佐藤くんとマラソン
先日僕はハーフマラソンを走った。
走った翌日、職場で後輩の佐藤くん(仮名)が声をかけてくれた。
「どうでしたか?」
特に僕がハーフマラソンを走る話を事前に何度もしたわけではなかったけど。
ええヤツや。
―何とか完走したよ。
「お疲れ様でした」
―佐藤くんはまた走らへんの?
佐藤くんは3年前にフルマラソンを一緒に走った。
佐藤くんも走れるクチだ。
「いやーそーですねー、んー」
―無理やったらええよ。
「声かけてもらったら走ります」
―ほんまに?オッケー。
会話なんてこんなもんだ。