
佐藤愛子『気がつけば、終着駅』〜楽天性こそ生きる力より〜
佐藤愛子先生のエッセイが、
やっぱり見事なんだドグ〜!(*´Д`)
あんまり見事なので、
文字起こししてみました。(*´Д`)!!
気になったら皆さん、本屋さんへGO!!
中央公論新社より☆
楽天性こそ生きる力 より
私の家はいつも戦国時代だったので、平和な家庭の平和な親子のあり方では過ごしていけなかったのです。
私が娘に望んだことは、長い人生でどんなことが起きても、へばらずに乗り越えていく力を身につけておくことでした。
そして、そのためには楽天性と言いますか、ものごとをくよくよ悲観的に考えないものの見方を、身につけさせたかった。
私が一番忌避するのは、ウラミツラミというやつです。
そんなものにかかずらわっていては、とても幸福にはなれないんですよ。
夫の会社が倒産した時、借金取りが押しかけて来ましたけれど、私は、そんなに大きな不幸に見舞われたんだという顔をしませんでした。何だか悲壮な気分で娘にこんなことを言ってました。
「パパは事業を失敗してこうなったけど、これはパパが悪いんじゃない。人間、一生懸命やっても失敗することがあるのよ。とくに商売なんていうものは人格とは関係ないんだから。そして、貧しさということは決して恥じることはないのよ」なんて。
今、コロナで黙っていても人は
クヨクヨしてしまう状況に落ちこみやすいドグけど。
こんな時こそ佐藤愛子節!!
つまんないことで悩んでないで、
生きてやる!!って気持ちになるドグよ!!
今日も一日、ドグッとがんばろうね〜!\(^o^)/
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