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angenoir165
『蜘蛛の糸』じゃないんだから
子どもが大人になろうとしているのに、親がわが子の幼い頃のかわいさをいつまでも引きずって、いつまでも小さい子のように接するのは、まるで子どもの足を引っ張っているよう。
子どもが上に上に、まだ輪郭のはっきりしない何かに向かって、まだはっきりはしないけどもそれを掴めるに違いないと期待を膨らませて、上に上に。
上に上に昇ろうとしている子どもの足を「ガンバレガンバレ」と言いながら下に引っ張っている。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』じゃないんだから。
例えが知的ぶってて、
自分の嫌な部分だと自覚してるんですけどね。
言っちゃう。