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これからの時代に必要な「感情移入」
どうも、マーケロボ山縣です。
1ヶ月前から朝のルーティンを始めたのですが、習慣って本当に凄いですね。
仕事が結構立て込んでいたのですが、それも計算してスケジュールを組むので意外といけてしまう。。。
①自分と向き合う時間
②1日のゴール(目標)設定
③アウトプットする時間
を中心に行なっていますが、今のところ順調です。
この習慣以外でも、
・マネジメントゲーム
・キャッシュフローゲーム
・共通の本を読んでプレゼン(ちゃんと資料や原稿も作ってやってます!)
など、全社で様々なことに取り組んでいますが、やったとことは実戦で生かされてなんぼですし、日々の会話に落とし込まれているのは良いなー
そんなことを考えながら日々過ごしております。
さて、そろそろ本題です…
マーケロボに入って1年半以上経ちますが、考え方が変わったなと思うことがたくさんあります。
備忘録として…ということもありますが、嬉しいことに「マーケロボに入社したらどう成長しますか?」とご相談いただくことが増えてきましたので、まとめておこうと思います。
マーケロボ入社時の失敗
元々2年間カスタマーサクセスをしていていたこともあり、SaaSにおいてある程度全体像が見れるようになってきた時期だったかなと記憶してます。
複数SaaSのチャーン/ネガティブチャーンを管理していたことに加え、数字も良かったので、「この経験を生かして活躍するぞ!」という感じで意気揚々とマーケロボに入社しました。
それからマーケティング部の立ち上げや会社の柱になっているコンサル事業部の責任者などさせてもらったこともあり、代表の田中とやりとりすることが多かったのですが、ここで圧倒的に足りていない部分に気付かされたんですよね。。。
それが「人間力」です。
前職でも多くの経営者と対峙してきたため分かっているつもりでいたのですが、全く分かっていませんでした。
ぶっちゃけ、成果さえ出すことができれば解約にはならないし、満足してもらえるし、良い関係が築けるとすら思っていました。
そんな訳はありませんよね。
厳密に言うと、それで成り立つSaaSも多いですし、それはそれで素晴らしいんですけど、これだけではインパクトが弱のかなと…ここについてもう少し詳しく考えてみます。
「人間力」がない状態=矢印が自分
前述した通り、マーケロボに入社する前までは、自分に人間力はなく、強みではないから知識とノウハウを武器にコンサルを行おうと考えていました。
後から気付いたのですが、ある程度の成果ならこれでも出るんですよね。そこそこ喜んでもらえます。
でも、組織を動かしたり、大きな変化をするためには不十分だと考えています。
ここで「人間力」が出てきます。
人間力って言うとちょっと広いですが、人間力はある人は下記のような要素を持っています。
・信頼できる(何があっても裏切らない)
・包容力がある(自分を受け入れてくれる)
・自分ごとに捉えて感情移入してくれる
上っ面だけではなく、これが出来ている人って凄いですよね。社内には比較的上記の条件に当てはまる人が多いのですが、本当に信頼できます。
逆に、これがあまり出来ていなかった時、自分ってどんな考えだったのか?という話です。上記の要素に合わせてみます。
■信頼できる(何があっても裏切らない)に対して
数千社いるクライアントの1社。本当はもっとフォローしたいし、悩みを解決したいけど、時間がかかるから他のクライアントをフォローした方が生産性が高いな。。。
■包容力がある(自分を受け入れてくれる)
ヒアリングをしよう!否定はだめだ!まずは聞いて提案しよう!
(本に書いてあるようなテクニックの実践)
■自分ごとに捉えて感情移入してくれる
社長が話していること本当にわかります!僕、御社のこと、社長のこと好きなので頑張りますね!(クライアントを成功させたい!)
こうやって書いていて改めて感じましたが、人間力がない時って矢印が自分に向いている気がします。
これが施策や提案にも影響するのですが、その結果何が起こるかというと、机上の空論で、理屈は合ってることもあるのですが、薄っぺらく人を動かすことが出来ないということです。
「カスタマージャーニーはですね!」とか言っているのにもかかわらず、まさに施策に人が存在していない状態で、自分の経験上絶対こうやった方が良い、今回のケースだったらこの事例と同じようにすれば良いな。という考えてに至ってしまうわけです。
以前、別の記事で書いたことにも繋がるのですが、マーケッターは現場に突っ込んでいく必要があります。現場には、実際に使っている人の声やその時の反応、感情があります。それを加味した上での施策が必要ということですね。
感情移入が世界を変える!
では、人間力がなかった状態から何が変わったかという話です。それが「感情移入」です。全てはここから始まります。
感情移入ってよく聞きますけど、コンサルタントにしてもマーケッターにしてもセールスにしても同じで、今となっては最強の武器だと確信してますがその理由は下記に集約されるかなと。
■自分の子供がもし病気になってしまったら
なんとしてでもこの病気を治したい。いや、絶対に治す。同じようなケースで悩んだ人はいないのか。わずかな手がかりでも良いから掴んで前進させたい。情報を集めて、専門家に相談しよう。一人が厳しいと言っても別の専門家であったら活路を見出せるかもしれない。治るまで絶対に諦めない。
■他人の子供がもし病気になってしまったら
それはお気の毒ですね。あそこの病院が評判良いらしいから一度聞いてみたらどうですか?
ビジネスでも同じようなことが起こっているのだと思います。自分の子供のことは自分ごととして考えます。ただ、ビジネスで付き合い人のほとんどは他人になりますので、自分の子供と同じような感覚で考える人はまずいないでしょう。
ただ、感情移入をすれば、一気に考え方が変わります。適当なヒアリングなんてしないですし、本当に良くするために最善の行動をとります。
まずは、相手のことを知って、好きになって、感情移入をする。
この状態で伴走支援をする。
そうすれば、大きな問題も乗り越えられますし、きっと世界を変えることもできるのだと信じています。
今の自分に言えたことではないかもしれませんが、相手のことを思いやるのが日常になれば、世界はもっと幸せになるんだろうなと思うので、まずは体現できるように、いろんな人に興味を持って、好きになるよう日々過ごしていきます。
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![山縣 昇也](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141935535/profile_28b5b2af13ddf914e1f5113d713636f7.png?width=600&crop=1:1,smart)