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【読書感想文】絶体絶命の危機、七花ととがめの運命やいかに?『刀語 第六話 双刀・鎚』
絶対零度の蝦夷の地で繰り広げられる、七花ととがめのバトル第6弾。今回登場した天真爛漫な少女、凍空こなゆきちゃんが最高のスパイスでした。
「どんな苦境にあったって、自分の決断を後悔することだけはねえんだよ」という、とがめさんの名言も炸裂しました。この言葉、超格好良くないですか?まさに、鋼の意志を持った女性って感じです。
七花がピンチに陥った時の心理描写も切なくて感動的でした。仲間との絆の強さを感じて、思わずウルっときちゃいました。そして、凍空こなゆきの言動がシリアスな場面を和ませる絶妙なバランス感がたまりません。
今回のテーマは「決断と後悔」です。それぞれのキャラクターが自分の道を切り開いていく姿に、読者も一緒に考えさせられます。果たして、七花はどんな決断をするのでしょうか?続きが楽しみすぎて、もう夜も眠れません!
本作は、心に響くドラマが詰まった一級の作品です。時代活劇好きはもちろん、そうでない人もきっと楽しめるはずです。