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初心者ライターさんにおすすめの本10選+2

「どんな本を読んだらいいですか?」
みんなのカレッジのWEBライターコース(以下、コースと呼びます)でメンターをしています。相談会や受講期間中のやり取りの中で、受講生からよく聞かれる質問がこれです。
勉強する必要があるのは感じているけど、何からはじめたらいいんだろう?
他のライターさんは、どんな本を読んできたの?
気になりますよね。

今回は、そんな初心者ライターさんにおすすめの本を紹介します。


メンター陣のおすすめ

コースでは1ヶ月間、みっちり集中してライティングを学びます。受講生の学びをサポートするのが、私たちメンターの役割です。具体的には課題の添削やコメントをしたり、受講生からの質問に答えたり。

これまでに、メンター陣が受講生におすすめした本を、まずは紹介しますね。どれも受講生のみなさんの手元でしっかり活躍中のようですよ!

・村上さんおすすめ!「記者ハンドブック」共同通信社

言わずと知れた、ライター必携の書。読む、というよりは辞書のように使います。「えー?私、ライターであって、記者じゃないし」と思ってましたが、やはりこれは持っとくと便利。「鏡にうつす」は「写す」?「映す」?数字は「七百万」?「700万」?など、気になったらさっと調べるのに最適です。
2022年3月に出た第14版では、「ジェンダー平等への配慮」のページも追加されました。ここは必見。

・まあちさんおすすめ!「沈黙のWebライティング」松尾茂起

SEOに強いライティングってなんだ?という人は、まずこれを。キャラクターに癖がありすぎるので、最初はツッコミに忙しいかもしれませんが、慣れるとグイグイ引き込まれます。
SEOだけではなく、基本的な文章の書き方などもしっかり解説してあり、入門書としておすすめです。
記事の例も登場します。「うわ、カッコイイ…。こんな記事を書きたい…!」と、ため息が出ちゃいます。

※2022年5月10日追記
改訂版が出ました。
SEOの重要キーワード「4つの検索意図」「E-A-T」「YMYL」の解説が追加され、時代の変化に合わせたリライトが行われています。
これは、旧バージョンを持っている人も、要チェックですね。

・ゆみさんおすすめ!「言葉ダイエット」 橋口幸生

長い文章はわかりにくい!どこを削すとスッキリするのか、言葉の削り方を指南してくれる素晴らしい1冊です。
どうしても文章をコンパクトにまとめることができないとお嘆きの人は、一度手に取ってみてください。
ライターコース名物の「あの」レポートを書くときにも、きっと役に立つのではないでしょうか。

・れいこさんおすすめ!「世界一やさしいWebライティングの教科書1年生」株式会社グリーゼ

ライターコースを監修してくださっている「株式会社グリーゼ」さんによる、ライティングの教科書とくれば、「世界一やさしい」のもうなずける!コースの中では伝えきれないこともこの本には盛りだくさんなので、コースの補足としてもぴったりです。
「先輩ライターに聞く、稼げるライターになるための秘訣とは?」の章は必読!

・洋介0522さんおすすめ!「マクサン式Webライティング実践スキル大全」マクリン/サンツォ

「これってブログをやる人のための本でしょ?私はブロガーじゃなくてライター目指すんだから関係ない」なんて思う人もいるかもしれません。私もそう思ってました。
しかし!
「読みたくなる記事」をどう書くか、「読者の問い」にどう答えるか、などをライターが考えているかいないかで、記事の質は変わってきます。
選ばれるライターになりたいなら、自分のブログをやるなら、手にとってみてください。

・山口おすすめ!「新しい文章力の教室」唐木元

とにかくまず1冊、教科書的な本が欲しいならこちら。多くのライターがすすめているのも納得の、何度も読み返したい本です。
文章力ってなんだ?どうやったら身につくの?という人から「読ませる文章」を書きたい人まで、まずはとにかく、読んでみて!

文章やコピーの書き方に迷ったときのおすすめ


コースでは、伝わる文章の書き方や、文章の構成、キャッチコピーなどを学びます。ライティング力を底上げしてくれる本をピックアップしました。

・「マジ文章書けないんだけど」前田安正

教科書みたいに固くない文章の書き方の本です。就活のためのエントリーシートの書き方に悩む女の子に謎のおじさんが書き方を教えてくれる、というストーリーを楽しみながら読み進められます。
読みながら、ああっ!と思ったのは、主語の「は」と「が」の使い分け方。みなさん、どうやって使い分けるか、答えられますか?それはですね…

・「伝え方が9割」佐々木圭一

コピーライターによる「魅力的なコトバを最短でつくるためのレシピ」がこれです。タイトルからして刺さりますよね。読んだらすぐ使えるテクニックが満載です。これ読んでから「!」を使うのに躊躇しなくなりました!

・「ポチらせる文章術」大橋一慶

キャッチコピーで重要なのは、いかにしてその商品から得られるハッピーな未来(=ベネフィット)を伝えられるかです。読者に「読みたい」「買いたい」と思わせる文章の書き方を学びたいなら、ぜひ。

ライターとしての方向性を考えるときのおすすめ


「どんなライターになりたいのか」をイメージしているかいないかで、執筆に向かう気持ちが変わってきます。

・「不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術」山口恵理香

ライターを始めた人が挫折するのは、ズバリ「稼げない」からではないでしょうか。私も月に2~3万円という状態がずっと続き、ライターって儲からないなー、と思ったときにこの本を手に取りました。
「年収700万円?ライターでそんなに稼げるの?どうやって?」
30分で1記事仕上げるというライティングスピードや、ライターとしての腹のくくり方、インプット量の膨大さなどに、目からウロコがゲリラ豪雨!
恵理香さんのお仕事の秘密をもっと知りたいと思い、未知の世界だったTwitterを始めました。すみません、ストーカーっぽいです。
そうしてTwitterの世界には稼いでいるライターがゴロゴロいることを知りました。この仕事をもうちょっと続けてみようと思うきっかけをもらった本です。

・「文章だけで月100万円稼ぐ方法」藤原将

同じく、ライターの仕事のその先をイメージするために、ぜひ読んでほしい一冊です。
いきなり100万円を目指すのではなく、月5万円、月15万円のステップを踏んでありますからご安心を。まずは「提案文の書き方」だけでも必読です。
ちなみに、これが読みたくてKindleデビュー。Kindleいいじゃん!となりました。Twitterに続き、読みたい知りたいという気持ちこそ、新しい世界の入り口です。

※2021年3月15日追記
こちら、最初はKindle版しかなかったのですが、2021年3月、ついに紙の本でも出版されました!紙のほうが好き、という人はぜひ!


・「読みたいことを、書けばいい。」田中泰延

「自分が読みたいものを書く」「ターゲットなど想定しなくていい」など、これまで真面目な文章術の本を読んできた人にはびっくりするような言葉が並びます。ですが、どんどん引き込まれる。読んでもらえる文章とは何か、本質に迫ってきます。「書く」とは何かが見えなくなったとき、あなたの道標になってくれるかもしれません。

まとめ

ここに挙げた中に、気になる本があればぜひ手に取ってみてください。もちろん、ライターに役に立つ本はこれらだけではありません。他にもたくさんの本があります。あなたの心の琴線に触れたもの、それが今のあなたに必要な本だと思います。

ちなみに、クラウドみんなのカレッジのWEBライターコースについて詳しく知りたい人は、こちらをご覧くださいね。

もっとおすすめ本はないの?という人はこちらもどうぞ。


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