【読書感想文】外見じゃない！大切なのはハートだよ『どうながのプレッツェル』

胴体がとっても長い犬のプレッツェル。彼は自分の長さを誇りに思っているんだけど、大好きなグレタにはなかなか振り向いてもらえずにいます。それでも諦めずに、一生懸命アピールするプレッツェルの姿が、もう可愛いんですよね。

この絵本の一番の魅力は、なんといっても温かいタッチの絵でしょう。古き良きアメリカの街並みが舞台で、見ているだけで心がほっこりします。プレッツェルがドッグショーで優勝するシーンや、グレタにプレゼントを贈るシーンなど、どれも印象的でした。

特に私が感動したのは、プレッツェルの内面の強さです。 彼は外見でからかわれることもあったけど、自分のことを好きでいてくれる。そんな彼の自信に、私は勇気をもらいました。

また、プレッツェルとグレタの関係は、まるで私たち人間みたいですよね。誰かに好かれても、なかなか素直になれない…そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。でも、プレッツェルは自分の気持ちを正直に伝えて、最後はハッピーエンドを迎えるんです。

この絵本から学んだのは、「行動することの大切さ」です。 好きな人がいるなら、言葉にして伝える。やりたいことがあるなら、一歩踏み出す。そうすることで、きっと世界は変わるはずです。