持っていない限り口の中 大惨事が予想されるアマテラスさんとスサノヲさんの誓約
その誓約をする為に通基の民が大事にしている田んぼと機織りを荒らす狼藉
この後 岩戸に通基の姫さまを閉じ籠めて代わりに女装男がしれっと登場する
多分“岩”がポイントであることには氣づいているが“イワ”は“イシ”の永い永い永久とも思われる堅い揺るぎない祈りの意志までは抱えられまい
もちろんイワナガヒメさまのエピソードも
通基の一族である大山祇さまの堅く永い意志の祈りを知らずに岩フェイスってブスってコトデショ?とトンチンカン理論を展開している
スセリヒメ
オオクニヌシさんとスサノヲさんの物語もWikipediaさんにお借りする
目を背けてしまいたいほどのゲテモノエピソードであるがポイントはそんな困難な状況からもあっさり救い出してくれるオロチの比礼とハチの比礼を須勢理姫さまが持っていらっしゃると云うところ
オオゲツヒメさまのエピソードにもあったように目を背けて大事なポイントに氣かつかないで欲しいと思う話にオゾマシイ塗装をしているのであろう
目を背けて貰いたいポイントには通基の姫さまがいらっしゃる
大蛇の比禮 蜂の比禮は十種の神宝のなかの2つ
十種の神宝の箱入りの御守りを頂けるのが稲荷のお山を望む伏見神宝神社さん
かぐや姫さまゆかりの竹林に囲まれた美しいお神社さんである
易においてどっしりと安定を表しつつも箱で変化を表す山の卦 艮 十種神宝の御守りは丈夫な木箱に守られている状態でいただくことができる
"安定"と"変化"の一見相反するようにも捉えられるどちらの祈りも込められながら
頂いた際に玉手箱を包んでくださった袋
裏側には歌を得意とした月の姫さまの残してくださったお歌そして表面には月の姫さまの一族が愛の理に基づいてこの地に豊穣の黄金の波を広げてくださったことが窺えよう
スセリヒメさまがオオクニヌシさまをお救いになる為に手渡した大蛇の比禮 蜂の比禮
禮は礼の旧字
Wikipediaさんによると礼とは
先ほどみたように示し申すのが神であったから宇宙の理からホンモノの豊かさををいただく為のあらゆる智慧が禮となるであろう
稗田阿禮
宇宙のど真ん中 アメノミナカヌシさまの愛をたっぷりとこめた通基の書『古事記』を降ろしてくださった通基の巫女がオゾマシイお話しなんぞ入れる理由は無かろう だって巫女は揺るぎない大いなる愛を知っているのだから
蛇の比禮
通基の姫さまたちが豊穣の実りをまもる為に変化していらっしゃるので想像しやすいであろう大地を這って実りを狙うものを祓う大地のおまもり
蜂の比禮
羽根が生えていて空を飛ぶことのできる蜂は天空からブンブンと実りを狙うものを祓う天空のおまもり
共に時には毒さえ持つこともある 実りをまもるものには薬と働き そうではないものには毒と働く 通基の一族の得意な陰陽併せ持つ中庸の比禮
スサノヲさんの娘さんであるスセリヒメさまが持つ通基の御守り
スセリヒメさんが通基の姫さまであることが窺えよう シラミのエピソードでは木の実と赤土を口に入れるよう提案している事から姫さまは木の実と赤土が口に入れられるものであると判別出来るくらいに本草(漢方で、薬用とする植物。薬草。また、薬用となる動植鉱物の総称)に長けていた事が判明する
その後 スセリヒメさまは嫉妬したりプンスカ怒ってみたり氣性の荒々しい様子が描かれて“勢”の文字まで当てられているが 通基の姫さまであることが分かったのでスセリヒメさまからも金メッキを洗い落とすことができる
『出雲國風土記』に記されているスセリヒメさまのお名前は 和加須世理比売命
和歌に長けていて世の理に通じる通基の姫さまであることが丸わかりである
“須”の意味はここまで漢字が連なっているのだから漢文に求めて良かろう
"すべからく〜すべし"
意味はぜひとも~する必要がある
勢いよく嫉妬したいのではない プンスカしたいのではない
通基の姫である強い意志を持って永遠の愛に溢れる世の理を届けたい氣のながいながい姫さまなのである
Wikipediaさんにお話の続きをしてもらおう
通基の姫さまであるスセリヒメさまは同じく通基の姫さまであるスクナヒコナさまに名を変えてご夫婦仲良くクニヅクリの為に各地を巡ったお話はあちこちで出逢うことが出来るであろう
通基の姫さまである少彦名さまスサノヲさんとも結ばれてませんでしたっけ?と云う疑問はまあ神話ナンデネと一蹴するのもまた通基の姫さま方を突き放すような氣もするので少彦名と云うお名前を真っ直ぐ捉えてここでは小さな男の神さまに変身した通基の姫さまをまもる為の御守り名としておきたい
國常立尊
出雲大神宮さんの磐座にお祀りされているのが国常立尊さまである理由も 石に隠れる必要性のあった月の姫さま方の真通理の手段 方法
御蔭山 御影山 おかげさま 陰から常にこの国が立っていられるよう支え続けてくださっているこの地球の大地そのものである大調和の神さま
丹波の地を豊穣の波に包み込んでくださる通基の神さま
平安がずっとずっと続くよう祈りを込めた京の街を作るにあたってキツネの方向 東西北のお山に込めた守護の祈りを追いかけてきた 太陽を見上げて皆が見る南の方向から京の街を護ってくださっているのが城南宮 この地球の大地そのものである国常立尊さまの元には高く昇ってエネルギーが一番大きくなる太陽さんからもお月さまからも真っ直ぐ光が降りる日月の理も込められているであろう
この國常立さまの物語に辿り着いた本日 易で出てくださった卦は 坤為地 全てが陰で構成されている大いなる大地を表す卦である
多分まだまだ通基の神々さまがお放しのお話したいはずだから新しい神話を 足していくよ