追い付いてくるばあさんの夢
見た夢をそのまま書く。
ジョギングしている。生まれ育った地元の小学校に向かう、田舎の県道沿いの歩道を走っている。右手には県道とその向こうに田んぼと山。左手は山で、土砂止めのブロック塀が続く。
小さなほこらのある神社の鎮守の森をカーブで過ぎ、あとは小学校まで直線の単調な景色。
曇っている。
冬の午後3時過ぎぐらいか。
ほとんど車の交通はないが、右後方から軽トラが。
僕の走る後方10mぐらいの位置で左に寄せて停車。中から老婦が。
老婦か?顔は見えないけど身なりと所作で判断して老婦と思った。
タッタッタッタッタ
老婦が走ってくる。
いや、歩いてくる。
僕はジョギングしているのに老婦が追いついてきて、僕の右前方で僕を先導するように並走し始めた、いや並歩。
老婦は歩いているのにジョグの僕より前を行っている。
顔が見えない。
怖い。