Kei

たまに山作業、ノコギリを装備。 年に数回演奏会、洗濯板と太鼓を装備。 日常でマーケティングリサーチ、好奇心を装備。

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最近の記事

チダイの塩焼きを茅場町で

チダイはマダイによく似ているが、頭のところのカーブがマダイよりも急な坂になっているので区別される。高知ではキダイとともにコダイといい、またチコとかチコダイという。北海道から南はフイリッピンまでの沿岸に広く分布するが、マダイほど浅い所には来ない。マダイほど大きくならず、四〇センチどまりである。茨城、長崎、島根県で多く獲れるが、年産額は三〇〇〇トンぐらいである。冬うまい魚だが、大阪では秋うまいという。チダイはいくぶんマダイにくらべると味は劣るが、マダイと同じように調理して食べる。

    • キンメダイの干物を自宅で

      この魚は金身が朱を帯びた赤い色をし、大きな眼をもっている。この眼の虹彩が猫の眼のように金色にかがやいているととろから金目鯛の名がつけられた。赤い色をした魚にはかなり深いところにすむものか多いが、キンメダイなどはその典型的な例で、相模湾とか駿河湾などの1〇〇メートルぐらいのところから漁獲されている。体長は四〇センチ内外で、十二月から翌年の三、四月ごろまでのあいだがうまい。タイに劣らぬうま味をもち、高級料理の材料とされ、刺身、塩焼、煮付、フライなどに向いている。(「魚のシュン暦」

      • メカジキの照り焼きを万世橋で

        カジキといわれるものにはマカジキ、メカジキ、バショウカジキ、クロカワカジキ、シロカワカジキなどがいる。カジキの大きな特徴はどれも上顎がひどく突きだし、そのさきがするどく尖っていることである。 マカジキは三メートルぐらいになり、関西や高知ではナイラゲ、千葉ではダイナンボウなどという。東京でただカジキというとこのマカジキのことをさしている。マカジキはもともと暖海性の魚なのだが、三陸沖から北海道の南部にまでもやってくる。カジキのうちではいちばんうまく、上等の魚で、刺身、鮨、照焼など

        • タチウオを沼津で

          タチウオ(太刀魚)はその名が示すように刀のように細長く、全身が銀色にかがやく魚である。暖海性の魚なので南日本に多く、水深一百メートルぐらいのところにすんでいる。かなり産額の多い魚で、年産額は二万四千トンに達する。タチウオの体が銀色にかがやいているのは鱗にグアニンとよぶものが沈着しているためなのだが、このことはタチウオばかりとはかぎらず腹がわの白い魚はたいてい同じである。ただタチウオの場合はグアニンのつき方が著しいためにとくに銀白色にかがやく訳である。このタチナウオのグアニンを

          大先輩と

          2014年に自伝の製本をお手伝いさせていただいた大先輩が先日亡くなられた。OB会でご挨拶をさせていただくくらいのほんの少しの関わりだった。直接に教えを乞うような機会は全くなかった。 https://nims-inc.co.jp/50th/ 告別式には参加せずに自伝を自分なりに思い返してお見送りした。自伝続きとして母方の祖父の中国は広東での戦争体験を書いた自伝も入手して読んだ。みんなワイルドに楽しく生きていた。 あれから6年。当時携わっていたビジネス領域からちょっと飛び出

          大先輩と

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          手元にある材料で文庫本を作る

          大先輩の自伝を製本しました。 無事にお贈りすることができてよかった。 増刷のご注文には連休中にお応えします。

          手元にある材料で文庫本を作る

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