【お題に挑戦】永遠の推しについて
かれこれ20年推しのキャラクターがおりまして。
ガオイエロー/鷲尾 岳ですが!
テレビシリーズを見て好きになったのはもちろん何だけれども……。
「やっぱり、ガオイエローが自分にとって一番のヒーローだ!」ってきっかけになったのは実はTVシリーズの影響じゃなくて母方実家方面であった地元のお祭りでのヒーローショーなんです。
握手タイムで並ぼうとする自分(小3)をばあちゃんじいちゃんが「もう大きいんだし、女の子なんだから」と謎理論で私を留めにかかり、一緒に見ていたいとこ達は握手をしに列に……。
いとこ達は握手したのに!
私もガオレンジャー好きなのに!
何故ダメなんじゃ!
と私ギャン泣き。もうそりゃ獣の様……。
握手タイムが終わってからも
我とじじばばで
「イエローと握手しないと帰らん!」
「もう握手は終わったんだから、イエロー帰っちゃったよ」
の応戦。
子供心に男女で握手出来ないのは違う。って拗ねくれてたのと、元来の頑固者が力を発揮して、漬物石の如く頑なにその場を離れない我氏に困り果てたじじばばは、取り敢えず孫をその場に放置。
遠巻きに見守りつつ、誰も居なくなれば諦めるだろうと持久戦に持ち込む構え。
そんなやり取りが、静かに撤収作業をしていたスタッフ一同に筒抜け状態であったろう。
テントから、ガオイエローとガオブルーが出てきて傍らに寄り添ってくれた。
きっと、一度は脱いでいただろうスーツをわざわざ着込んでくれて。
ブルー役の人は本当に柴田くんの鮫津海の様に「女の子が泣いちゃダメだぜ」と言わんばかりのサムズアップサイン。
イエロー役の人が鷲尾岳がガオベアー、ガオポーラーにやったみたいに頭を撫でてくれて目線を合わせてくれて、握手タイムで出来なかった握手もしてくれた。我氏号泣。
撤収作業が進まないからだったのかもしれないけれど。
あの時の、あのガオイエローの行動が、「ヒーロー」そのものだったし、私の「憧れ」を守ってくれた。
もうそれはそれは「ヒーロー」そのものでした。
あの日のガオイエロー、ガオブルーありがとう。
あなた達のおかげで、随分長い事ガオレンジャーファンを続けてます。