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2017年イタリア旅行記①再びのイタリアはミラノから🛬

超今更なんですが、2017年のイタリア旅行記です。
コロナ禍があったので最後にイタリアを訪れてからもう6年も経ってしまいました。
そろそろイタリアに行きたい!けどまだちょっと行けないかな…😢という切ない気持ちを慰めるために、前回のイタリア旅行の写真を眺めながら思い出を振り返っていこうと思います。


旅の基本情報

期間
2017年10月17日~11月4日(16泊18日)
訪れた都市
ミラノ、トリノ、クレモナ、フィレンツェ、プラハ(チェコ)、ボローニャ
フライト
アリタリア・イタリア航空🛬
入出国
ミラノIN ミラノOUT

アリタリア航空でミラノからIN!

さらば日本よ。最後の和食は定番のお蕎麦!

欧州に出かける時、出発はだいたい成田から。
今は羽田発着も増えてるのかな?でもまだ2017年はイタリアへの直行便は成田からしか飛んでいなかった。
早めにチェックインして向かうのは、お蕎麦が食べられるお店。

月見そば!美味!

空港に行くと食べたくなる物 No.1 がお蕎麦。
特に海外旅行に行くときは「とりあえず最後に蕎麦すすってから行くか」って気分になる。旅先でNGマナーになるからかな?あとやっぱ出汁の香りへの未練よ。日本人なので。

さくっと食べてとっとと向かいます。
本日は北ウィングから!

北ウィング案内板

はっきり覚えてないけどこの表示↑、まだパタパタするやつだった気がする。違ったかな?忘れちゃったな―。パタパタいいよね。音がいい(関係ない話おわり)

今は無きアリタリアの思い出

覚えていますか?アリタリア・イタリア航空のこと。
いつもニュースでは「経営悪化」「実質国有化」「経営破綻」などの悲しい単語が並び、利用ユーザからは「CAの態度が悪い」とか「ごはんは正直イマイチ」とか言われちゃってたんですが、私は大好きでした。
※現在は国有化されて同ブランドは無くなり😢「ITA Airways」になったよ!

2012年のイタリア旅行もアリタリアだったし、2017年もやっぱりアリタリアを使いました。
好きなので。あとやっぱり直行便ってのは楽でいいよね。荷物消えたら泣いちゃうし、直行便なら余程の事がないかぎりロストしないだろうという考えです。

アリタリアの良いところを挙げると、まずはやっぱりデザインがかっこいい!

ありし日のアリタリア・イタリア航空機
画像は拾い物

Aを模したイタリアカラーの尾翼デザイン。シンプルで美しいし、どっからどう見てもイタリアでわかりやすい。
この機体を見ると「ああ、私これからイタリアへ行くんだな」って気持ちになる。搭乗前からイタリア旅行が始まる感じがするのよ〜。

次に良いところを挙げると、サービス&ご飯が普通!(←悪くないってコトよ)

いつも旅行前は積極的に個人の旅行記を読み漁るようにしていて、最近のアリタリアの機内サービス状況とか、行く街の情報とか、交通の状況とかをチェックするのね。
綺麗にまとまった情報サイトもいいんだけど、個人ブログの方が生々しい情報があっていいのよ。

でも旅行記を読んでいると「アリタリア航空いまいちだった~😢」「ごはんおいしくなーい😢」みたいなコメントを目にすることがある。

そうかな…?私は正直不満を感じた事がないんだよな~。

嫌な態度とられたことないし、ご飯もエコノミーならこんなもんじゃない?って感じ。むしろ美味しい寄りだと思う。
なのでアリタリアは私の中ではサービスも丁度良くて、ご飯も普通のイメージ。
過去にもっとひどい食事を引き当てた事があるから高評価のハードルが下がっているという可能性はあるけどね(←大昔の台湾行きのANAの和食のことだよ!)

アリタリアのお食事

乗ってすぐにたしかスナックとドリンクのサービスがあったけど、写真は取り忘れた。多分プレッツェル。いつもプレッツェルな気がする。そしてドリンクは真っ赤なオレンジジュースを選択。美味しいんだこれが。

1回目の食事はこんな感じ。

ショートパスタのラザーニャっぽい何か

あったかいし全然美味しく食べれるやつ。余裕余裕。野菜とフルーツがあるのがとても嬉しい。ビタミンは大事だよね。

そういえばアリタリアは食後のコーヒーが美味しかったよね。

食後のコーヒー。カップもかわいい。ほしい。
画像は2012年のもの

煮詰まった味がしなくてとても飲みやすい。
私コーヒー苦手なんだけど、アリタリアのはいつも美味しく飲めたよ。

綺麗な空の風景
翼が入る席だとついカメラを向けてしまう

ちょっと寝て、軽食はおにぎり。
お腹はまだ空いてないんだけど、つい流れで貰ってしまう。そしてだいたい具は選べない。回ってくるのが遅い場所に座ってることが多いから基本売れ残り。でもさけ味は当たりじゃない?

安定のさけ握り

二回目の食事はこんな感じ。

二回目の食事は軽め

アリタリアの食事は、特にハムとチーズとデザートは美味しいことが多い気がする。

……と、ここまで書いてから2012年に食べた機内食の画像と見比べたら内容がほぼ同じだった!たまたまなのか、5年間変わらなかったのかはわからないけど、その時の感想も「ケーキが美味しかった」って書いていた。
おにぎりが選べなくて「さけ」味だったのまで合致している。

さてさて、直行便でミラノに行く場合、フライトはだいたい12~3時間。座ってる時間が長くて足のむくみと腰の痺れが結構深刻になる。機内うろうろするにも限度があるしね!
途中消灯があって寝かされるけど、足を上にあげて寝たいなーって時がある。そんな時ビジネスクラスのシートがとても羨ましい。
万年エコノミーな女だけど、ビジネスで足伸ばして寝る旅も一度は経験してみたいな。ねえ?できれば自腹を切らずにアップグレードでさ。

足腰が限界を迎えそうなところで、そろそろミラノが近づいてくる。

ヨーロッパのゴツゴツ山

ドロミテあたりの山、かな…?(あいまい)

北イタリア付近を飛んでいるとき、いつもこのゴツゴツした山の風景が見えるんだけど、日本人の私としては、山といえば木が植わってるものだと思っているわけ。でもドロミテかアルプスかわからないけどこの辺りの山々は非常にゴツゴツしていて、黒くって、もはや岩!という感じ。固いチョコレートの塊みたい。
まだ雪は積もっていないけど、この辺りは秋が短いからあっという間に雪化粧になる。そのときは粉砂糖がかかってるみたいに見える。
このゴツゴツ山を見ると「いよいよイタリアだー!」って気分が上がるので大好き。

無事にミラノに到着!

入国審査は今回も一言も話さずに通過だったよ。
前回もだったのでそうだろうなと思ってたけど「複雑な会話が必要になったらどうしよう!」ってドキドキしながら並んで、顔チラ見→スタンプぺたんで通過してほっと一息。
次回もきっと会話はないけど、気を抜いてる時に限って会話開始とかありそうなので、小心者の私はやっぱり軽く予習はしてしまうのである(そして無駄になる)。

無事に入国を済ませてなかなか出てこない荷物をピックアップした後は、マルペンサ・エクスプレスでミラノ中央駅へ向かう。
マルペンサ・エクスプレスは関東の人間がイメージするタイプの電車だ(←わかりづらいな)。

マルペンサ・エクスプレス(画像は2012年のもの)

要はとても近代的で乗り慣れたタイプの電車で、乗降口はプラットホームと同じ高さでとてもフラット!というのがポイント。
下の画像のような段差がエグいタイプの電車ではないということです。

フレッチャ・ビアンカの乗降口(2012年撮影)
大きな荷物を持ってこれを上がるのはマジできつい…

イタリアの電車はどれもお洒落で好きだけど、段差だけはまじでどうにかして欲しいよ!

ミラノのホテル

最初の滞在都市はミラノ。
毎度のことだけど移動日は絶対にぐったりして頭が回らないので、駅からそんなに離れていないホテルを取っておいた。
泊まったのは「デミドフ ホテル ミラノ」。普通の三ツ星ホテル。
イタリアでの三ツ星は、日本人がまあまあ快適に過ごせる最低限のホテルです。

さてこのホテル、今Booking.comを見ると素敵な部屋の写真が並んでいるんだけど、私が泊まったのはこんな明るい部屋じゃなかったな…どういうことだ。リニューアルしたのかな。
当時、部屋の写真を全然撮らなかったんだけど、何故か天井の写真が残っていたので載せておく。

最上階。屋根裏部屋

使ったのは最上階の屋根裏部屋みたいなお部屋で、暗いけど部屋はなかなか広かった。クローゼットまであった。そしてイタリアにしては珍しく大きなバスタブがあったのを覚えている。疲れてる時にお湯に浸かれるのって嬉しいよね~。

足が疲れてたのでお風呂上がりに足裏とふくらはぎに湿布を貼ったら、急激に身体が冷えてソッコーでお腹を壊した😢
慌てて剥がしたけど、なんだか湿布の効きが良すぎて怖かったよ。気候の違いとか、関係あるのかな?

さてさて観光は二日目から。
長くなったけど今日はここまで。

つづく

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