\本日の特選素材~柳の舞/
゛ヤナギノマイ゛という魚らしからぬ俳句にも出てきそうな風流な名前の付いた魚です。
どうも珊瑚のことを゛ヤナギ゛と呼ぶ地域があったようでその゛ヤナギ゛の周りに居た魚だからということでこの゛柳の舞゛と名付けられたようです。
見た目は赤くないカサゴといった感じなんですが確か味もカサゴに似ていたような思い出があります。
赤くないためカサゴに比べれば価格お安い、だから個人的には赤にこだわらなければオススメの魚です。
すいません・・・。
実は干物にしたのがかな~り前だったので『カサゴに近い味がして美味しかった』と言うことは覚えているのですが細かい味まで思い出せず・・・今日試食して思い出します。
さて話は変わりますが、
肉と言えば牛、豚、鶏がメインでごく希に゛さくら゛とか゛鹿゛とか゛猪゛を食べることがあるくらいで食べる種類としては少ないですよね。
【゛ワニ゛もあったなぁ~。確かパリッシュという助っ人外国人が食べてるとかで私も食べた記憶がある・・・どんな味だったかは思い出せない・・・覚えていないと言うことはあまり美味しくなかったのかもしんない】
ところが魚は数え切れないほどの種類があってどれも味が違います!
今回のヤナギノマイのようにあまり知られていない魚で思ったほど高くない、なんて魚もありますので是非色々と魚の名前を覚えてもらいたいものなんですが・・・。
実は現代ではなかなかそれができないある種の゛病気゛があります。
それが「データ依存症」だと個人的には思っています。
バーコードで1つ1つの売上のデータが分かりますからそのデータを見ながら売場のアイテムを決めていきます。
確かに衣料や文房具など同じものが入荷できるものであれば良いかもしれません。
食品であればいわゆる「養殖物」、魚以外全てということになりますけど、所謂「人間が育てた物」であれば良いかもしれないですが、食品の中では唯一「天然物」なので今日はあっても明日は無いなんてことが良くあります。
それを衣料と同じようにデータを見ながら、というのは無理があると思うんですよねぇ~。
スーパーの魚売り場はいつも同じものが並んでる・・・なんてことが良くありますよね。出来るならば仕入れの方も゛冒険゛して見たことの無いような魚を並べてみるのも面白いと思うんですけどね。
まぁ現代では「大失敗もするけど大成功もする」という人は評価されず「失敗しない人」が評価される傾向があるように感じますからなかなか難しいのかもしれないですけどね。
でもそれだったら「AIバイヤー」で十分なんですよねぇ~。
「AIバイヤー」・・・魚だったらつまらない売場になりそう・・・。
さて、ヤナギノマイを思い出すため今日はこの干物の試食です。
久しぶりの干物なのでちょっと楽しみです♪