パガニーニの漫画18
悪魔とさえ信じられたヴァイオリンの名手、ニコロ・パガニーニの人生を綴った漫画です。ついにパリに到着したパガニーニは、友人のロッシーニに様子を聞き演奏会にむけて準備します。独特の緊張感が漂うこの街で、果たして彼の演奏はどう評価されるのか…
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激動の街パリ
1831年にパリに到着したパガニーニ。彼を歓迎する人々もいれば、敵意を向ける人もいました。到着した当初体調が優れなかったパガニーニは、国王の招待演奏を断り、それが生意気だと批判する人々がいたのです。
さらにパリでは前年に起きた七月革命の影響で街全体がピリついた空気に包まれていました。そんな独特の緊張感の中行われたパガニーニの演奏会、パガニーニ自身も今までとは違う心持ちで臨んだ本番だったかもしれません。
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