【読書感想文】嵐と友情が織りなす、少年の航海物語『チムとゆうかんなせんちょうさん』
先日、ブックオフの絵本コーナーで『チムとゆうかんなせんちょうさん』を読みました。小さい頃に読んだ大好きな絵本で、ページをめくるたびにワクワクしたのを覚えています。
主人公のチムは、船乗りになるのが夢の男の子。ある日、こっそり大きな船に乗り込み、冒険が始まります。船長に見つかって叱られたり、嵐に巻き込まれたり、ハラハラドキドキの連続!でも、チムは持ち前の勇気と優しさで、周りの人たちを少しずつ巻き込んでいくんです。
特に印象的なのは、船長のキャラクター。最初は厳しくて怖い人だと思ったけど、実はチムのことを一番に思っていて、ダメなところがあればちゃんと叱る、でも優しい心の持ち主なんです。私自身、子供の頃に厳しかったけど、本当は優しかった先生のことを思い出しました。
この絵本を読むと、大人になるって、いろんな経験をして成長していくことなんだなって改めて感じます。チムが船乗りとして成長していく姿を見ていると、私も何か新しいことに挑戦してみたくなります。
海の上での大冒険はもちろん、チムと船長との絆、そして船乗りたちとの友情など、見どころがたくさん詰まっています。大人になって読み返してみると、子供の頃に気づかなかったところに気づいたりして、また違った感動があります。
もし、まだ読んだことがない方がいたら、ぜひ手に取ってみてください。きっと、あなたもチムと一緒に大海原を冒険しているような気持ちになれるはずです。