森のイスキアから。
佐藤初女さんの、東日本大震災の後に書かれた手記が出てきました。
森のイスキアの、
初女さんのお部屋から。
©Ozaki Masaki/出会う伝える初女さん2018
「これを乗り越えるのは食ですよ」
真実としての、重みがあります。
東日本大震災の時、私たち主婦は本当に家族に食べさせることを第一に考えていました。
地震や水害、台風と。今年はつらいことの多い年でしたが、みんなの力で乗り切っていきましょう。
私のこころの中心には、いつも人のために尽くして生きた佐藤初女さんがいます。
何もわからないながらも、一筋の光として目指してきた女性。
初女さんに出会わなかったら、もっと食べることを軽んじて生きてきたと思います。
でも、年を重ねるにつれてひしひしと、食の大切さや、そこをがんばってきたからこそある家族の形を感じ、感謝することばかりです。
初女さんの不思議さは、どこかとつながる、一筋の光のように思えて。言葉ではとても言い表せないものでした。お側ににいらした森のイスキアの川崎さんは、
「そばにいると、右も左も、上も下もわからなくなるような、そんな方でした」
と、初女さんのことを語っておられます。
弘前市で今年、佐藤初女さんを写した写真家やアーティストたちの記念展が開かれます。
9月27日から10月1日まで。
弘前市の百石町展示館にて。
入場は無料です。
その期間中だけ、
岩木山にある森のイスキアがオープンします。
ご興味のある方はぜひ、
ホームページを覗いてみてください。
出会う伝える初女さん展
また、10月3日は都内で、初女さんのおむすび講習会を長く手伝っておられた、山崎直さんのおむすび講習会や、田口ランディさんによる初女さんのお話、田淵睦深さんの写真展、河合悠さんのろうそく作りのワークショップが開かれます。
いのちのエール2018
2018年10月3日(水) 会場 オーガニックベース アトリエ間間
電話 0422-40-2467東京都武蔵野市吉祥寺南町 4-6-8 1F https://www.organic-base.com/access/
初女さんって、一体どんな人だったのか。
どちらも、それを伝える会になればいいなと思っています。
出会う伝える初女さん展実行委員会
山田スイッチ