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「急にへりくだることはずるい」と感じることの雑感

「急にへりくだる」
コミュニケーションの戦略の一つだと思う。

「先に折れる」
と言うほうが分かりやすいでしょうか?

意見が衝突していたりそりが合わない場合、
自分から「先に折れる」のは簡単ではない。
少なくとも私はヘタです笑。引いたら負けと思ってしまう。
子どもです。

「先に折れる」ことができるのは
冷静でいられる人
冷静に努めようとする人
感情的になりにくい人
感情的にならないトレーニングを積んでいる人
(アサーションやコーチングなどの技術?)
…などなど
が挙げられます。

そもそもこういう「先に折れる」ことができる人たちは
議論の開始時点から感情に走ってないから
議論の途中でもコントロールが効くのでしょう。

「先に折れる」人たち・「急にへりくだる」人たちは
議論やコミュニケーションの上級者であると言えそうです。


一方、
そういった上級者たちをずるいと感じる。
これは私が時々感じてきたことです。

いま思えば負け惜しみだったんでしょう。

上級者は、
議論の初めから戦略的に自分をコントロールしていった結果、
「ここで引くことで円滑に事が進む」
と考えて戦略的に引いている。
場当たり的に感情に任せて引いているわけではない。
だから上級者からすれば「急に」ではないはず。
「準備した結果」の「へりくだる」ですから。

「急に」と感じているのは
感情が暴走している聞き手のほう、
「へりくだられた」(と感じている)ほうです。
聞き手にしたら「えっ?なんで急に?」です。
矛を収めるのが難しい心理状態です。

上級者と対峙してしまった時点で、
最初からコントロールされていた。
議論開始時から勝敗は決まっていたんでしょうね…

上級者たちは何もずるくない。
技術が上回っているだけ。


上級者になりたい。


今日もありがとうございました。


#上級者
#アサーション
#技術
#コミュニケーション