こたの読書タイム! 第1回 変身 フランツカフカ
みなさん!どうも、こんにちわ!こたです。というわけで今回から僕の読んだ本の感想などをここに記録していきたいと思います。実は、一回別の本の感想を書いていたのですが、なんだか解説みたいな変な物が出来上がってしまったので、今回は感想を重視で書いていきたいと思います。本当は、まだ本を読んでいない人も楽しめる内容で書いていきたいと思っているので、少しずつ試行錯誤を繰り返して頑張ります。僕がnoteを始めたきっかけは本の感想を書いて、より読書を楽しみたいという思いや、スマホ依存をやめて読書時間を増やしたいという思いがあるからです。そのため、今まで読んで来た本を順番に記録していくと確実に効率が悪く読書が進まないので、僕が一番最近読破したこの本から感想を書いていきたいと思います!
第一回目は、フランツカフカの「変身」です。ざっくりした話は、主人公のグレーゴル・ザムザがある日目覚めると巨大な虫になっていたという話です。全ページが112ページと短い話ですが、内容が濃く現在でもいろいろな解釈がある話で、暗い話だと考える人も多いと思います。
この本の面白いところは、グレーゴルとその家族(特に妹のグレーテ)、2つの視点から物語を楽しむことができるところだと思います。終わり方もハッピーエンドとバッドエンドどちらともとれると思います。双方の視点から読み終えた後は、カオスな気分になってしまうでしょう。僕自身初めて読み終えた時は、暗い部屋のなかで明るく光る遠くに幸せな家族を見ている気持ち(伝わるかわかりませんが)になりました。
この本から僕は「家族の在り方」みたいなものを感じ取りました。高齢化が進む日本では、介護のなどの問題も多く、この話で虫になってしまったグレーゴルへ冷淡な対応をする彼の家族のようなことを、高齢の家族に実際にしている家族もあるかもしれません。ぜひ、みなさんにもこの本を読んで欲しいと思います。決して明るい終わり方ではないと思いますが、これからの家族との接し方や自分の未来について考えるきっかけになると思います!
あとがき 使い始めたばっかりで見出し画像の大きさをうまく調整できていません、これからいろいろ改善していきたいと思っています。