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実はとっても出不精!? イラストレーター・Tamy流さんぽのススメ

みなさんはじめまして。イラストレーターのTamy(タミィ)と申します。
東京のおすすめスポットをご紹介しているさんぽ本『トラベラーズノートと歩く東京のかわいい街さんぽ』を執筆させていただいたご縁で、こちらでマンガ連載を描く事になりました。どうぞよろしくお願いします。
 
(文・イラスト Tamy) 

【さんぽのススメ その1】
出無精人間はさんぽに行く理由を3つ作りはじめて動く

さて、20年近く関東に住んでいますが、九州出身なので飽きることなく常にわくわく新鮮な気持ちでさんぽをしております。

そんな私が「素敵だなぁ、おいしいなぁ」と心動かされるお店や神社仏閣などをオールイラストでご紹介しているのが、前述の本になります。
 
10年近くSNSで食べ歩き絵日記を描いていまして、いつも出歩いているイメージを持たれるのですが、実はとっても出不精です(汗)。

一人さんぽだと、雨天延期もあり!

ただ、昔から情報収集が趣味なので、常に行きたいスポットをGoogleマップでチェックして、マップはピンだらけ。1つのエリアに行きたいスポットが3つ重なったら出かけるというマイルールを作っています。
 
例えば、ナポリタンスパゲッティが人気のお店を発見したら、マップで即座に調べ近隣の神社や美味しいベーカリーにも行くプランを立てます。この3つのスポットについて、開店時間やメニューなどを細かく調べます。

時間が合えば家族や友人とも出かけますが、基本1人が多いので雨天延期もありです。目的のスポット以外は現地での出会いを大切にし、建物や料理の写真を撮ったり、気になるお店を覗いたりとのんびりさんぽを楽しみます。

絵日記をSNSにで投稿することで広がった世界

小さなスケッチブックも持って行くので、その場でスケッチをすることもありますが、休憩で入ったカフェなどで、スマホで撮った写真を見ながら描くことが多いです。

その日の出来事を絵日記にまとめるのは家に帰ってから。絵日記を描いてSNSに投稿して完了。これが一番の楽しみです。

 SNSをはじめて良かったなぁと思うのは、絵日記を投稿し#ハッシュタグで同じお店に行かれた方の投稿を見たり、お店の方が気がついてイイネしてくださったりと嬉しい事も。

今ではさらに広がり、日本人だけでなく、世界中の方からのリアクションもあるので、それがすごく励みになっています。これからそんなさんぽのよもやま話を綴っていきます。どうぞお楽しみに!

【著者紹介】
Tamy(タミィ)
イラストレーター、エッセイスト。
ドイツワインの輸入商社勤務を経て、結婚・出産。2児の子育てと義両親の介護の傍ら、ワインエキスパートの資格を取得。トラベラーズノートに描いた食べものやさんぽの日記がInstagramで話題に。丁寧でやさしいイラストが国内外から人気を呼ぶ。
著書に『たべてしあわせ おいしいノート』(三交社)、『世界一おいしいワインの楽しみ方』(三笠書房)などがある。
Instagram @tamytamy2015