自己啓発と理学療法
「理学療法士は、患者さん・対象者を評価し、改善すべき問題点を浮き彫りにするのが仕事だ。いわば"悪いところ"を見つけることが仕事の一部になっている。評価から問題点の抽出という過程が、それが全てではないが、それが理学療法プロセスの7、8割と言ってもいいくらいだ。それくらい、問題点を抽出することは重要ということだ。しかしあなたは問題点を見つけるのが苦手だ。理学療法士にとって、理学療法プロセスの7、8割を占める問題点の抽出作業が苦手というのはまぁまぁ致命的だ。理学療法士の適性の部分に関わるから、自信を失くしてしまうこともある。しかし心配しないでほしい。あなたには誰にも負けない能力がある。人の優れたところを見出だす能力だ。"悪いところ"を見つけるのが苦手でも、良いところを見出だして伸ばすことができるのは、紛れもなくあなたの強みだ。大丈夫。あなたは優れた理学療法士だ」
という自己啓発を悩める理学療法士に提示したら需要あると思う。