英語力ゼロでソロ海外トレイルへ~タスマニア/Overland Track~概要
こんにちは。yayoです。
2023年11月19日~25日にかけて、オーストラリアはタスマニア クレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園にあるオーバーランドトラックを歩いてきました。
笑いあり、ハプニングあり、感動ありの素晴らしいトレイルだったので、ぜひ皆さんに知ってもらいたいと思いこの記事を書いています。
オーバーランドトラックとは…
世界遺産 タスマニア原生地域にある、
クレイドルマウンテン・レイクセントレア国立公園の最深部を
北から南へ5泊6日で縦断するトレッキングコースです。
本日はオーバーランドトラックはどんなところなのかについて書いていきたいと思います。
①オーバーランドトラックの位置
オーバーランドトラックがあるのは、オーストラリアの南東にあるタスマニア島、クレイドルマウンテン-セントクレア湖国立公園です。なんとここ、世界遺産地域です。
スタート地点ロニークリークからゴール地点シンシアベイまで全長65kmを5泊6日で歩きます。
②オーバーランドトラックの予約
シーズン中の10/1~5/30の間にオーバーランドトラックを歩くにはオンライン上での予約が必要。出発日やメンバーの人数を決めておく必要があります。予約は毎年7月上旬に開始となります。2023/2024シーズンは2023年7月4日の9時から受付開始となっていました。近くなったら国立公園のWebサイトで確認するとをおすすめします。
オーバーランドトラックには1日に34人しか入山できないのでなかなか狭き門。(私の場合は受付開始の朝9時にアクセスして、順番が回ってきたのが夜7時でした!)
③オーバーランドトラックの料金
・大人$285
・小人(17歳以下)$245
上記の料金は予約の際にクレジットカードで支払います。
予約時にオーバーランドトラックのガイドブックとmap (information pack) も$43で申し込むことができ、事前に送ってもらうことができます。
私が予約時に支払った料金は
オーバーランドトラックパス(大人) $285
information pack $43
消費税(10%) $29.82
合計$357.82 (34,350円)
(1オーストラリアドル=96円: 2023/7時点)
④オーバーランドトラックへのアクセス
➡️日本からタスマニアへ
日本からタスマニアへの直行便はないので、ブリスベンやメルボルンなどから乗り継いでいきます。タスマニアにはローンセストン空港とホバート空港の2ヶ所の空港があります。
オーバーランドトラックの玄関口、ロニークリークに近いのはローンセストンの方だったので私はローンセストン空港を利用しました。
ローンセストンはこじんまりとした街ですが遅くまでやっているスーパーがあったので買い出しもそこでできました。(オーストラリアでは17:00とかに閉まるお店がほとんど!)
また、マックパックやカトマンズなどのアウトドアショップもあったので、ガス缶を買ったりアウトドア用品の買いたしなどもできます。
一方でホバートはタスマニアで一番大きい都市です。歴史が古い都市なので観光も兼ねて何日か滞在するにはホバートもいいなと思いました。
➡️ローンセストンからロニークリークへ
ローンセストンからロニークリークはシャトルバスをチャーターしました。予約は日本からネットを使って行いました。私が行き帰りで使ったのはOverland Track Transport というバス会社。
予約時に指定して宿泊場所からピックアップしてもらってロニークリークの宿まで送ってくれます。帰りはセントクレア湖のビジターセンターから空港または宿泊地まで送迎してくれました。ほ希望があれば大きい荷物は預かってもらえるようです。また、PLBやガス管などのアウトドアギアのレンタルも良心的な値段でレンタルしているようでした。
⑤トレイル中の食事
オーバーランドトラック内には売店はありません。スタート地点のロニークリークにもスーパーはないので、街で6日分の食料を買っておく必要があります。飲料水についてはトレイル中の各ハットに設置してある雨水タンクから補充するか、道中の小川などから汲めますが浄水器の使用や煮沸消毒が推奨されています。
⑥ハット・キャンプサイト
トレイル中は10km~20km毎にハットとキャンプサイトがあります。ハットに泊まるのもキャンプをするのもどちらでも選べますが、ハットが満員のときはキャンプをしなければならないので、テントは必須です。私が行ったときは一週間ずっと晴れていたのもあってテント泊が人気でした。ハットには、寝る場所、自炊スペース、雨水タンク、汲み取り式トイレなどの設備があります。
□ハット
・寝る場所…マットレスはないのでスリーピングマット必須です。
・自炊スペース…バーナーを使う際は銀プレートのスペースを利用します。
・雨水タンク…浄水器or加熱推奨。
・汲み取り式トイレ…臭いはあまりなく清潔。トイレットペーパーは持参していきます。
□キャンプサイト
・デッキの上にテントを張るようになります。
・デッキに固定用のカラビナがついているのでペグは持ってこなくてもよかったかな~と思いました。
・夜に野生動物たちがテントに近づいてくるので食べ物やゴミは密閉する、テントの外に物を置かない方がベター。
一度入山料を払ってトラックをスタートしたあとはハット・キャンプサイトともに利用料金は無料です。
次の記事ではオーストラリア入国からオーバーランドトラック前日までを書こうと思います。
See ya!
yayo