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掃除のおばちゃんいるときにトイレ入ること

掃除のおっちゃんが女性トイレを掃除することは何となく暗黙にダメな気がするけど、
掃除のおばちゃんが男性トイレを掃除するのはフツー(の気がする)。


外注の清掃業の派遣社員さんは、印象として中高年の方が多い。さらに「掃除のおばちゃん」とはよく言ったもので、清掃の人には生物学的女性が多い。

掃除のおばちゃんは男女問わず両方のトイレを掃除してくれるが、掃除のおっちゃんが女性トイレを掃除するのは見たことない(あるのか?)。

掃除のおっちゃんは女性トイレ入ったらアウトだよな?生物学的女の人が女性トイレに用を足しに入って中におっちゃんおったら、きっとイヤよな。

なら、生物学的男の人が男性トイレに入っておばちゃんおっても、ホンマはアウトのはず。ホンマは。でも何となく、違和感なく受け入れてることが多い(気がする)。

これがもし、
男性トイレにいる清掃員さんが中高年の女性じゃなくて若い女性やったら?
清掃員さんがおばちゃんやから受け入れてるのか?
それはいいのか?
おばちゃん側の気持ちは?
おばちゃんは、何となく、別にいても大丈夫、
って、社会がそう思ってないか?

派遣会社:
「今日のシフトはAさん(30代生物学的女性)とBさん(70代生物学的女性)で回ってもらうことになるから。Aさんは女性トイレ、Bさんは男性トイレね」

Bさん:
「私男性トイレ無理です」

派遣:
「ダメだよ、Bさんしか今日いないんだから」
「途中からCさん(50代生物学的男性)ヘルプで来てくれるからそれまで頑張って」

Aさん:
「私の方にはヘルプはないんですか?」

派遣:
「今日女性トイレ入れるのはAさんだけだから。Cさんは女性トイレは無理だから。内規で男性トイレだけって決まってるから」





何となくタブーを掘ろうとしてる気がする。
いいのか?
それだけでなく、僕個人のセックス・ジェンダー観も迂闊に出してる気もする。

ただの清掃の人
そう受け入れられるかは人それぞれ。
誰かは掃除に入らないといけない。

職業の議論
性別の議論
ジェンダーの議論
年齢の議論


結論は出さないでおく。
卑怯か?

いや、でも結論出すにはもっとじっくり書かなあかんわ。明日も朝早いし、僕も寝ないと。

何か投げ掛けだけの投稿やけど、また何かの機会にもっと自分の○○観を出すときが来るかもしれないし。

実際、おばちゃんがいるのを分かっててそのままトイレに入ったものの、あれっ?て変な感じがした。それはほんとだ。

いつも職場の清掃を担当してくれてる顔見知りのおばちゃんたち。

「清掃中。足元にご注意ください」の黄色のプレートをトイレ入り口に立て掛けてくれてるが、あれは
「今はご遠慮ください」
ではなく、
あくまで「ご注意ください」だ。

僕は清掃完了を特に待つこともなく、用を足したい自分のタイミングで入る。中にいるおばちゃんは、気遣って一旦出てくれるか、掃除用具入れの個室に入って戸を閉めて、中でモップを洗うなどして、とにかく僕の視界に入らない配慮をした上で用を足し終わるのを待ってくれる。


よっぽど急いでなければ、中におばちゃんおる時は自分が待つか、別のトイレ行くか、ちょっと考えなあかんな。

一番大変なのは渦中のおばちゃんだ。僕は外野でわーわー言うてるだけ。

ほんとに好きで清掃のパートをしてる人ならいいけど、そんな人だけとちゃうもんな。貧困とかの問題もあるし。


やっぱ下の階の別のトイレ行くようにしよ。