\本日の特選素材~水かます/
この時期になりますと例年であれば小田原はこの水かますでいっぱいになります!!
正式名称は「ヤマトカマス」と言うのですが「本カマス【赤カマス】」に比べてちょっと水っぽいことから「水っぽいカマス」で「水カマス」と呼ばれるようになったと聞いたことはあります。
この魚は鮮度落ちが極端に早いため1日置くと水っぽくなってしまうんですが、1日目の水かますはかなり美味しいです!!
水っぽいということは身が柔らかいと言う意味にもとらえることができますしね。
この魚を食べる場合の最強フォームが個人的には「干物」だと思ってます!
水っぽい魚の水が抜ければより水かますの味が引き立ちますのでご飯との相性は魚の中でもトップクラスだと思います。青魚のように強力な味がしない分、ごはん本来の味も楽しめますのでまさに最強フォームだと思います。
また、個人的には「お茶漬け」もオススメ!!
身をほぐしてお茶漬けは最高かもしんない!!!
さらには「ねこまんま」も試して見てください。
これも味噌汁との相性は抜群ですよ♪
ただし、お茶漬けやねこまんまは相性が良すぎて、困ったことにさらにもう一杯いけちゃいますので肥満が気になる方はご注意くださいね。
話は変わりますが「ねこまんま」って猫や犬に食べさせてはいけないのでこちらもご注意ください。
昭和の時代には動物には人間の残飯を与えるのが゛普通゛でしたが、実は人間の食べるものは動物にとっては塩味がキツすぎるので早死にしてしまうようです。1つ間違えれば゛虐待゛になってしまうおそれもありますから気をつけてください。
以前は犬は「番犬」が多くて外で飼っていました。人が来ると犬が大声で吠えてお客様だったら飼い主がなだめると言った風景は普通でしたが、今では「番犬」を買っている人は希で、犬は部屋の中で飼う場合が多いです。【「番犬」って言葉を今の方々は知っているのかなぁ~】
また、猫は基本的に「ネズミをとる動物」でした。そもそも日本にペストという病気が入ってきたときにネズミを媒体にしてペストが広まることが分かっていたので対抗処置として一家に1匹猫を飼ってネズミを駆除するための動物でしたが・・・今では猫がネズミを捕ってくるというのはほとんど知らないでしょうね。
私は昭和を生きてきましたので猫がネズミを捕ってくるところを知っています。猫ってネズミを捕獲するのですが、殺さないんですよ!! ネズミは急所をやられてピクピクしているものを私達にもってきました。もしかしたらネズミの゛活け作り゛が猫にとっては美味しいのかもしれません。ちょっと怖いことを思い出してしまった・・・。
まぁ当時は動物に限らず人間も扱いが゛雑゛でしたからね。ただ当時は普通でだれも疑問に思うこともなかったんですけどね。
さて、この時期は小田原では水カマスが美味しくて安い時期に突入します。他の物は分からないのですが魚に関しては「安い時期が美味しい時」なのでこの時期の水カマスはオススメですよ!!
かます干物 1枚