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私が女だったら
コパイロットでいい線画ふうに生成できました。呪文はラインアート、線画だと強調して黒一色、くちびる以外黒の線画、振り向きざまに(look back)、うなじ (nape) をshowing, kimonoをwearです。
照れています。
前に女性noterの「私が男だったら」という記事を読み、一度、書てみたかった。
では、いきます。
私が女だったら。
私が女だったら真っ赤なルージュを引きます。
私が女だったらネイルはしません。自分の爪にこれも赤のマニキュアをします。
私はモテるでしょう。
ハタチのころの私の顔が女子に変身するのですから。
苦労を知らずに育ったお坊ちゃんに復讐したい。つき合ってから彼の親友と寝たい。
自分はくずのような男とつき合う。
狭いアパート。中身が合法なタバコだけか知れない煙管(きせる)。競馬新聞。
目玉焼きとハム、トーストの朝食。
くずは競馬がないときはパチンコに行く。
「意地があるんだ」
と換金はしない。
おかげで油やトイレットペーパーは充分。 注:時代考証無視
彼は「タバコはカネで買ったことがない」が自慢なの。
やばいですね。
妄想の彼氏で本人が置き去りに。
え~。
私はとりあえず大学にふつうに入ったことにします。
インドなんか行かず。
白いシャツ、濃い茶色のミディのスカート。アウターも一段薄い茶色。かばんだけブルー。
う~ん、すごいな、女子大生。
あれを一日キープするんだもんね。
ていうか「女子」に生まれた時点で「おしゃれ」は義務。
女の子のパパには1千万円くらい「女の子手当て」を出すべきじゃないかしら。
やっぱり大学も中退してインドへ行きそう。
バラナシの女性という作品で書いたような奔放なバックパッカー。
ロンドン、バンコク、ベレン。
ベレンはアマゾン河口の街。
色んな街のクラブへ行くの。
テクノクラブがいい。ベレン除く。
今とおなじ家ならお金には困りません。
ブランドものは持ちません。
よいものはオーダーです。
時計と財布はブランドものでもいいです。ただし10万円以下です。
靴は1足高いものを持ちましょう。高い時計は趣味なので別です。
海外では目立たないレベルのブランドものがいいでしょう。
ただしオーダーの正装は1着あるとそれなりの相手とぐうぜん会って、夕食に招かれた。なんてときに役立ちます。
話しはとっちらかっていく
話しが脱線しています。
いや、むしろ核心にせまっているのかも。
「私が女だったら」
私はもっと簡単に書くつもしでした。
今、具体的に「私が女だったら」どういう人生だったか、考えています。
私の若いころの顔で収入。モテたでしょう。
罪深い女になったでしょう。
女一人のバックパッカーになってあちこち旅行したでしょう。
正装はキラキラじゃなくて白黒のパンツスーツ。でも銀座でオーダーかセミオーダーします。ご不幸にも使いまわせますから。
大使館、官庁、大学図書館なんかにもいいですね。
これ時空の問題があるのよね。
昔はズックだったけれど今はバックパック。
ズックのほうがいいわよ。
入れられる量が少ない。
身軽。
靴は正装用に履かないのを1足、ふだん履きはスニーカー1足。
私はプーマが好き。
あとサンダル。
あー、ズックが通じないか。
布製のズタ袋。肩を斜めに通すの。
あともう一つ空いた肩にまっすぐ持つのね。
現金はおなじくらいずつ。目薬も1本ずつ。服もどっちかに下着、じゃなくてバランスよく。片っぽう盗られたり失くしたりしても当面なんとかなるように。
パスポートが入っていないほうには、国際免許証、とかね。
バラナシの女性のように化粧はしない。
私も彼女みたいに顔の掘が深いし。
日焼け止めくらいかな。
虫よけと。身体に塗るのは。
それにフェイシャルケアの用品が欲しければたまに高級ホテルに泊まればアメニティであるじゃん。
そういうときもチェックインは T シャツでも、ディナーに一度正装で行ってお行儀よく食べておくと、「あつかい」がちゃんとするのよ。
そうだ。
ホテルのバーがあった。
高級ホテルのバー。
たいてい身許はしっかりしている。
男の私みたいなのもいるけれど。
そこで物憂げにモスコミュールかなんか飲む。
気に入った白人に視線をおくる。
おごってくれるわ。
「タダじゃダメ」
買われたい。
自分の身体に値段をつけられたい。
その国の娼婦の1.5倍くらい。
そして、
了