吃音(きつおん)が出る僕
吃音(きつおん)、いわゆる"どもり"。
僕はけっこうどもる。
「吃音症」という診断がついてるわけではないが、
症状は職場でも家でも出る。
医師の診察を受けたことはないので、実際のところはわからない。
診断基準があって、もしかしたら「吃音症」に該当するかもしれないししないかもしれない。
ちなみに「吃音症」という診断は発達障害のひとつ。
脳の病気やけがなどで出現する言語障害とは区別する。
今日は自分の経験から綴る。
言おうと思っていたことを言おうとしたときに
「連発(繰り返し)」や「難発(ブロック)」が出る。
要は、音が詰まる。
一般に、どんなときに症状が出やすいか ↓
僕は ↑ の状況でいうと、
不安な状況・緊張しやすい場面で、
かつ、どもらないようにしようと意識した時に出ているように思う。
ただ、今まで人からどもりのことでからかわれたり、
どもりで大きく失敗した経験はない。
職場では
「ちょっといいですか?」と声を掛けたいとき、
「ち、ち、ちょ、…」すぐに出ない。
こうなるなと自分では事前に予測がつくので、
どもりそうなときは
声を掛ける5mぐらい手前で相手に聞こえないボリュームで
敢えて「ち、ち、ちょっと、ちょっと」と語頭を先出ししておく。
「ちょっと」を割としっかりめに2回ぐらい先出しした上で声を掛けに行く。するとスムーズに「ちょっといいですか?」と出せる。
職場だけかと思いきや、家でもたまに。
「あの、あ、あ、あのさ、」
妻に緊張してる?笑
してないよ笑
うちの家族の名誉のために、それはきっぱり否定しておく。
なんでかはわからんなぁ。なんでやろ。
かれこれこんな状態で10年近くはつつましく生きている笑
吃音というものがあるのを認識したのが10年前ぐらいなので、もしかしたらもっと前、子どもの時からもちっちゃな症状はあったかも。
それでも僕は生活全般に大きな支障はない中で、
前述のような対処(語頭先出し)をそれなりにできている方かもしれない。
上手くやり過ごせているとでもいうべきか。
実際に生活に支障が出て内にこもって閉ざしてしまうケースもあるよう。
今日は吃音症の啓発のために書いてるのではないので、専門的な内容は割愛。
自分にどもりやすいという傾向があって、
社会生活が閉ざされないまでも、
積極的には話すのは避けているかもしれない。
必要最低限の連絡事項に絞って話をするという立ち位置。
そのため、話術は上達しない。友人間の他愛ない雑談も下手くそ。トーク苦手意識強い。
喋りが上手くなろうと思ったら喋らなあかんもんね。
その代わりか分からないけど、書くのは好き。喋れない分、書いて伝えようという気持ちは大きい。
だから、上手いかは別としてnoteを続けられるのかな。
↓ 参考にさせて頂いたサイトはこちら。
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