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観光地に移住した移住者から見た、観光地の交通ルール
こんにちは。
朝note、中山泰地です。
今日は
社会学"風"な考察もできるんだぞ
っていう話です。
着地点として、
「同じ国内でも観光地ではローカルルールがより浮き彫りになりやすいのでは?」
という仮説を立てて終わりにします。
それでは本題です。
今私は観光地と言われるところに住んでいます。
古くは温泉療養地として、
昭和の一時期にはハネムーンの地として、
現在は手頃なリゾート地として、
それぞれ認知されてきた場所です。
私の出身は近畿でも郊外のベッドタウン(いなかまち)ですが、
次女が生まれるタイミングで当地に越してきました。
今風に言えば"移住"です。
移住者として暮らしていると
自分の経験や価値観、文化的背景の枠に当てはまらない、
いわゆる「違和感」を感じることは
多かれ少なかれあると思います。
「違和感」には
良い違和感とモヤっとする違和感があります。
特に今回は
道路交通法のローカルルールに「モヤっと」を感じています。
法治国家の道路交通法という立派な法律なのに
ローカルルールとかあるわけないよね
UNOじゃないんだから
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…でもどうやらありました。
移住してから丸10年経過しました。
その間、「モヤっと」がどんどん蓄積しています。
しびれを切らして地元警察に素性を明かして
上訴メールを送ったぐらいです。
(匿名では取り合ってもらえないと思ったから)
上訴した内容は一応正論ですが、
結構攻めた行動でした。
上訴①
信号青になって右折車が直進車を待たず右折する文化、
なんとかなりませんか?
上訴②
本当は十字路なのに、
いびつな形のせいで直進車や左折車が右折車を待つという、
エッジの効いたナッジ理論みたいな交差点が、
私の知る限り2か所あります。
なんとかなりませんか?
こんな趣旨のメールを送りました。
上訴①は地元文化への違和感
上訴②は道路形状への違和感
警察からは、
「注意喚起の標識設置、および道路管理者への道路形状の変更申し立てを引き続き行っていく」
という旨の丁寧な回答を頂きました。
上訴②の2か所のうち一つの交差点では、
私が文句言ったからかどうか分からないけど、
「左折車優先」
と強調した看板が設置され、
その交差点では右折車がおとなしく止まるようになりました。
そんな感じでイタい行動も起こしながら
上訴②のモヤっとは一部解消されたりしてます。
一方で上訴①
地元の人と話していると
地元の人は観光客の交通マナーが悪いと認識していることが多い。
確かに旅行に来てハイになって荒い運転する人もいるのはいる。
しかし移住者が感じた違和感は
県外ナンバーへの違和感ではなく
地元文化(ローカルルール)への違和感でした。
怖かったのは、
自分が先頭車。右折レーンで交差点中央に進み直進車を待とうとすると、
後続の右折待機車が自分を右から抜いて直進車を待たず右折していったことが何度かあります。県内ナンバーです。
そんな急いでたんか…
いやあかんやろ
(※こっからなんとか着地に持っていきます)
私はそんなローカルルールを今後も肯定することはないと思います。
しかしちょっと立ち止まって考えます。
観光客(県外ナンバー)が多いからこそ
観光客と地元民との振る舞いの差が浮き彫りになりやすいのでは?
ある文化圏に立ち入ったときに
立ち入った自分から見てその文化圏は「異質」だが、
その文化圏の人から見ると、
自分は「異質」に映っているはず。
(※それっぽく書いてますが大した内容ではありません)
私は観光客側と地元側の文化圏、両方を経験しており、
かつ移住者として観光客と地元をそれぞれ俯瞰で見ています。
両者の違いを対立の構図で捉えることは簡単ですが
そんな私自身も異質と思われてる、
その構図の中にある駒の一つです。
実は私が一番マイノリティやったりします。
一番浮き彫りになってる可能性はあります。
視点を変えることの大切さを、
道路交通法から考察しました。
「同じ国内でも観光地ではローカルルールがより浮き彫りになりやすいのでは?」
この仮説に着地です。
今日も最後までありがとうございました。
#やっぱ右折車は待たなあかんで
#やってみた大賞
(1674字)