「折り合いをつける」
「折り合いをつける」
好きな言葉だ。
「妥協」ではない。
「折り合い」だ。
墜落させない。必ず着地させる。
すり合わせる。
「マインドが後ろ向きじゃないか?」
違う。
相手の求めに応じさらに自分の求めを混ぜ込んだ上で
落とさない。
上げる。
アウフヘーベン。
止揚、揚棄。
弁証する。
高度なテクニックだ。
日常でも仕事でも使えるとすごくいい。
でも「すごくいい」ということを周りには気付かせない。
「折り合いをつける人」が一人いることでいつの間にか事が進んでいるのだけど、誰も気付かない。
他の人に気付かせないうちに万事を整える。
根回しがすごい。
影の立役者。
当たり前になり過ぎて恩恵を享受していることを忘れてしまう文明の利器のような高度なテクニック、高度な人。
「ミッション・インポッシブル」でビルから裏路地に飛び降りて何事もなかったかのように表通りの雑踏にスッと入り込むスパイのような技術。
誰も損しない。
自分も傷ついてない。
「折り合いをつける」。
「折り合いをつける人」の存在は貴重。
俺、それ目指してる。
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