やまえり

元🇩🇪駐在妻。ドイツから帰国して今は会社員やってます。 ブログ▷海外生活×海外旅行 https://www.tabitowatashi.com/

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最近の記事

私が「駐妻=辛い!」から抜け出した方法

前回、私が駐妻生活(中期)で陥ったアイデンティティクライシスについて書いたところ沢山の人に読んでもらえた。 今回は私がこの「アイデンティティクライシス」をどうやって乗り越えたのかを書いていく。 乗り越えられたといえるのかは今も分からないが、私はこの方法で「駐妻=辛い!」という考えからは抜け出すことができた。 ブログを書く私が「駐妻=辛い!」から抜け出せた一つの要因に「ブログ運営」がある。 私がブログをはじめたのは渡独後2ヶ月後くらいから。 あまりにも時間がありすぎた

    • 年収が上がるほど保育園の入園が遠のく?

      先日、児童手当についてのnoteを書きました。 ついでといってはなんですが、保育園の不公平さについても数値化したのでnoteに残しておこうと思います。 児童手当についてのnote↓ 上記のnoteでは年収1,200万円の人と年収400万円の人を例に両者を比べました。 そこで、保育園の不公平さを数値化するにあたり、同じく年収1,200万円の人と年収400万円の人を例にしたいと思います。 【前提】 (家庭①) 夫年収1,200万円/妻年収300万円 (家庭②)

      • 「児童手当の特例給付カット」はどれだけ"やばい"のか

        ここ数日話題の、片方が年収1,200万円以上稼ぐ家庭の児童手当の特例給付カット。 私個人はもちろん1,200万円も稼いでいないものの、この政策はあまりにも酷すぎると思っているのですが・・・ 「まぁ、それだけあればねぇ。」 なんていう意見もちょいちょい耳にしてしまい、、 いや、やばすぎるからね? ということを伝えたくて具体的に計算してみたところ、出てきた数字を見て恐ろしすぎて震えたので少しでも多くの人に同じ気持ちを感じてほしいと思いnoteを書きました。 それぞれの

        • 日本とドイツ|新型コロナウイルス対策の違い

          先日ドイツから日本に帰国しました。 ドイツにいた頃はニュースで若干は日本の状況を見ていたものの、具体的にどのようなコロナ対策が行われているのかは全く情報が入ってきていませんでした。 ロックダウン解除後、3カ国ほど旅行をしているのですが、他国と比べるとドイツがヨーロッパの中では結構しっかりと対策をとっている方だったため、「日本が全然対策とってなかったらどうしよう」と心配していたのですが・・・ 日本に着いて隔離が終わった瞬間にその不安はどこかに吹き飛び、「ドイツしっかり対策

          駐在妻につきまとうアイデンティティクライシス(自己喪失)という問題

          これまで、駐妻初期がどれだけ地獄の日々だったか。そして私はどう乗り越えてきたかを伝えてきた。 駐妻初期の地獄の日々を乗り越えた私が次の駐妻中期に直面したのは、アイデンティティクライシス(自己喪失)という問題。 きっと駐在妻は誰でも陥る可能性があり、既に感じている人も多いのではないか。 アイデンティティクライシスとは何かアイデンティティクライシスを調べてみると以下のように定義されていた。 自己喪失。若者に多くみられる自己同一性の喪失。「自分は何なのか」「自分にはこの社会

          駐在妻につきまとうアイデンティティクライシス(自己喪失)という問題

          海外からの帰国者は14日間の隔離中何をする?

          先日、ドイツから日本に帰国しました。 現在海外から日本に帰国する人は例外なくすべての人がコロナ検査を受け、陰性の場合も自宅やホテル等で14日間の自己隔離が必要となっています。 また、その間公共交通機関は使用できません。 (日本到着日を0日目として14日目の23:59までのため、ホテル等に宿泊する場合は15泊必要になります。2020年9月現在) 帰国時のレポートは別でまとめています↓ 私は現在、絶賛隔離生活中なのですが… 14日間ホテルにこもって何してるの?? と気

          海外からの帰国者は14日間の隔離中何をする?

          駐在員の夫を置いて一人本帰国を決めた理由

          先日、約2年半の駐在妻生活を終え、日本に本帰国しました。 帰国レポートも書いてます↓(ドイツのフランクフルトから東京の羽田までです) 夫の駐在期間はまだ残っているので、来年まで半年間単身赴任です。 私は特に「絶対に帰らなければいけない」という理由はなく夫を置いて一人で本帰国しました。 このコロナ禍で、特に強制的な理由もなく夫の駐在期間もあと半年なのに夫を置いて一人で本帰国する人は駐在妻の中では珍しいのではないかと思います。 そこで、誰のためになるか分からないですが私

          駐在員の夫を置いて一人本帰国を決めた理由

          【帰国レポート】ドイツから日本へ2020年9月

          先日、約2年半の駐在妻生活を終えて日本に本帰国しました。 夫は来年3月まで単身赴任のためこれから半年ほど別居予定です。 一人での本帰国を決めた理由はまた追々。。 今回はドイツ(フランクフルト)から日本(羽田)まで帰国した際の様子などをレポートしたいと思います。 コロナ禍での帰国前準備コロナ禍での帰国ということで、今回は以下の準備が必要でした。 ・フライト予約 ・14日間の隔離場所確保 ・隔離場所までの移動手段確保 14日間は【到着日を0日目、翌日を1日目と考え

          【帰国レポート】ドイツから日本へ2020年9月

          行動派と自粛派どちらも人の命を救ってるということ

          ヨーロッパ海外旅行についてブログで日々発信していた私としては気になる、「今年2020年夏の旅行事情」。 私が住むドイツをはじめ、ヨーロッパ各国では数ヶ月のロックダウン期間を経て、ここ最近国境が開いたり、観光客を受け入れる国がではじめた。 旅行くらいしか楽しみがないドイツ生活を送っている身としてはリスクが付き纏うとはいえ旅行ができるようになっていくこの流れは嬉しく感じている。 ここで個人的に気になっているのが、今年の夏に実際に旅行に行ったらどうなるのか?ということ。 「

          行動派と自粛派どちらも人の命を救ってるということ

          【新型コロナ】1月の間に起こったドイツ生活の変化

          1月に中国で新型コロナウイルスの感染が拡大しているというニュースを目にしてから2か月。 現在ドイツで生活しているが、学校の休校措置、夫の在宅勤務、国境管理、EU域外からの入域制限、外出制限とこれまでの人生で経験したことのないことをこの1か月で一気に経験することになった。 ※感染者数は「Coronavirus: Echtzeit-Karte zeigt Zahl der Infektionen in Deutschland, Europa und weltweit」を参考に

          【新型コロナ】1月の間に起こったドイツ生活の変化

          駐妻初期に救われた1つのノート

          前回の、駐妻初期は私にとって地獄のような日々だったという話はこちら。 今回はそんな地獄の日々をどうやって乗り越えたのか。当時救われた1つのノートについて書いていく。 駐妻は不満をぶつける相手がいない駐妻は大体最初は知り合いがいない。 ・夫の会社つながりの知り合い ・習い事つながりの知り合い ・日本人会での知り合い 時間が経つにつれてこれらの知り合いは増えていく。 しかし、これらの知り合いに「海外生活の不満」「夫への不満」を話せるだろうか? 環境も年齢も感覚も近

          駐妻初期に救われた1つのノート

          駐妻初期の地獄の日々

          駐妻初期(1〜4ヶ月)。 私にとっては人生で一番の地獄のような期間だった。 まず、一番の失敗は「夫と同じタイミングでドイツに来た」こと。 周りはみんな夫が先に一人で駐在国へ行き、数ヶ月後に妻(と子供)が追いかけるというパターンがほとんど。というか、そのパターン以外の人に出会ったことがない。 本来なら家も家具もネット環境もすべて生活基盤が整ったタイミングで奥さんが合流する。 でも我が家は ・家もない ・ネット環境もない ・電車の乗り方も分からない そんな状況で

          駐妻初期の地獄の日々

          駐妻キャリアの問題はビザと会社の規則だけじゃない

          ツイッターでよく話題になる駐妻のキャリアが途絶える問題。 1.就労可能なビザの取得が難しい 2.夫の会社の規則で就労が禁止されている という2つの問題点はよく指摘されている。 では、この2点が解決したら駐妻のキャリアは継続されるのか? 答えは「NO」。 そこで、駐妻のキャリア継続のためには何が必要か?考えてみる。 就労可能なビザこれは既に問題視されている点。 ビザの問題は現地国の規定に依るところが大きいので、解決はなかなか厳しい。 夫側の会社の規則夫側、つま

          駐妻キャリアの問題はビザと会社の規則だけじゃない

          20代後半子なし駐在妻の頭の中(本帰国後の不安)

          駐妻になってから知ったのは、駐妻や駐夫などパートナーの海外赴任に帯同するため海外で生活してる人は年齢関係なく何かしらの不満や不安を抱えている人が想像していた以上に多いということ。 もちろん私もそのうちの一人で、"海外生活もそこそこ楽しいかな"と思えるときもあれば、将来が不安でキャパオーバーになり、頭がショートしてしまうことも。 考えることが多すぎて大体いつも頭がショートして あっ・・・無理! となってしまうので、頭の中を整理するために、子供のことや帰国後のキャリアにつ

          20代後半子なし駐在妻の頭の中(本帰国後の不安)

          2020年noteはじめました。

          2020年、noteはじめました。 ここ最近SNSで流れてくるのをよく目にするようになったnote。 "ちょっとフォロワー数やPV、収益が伸びた人が同じような手法を有料で売ってる場所"という印象が強く、今まで避けていたのですが・・・ 海外生活での悩み、駐妻ならではの悩み、愚痴、日々ふと思ったことなど、SEOも役立つかどうかもまったく気にしないで好き勝手に文章を書ける場所があるといいなと思い、noteを始めることにしました。 ブログにも駐妻関連のことは書いてるのですが、

          2020年noteはじめました。