コストコのマフィン
でかくてでかくて。
きっと1人で1個を食べきる仕様には作ってないのだろう。半分弱食べた状態で、「はい、チーズ」。上手く撮影できていないことに関しては、仕方のないこととは言え、コストコに申し訳ないとは思う。
コストコはマフィンだけじゃなく、あらゆる食品が多いしでかい。
アメリカンサイズだからと、コストコの上っ面しか知らない僕を含めたコストコビギナーは、そのでかさや多さゆえの食べ切れなさも込みで、諦めながら購買活動をする。
しかし、コストコだからって全てアメリカから仕入れているわけはない。アメリカから仕入れているからアメリカンサイズだなんて、そんな短絡的単細胞なことがあるものか。知らないけどな。
ちゃんとコストコ日本支部があって、日本国内のコストコ商品の流通は全て管理されてあるはずだ。現にちらし寿司とかあるし。量多いけど、あの美味しさったらないね。
とにかく、でかいからアメリカから輸入してるじゃなくて、日本で敢えてでかく多く作ってるというものが大半のはずだ。知らないけどな。
コストコのマフィンはでかくてずっしりだ。6個入りパックで買うのだが、「こんな期日で食えるわけないだろ」という消費期限をキメてくる。これを日常的に消費していたら名実ともに一家総勢アメリカンサイズになること請け合い。
だからみんなラップして冷凍する。
凍ったまま鞄にいれて出勤して昼休みに開ければいい感じに解凍されている。
でかいからSサイズのコーヒー1杯では足りない。3杯くらいでちょうどかもしれない。本来はマフィンのお供になるはずのコーヒーが、この時ばかりはマフィンを柔らかくして流し込むための水気でしかない。
マフィンの発祥はイギリスだ。大英帝国をもアメリカナイズしてしまうコストコはやっぱアメリカらしくていいな。
コストコのマフィンは、ハリウッドの警察もので警官が夜勤明けにドーナツをコーヒーに浸して食べる、あの世界観に近い。
大英帝国にもプライドはあるだろうから、次から僕はマフィンをコーヒーではなくリプトンの紅茶に浸けて食べることにする。