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夏蝶のひらりと返し見失ふ

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。

毎朝庭を眺めるのが母の楽しみです。夏のある日、大きな揚羽蝶がひらりと舞い降りる様子を注意深く眺め、その姿を追っていましたが、ふと目をそらしたすきにもう姿を見失ったそうです。
母はとても残念そうにしていました。
母にとってその蝶の姿が夏の使者に見えたようです。
揚羽蝶には何故か優雅さと妖艶さがあって、不思議な魅力を感じます。

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