日本とドイツ|新型コロナウイルス対策の違い
先日ドイツから日本に帰国しました。
ドイツにいた頃はニュースで若干は日本の状況を見ていたものの、具体的にどのようなコロナ対策が行われているのかは全く情報が入ってきていませんでした。
ロックダウン解除後、3カ国ほど旅行をしているのですが、他国と比べるとドイツがヨーロッパの中では結構しっかりと対策をとっている方だったため、「日本が全然対策とってなかったらどうしよう」と心配していたのですが・・・
日本に着いて隔離が終わった瞬間にその不安はどこかに吹き飛び、「ドイツしっかり対策してると思ってたけど、日本の方が全然対策してるじゃん!!」とひしひしと感じました。
そこで、ドイツと日本でどんな違いがあるのか、私が経験した知る限りの情報をまとめてみます。
ドイツは9月以前の情報ですし、日本は10月以降の情報なのでドイツも対策が変わってきていることもあると思いますが、参考にはなるかと思います。
他国間の移動
日本は出国は制限してないですが、帰国(日本に入国)の場合は国籍関係なくコロナウイルス検査+14日間の隔離が必要です。
先日、海外出張者については14日間の隔離は免除されることになったと思いますが、「出張者」に限られているためほとんどの人は14日間の隔離が必要になります。
一方、ドイツは入国不可の国もありますが、EU内であれば観光目的でも自由に行き来できる状況です。
人口10万人あたりの感染者数が一定数以上の地域を「リスク地域」と設定していますが、渡航が不可なわけではなく、"リスク地域から帰国の際はコロナ検査が必須"になります。
外出時
日本では「罰則付きの義務」はないですが、日本に帰国してまず感じたのは「道を歩いている時でも99%以上の人がマスクをしっかり着用している」ということです。
稀にマスクを着用せず歩いている人を見かけますが、本当に稀です。
一方、ドイツは公共交通機関に乗る際やレストラン、ショップに入店する際はマスク着用が義務なためドイツ人もみんなマスクを着用していますが、ただ道を歩いているだけの時は半分以上の人がマスクをしていませんでした。
飲食店
日本に帰国して驚いたのが帰国してから今までに行ったすべてのお店で入店時に検温があったことです。
また店員さんもきちんとマスクを着用していて、入口には消毒液が設置されており、消毒液を使っていないお客さんには手を消毒するよう入り口で声掛けしているレストランもありました。
ドイツでは入店時にマスク着用、入口には消毒液設置、店員さんもマスク着用、とコロナ対策はされていますが、検温まで行なっている飲食店は私が知る限り全くなかったです。
ただ、ソーシャルディスタンスという意味ではドイツの方がテーブル間の間隔は広いと思います。
ショップ等
日本では、ショップ等でも入り口に消毒液が必ず設置されています。
また、デパートなどでは入り口にサーモグラフィーがあり入店者の体温管理をしているところもありました。
美容院でも入店時に検温があり、私が行った美容院は入店時は必ず手洗いをするように言われました。
マスクを着用しながらの施術で、カットやヘアカラーもすべてマスクをしながらです。(私は替えのマスクを持っていなかったのですが、ヘアカラーやシャンプーでマスクが汚れてしまうからと新しいマスクをいただきました)
ドイツでも入り口に消毒液が設置されているショップは多くありましたが、一人一人検温をしているショップは見かけませんでした。
また、私がデュッセルドルフで行っていた美容院では「施術中、マスクはどちらでもいいですよ」というスタンスで、マスクを外しながら施術を受けることも可能でした。
その他の国のコロナ対策
これまでドイツと日本のコロナ対策の違いをいくつか並べてきました。
私はドイツ滞在中、ギリシャ・スイス・クロアチアに旅行しているのですが、その時の各国のコロナ対策についてはブログ記事でまとめているのでこちらも参考にしてみてください。
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