カレーと僕
「カレーは僕と共に歩んできた」
逆ではないのか?
「僕はカレーと共に歩んできた」では?
僕はカレーが大好きだ。
これは特別なことだ。
ふつう、「好きなもの:カレー」と言っても何も特別感はない。
日本人が「好きなもの:カレー」と言うのは全然特別ではない。
でも僕にとってカレーは特別だ。
アイドルのようなものだ。
松田聖子さんは「みんなの松田聖子」さんだったが、
ある人にとっては「俺だけの松田聖子」だったはずだ。
かけがいがなかったはずだ。
カレーが僕に寄り添ってくれた。
カレーが元気をくれた。
その文脈で言うと、「カレーは僕と共に歩んできた」でも間違いではない。
僕にとっては「カレーは僕と共に歩んできた」が正解だ。