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博物館展示論レポート 第一課題その③
③ 展示の分類と形態
博物館の展示で見られる多様な分類について、テキスト(「博物館展示法」雄山閣出版.加藤ほか著(2000 年)の展示の分類と形態に関するページ)から二つの分類例を選び出し、その中の各種の形態について説明しなさい。(全体で800 文字以上。図は2 枚まで使用可能。図1枚= 100 文字分としてカウントする)
私の書いたレポートはこちらです↓↓
1.『見学者の展示への参加による分類』
この展示は「受動展示」と「能動展示(参加展示・実演展示)」に分けられる。博物館展示は見学者が博物館資料を見るという能動態での言い方もできるが、基本的には利用者は博物館資料を見せられているという展示資料を一方的に受け止める受動態となる。だが、受動態である博物館の展示には自由意志に基づき展示に参加できるという双方向性がなく娯楽性に欠けるという難点もある。利用者の大半は展示を「見せられている」という受け身であるがゆえ、展示室では疲労感を感じるという。しかし、自らの意志により展示を「見て回る」という能動の形で行動すれば精神疲労並びに肉体疲労も忘ずることも可能にする。
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