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アベプラ平石さんは凄い

アベプラの平石さんは凄い。
平石さんに尊敬と憧れを持っている。

ABEMA Prime(以下アベプラ)進行役のテレビ朝日アナウンサー
平石直之さんの著書
『超ファシリテーション力』
を読んだ。

ひろゆきさんやEXITさんを始めとするインフルエンサー・起業家・経営者など、各領域で経験豊富なレギュラー陣とわたり合う様をして
「アベプラの猛獣使い」と称される平石さん。

平石さんをしっかり自分の頭に刻みませて頂いたのは、
失礼ながらYouTubeでアベプラを見始めてから。
過去にもテレビ朝日の番組で拝見していたことはあったと思う。
ここ半年ほどアベプラのヘビーウォッチャーになり、
その進行の手腕、
特にご本人もおっしゃるファシリテーション力に感銘を受け、
感動している。

アベプラは平日夜2時間の生放送。毎回多様なテーマで各出演者の議論の中から一定の着地点までを形作っていく番組。曜日ごとのレギュラー出演者と各回のテーマに関する専門家ゲストが、切れ味鋭いコメントを繰り広げていく。

平石さんは進行役として、テーマについて一定以上の十分な知識を必ず準備する。各コメンテーターに議論の起点や質問を振ってそれぞれの領域を侵さないよう気持ちよくコメントを引き出す。逸脱しそうなら軌道修正、停滞しそうなら自分が起点になり、一人のコメントが暴走しそうならカットイン、対立ムードが強すぎたらトーンダウン。最終的には演者を嫌な気持ちにさせない。

なにせ、かっこいい。
台本通りの作り物の進行でなく、平石さんの地力のスキルが存分に繰り出されているところがかっこいい。
「しっかり対応している」とでも言うんでしょうか。
もちろん進行のアウトラインはあると思いますが、議論が生ものなので個別のコメントの内容を理解し受け取って個別に生の言葉で返す必要がある。枝葉にもしっかり目を配りながら、それでいて必ずアウトラインに引き戻す、乗せてくる。
それぞれに「しっかり対応している」様子がすごくかっこよくて、憧れる。
そのアナウンサーとしての滑舌の良さと相まって、コメントの振りさばきがスマッシュヒットのようにバチっと決まると、スマホ画面を見ながら思わず「すげーな…」と口から心の声が漏れる。


『超ファシリテーション力』にも挙げられているが、
平石さんの語録には僕らの日常場面・仕事場面でも存分に使えるフレーズが満載だ。こんなフレーズが使えたら場がピリピリしない。ピリつくことがあってもその後はきっと穏やかな建設的な雰囲気に変わるはず。
ファシリテーターを目指してなくても、知っておくと得する。

僕が好きなのは
「重要なご指摘だと思います。一方で、…」
という切り返し。

ファシリテーションの技術は会議だけでなく、
専門畑の違う人同士、背景の違う人同士、多職種が協働してひとつのことに取り組むときに、とても必要な技術だと思う。

特に災害や感染症で混乱したそれぞれの現場ではファシリテーターの存在が重要(コーディネーターも大事ですね)。
きっと今後、もっと求められるスキルが、
ファシリテーション力。

僕にもこんなスキルがあったらなと思い、それを意識して過ごしているが、
まだ使える場面は限定的。

ここ半年ほどで平石さんに感銘を受けた。
ファシリテーションのメンターとして引き続き平石さんに注目していきたい。


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