井の中の蛙大海を知らず
バスに揺られながら、ぼんやりと車窓を眺めている時に、「井の中の蛙大海を知らず」と言う言葉が頭に浮かんできました。
「変わらないなー、この風景、私はこうしてこの町を何年見続けているんだろう、毎年同じ行事を繰り返し、それを積み重ねて今がある”井の中の蛙大海を知らず”とは私の事だ」と思ったのです。
私は生まれ育った愛媛県が大好きです。私は愛媛のことを多くの人に知っていただきたいと思って、noteにも愛媛の記事を数多く発信しています。小さな波紋がいつか何処かに届くだろうと、愛媛愛のさざ波を起こしているつもりです。
私は愛媛から出たことがありません。旅や出張でしばらく地元を出たことはあっても、長期間他の地域で生活したことはありません。愛媛をどこかと比較して、その素敵度を理解している分けではありません。
生まれて66歳になるまで愛媛を離れるとこが無かった私は時々コンプレックスのようなものを持つことがあります。他を知らないコンプレックスです。
海外で生活する日本人が、現地の人たちから日本の良さを聞かれたり、また知らされたりして、改めて日本文化の良さを学ぶことになったとおっしゃっています。
愛媛に生まれ愛媛で学び、愛媛のテレビ局に就職し定年まで勤めあげたことで、愛媛情報にはたけていると思います。しかし、今さらですが他を知らない事への寂しさがあります。
「井の中の蛙大海を知らず」そんな私ですが、私の知る愛媛の素敵をとことんお伝えしていこうと思っています。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《あんたは井戸の中のことはよう知っとるよ》
イラストを描く手を止めて、会話するばあばです。
「あんたは、そう感じとんじゃろ、故郷を愛することが大事よ、よそに行って見えることもあらいねー」
「それが、コンプレックスなんよねー」
「あんたは、井の中の蛙かもしれんけど井戸の中の事は、よう知っとる、それもええことよ、出たことがあっても、なかっても、愛せよ故郷を、それでええんよ」
まあ、何と説得力のある言葉でしょう、母には頭が上がりません。
【ばあばの俳句】
いたずらに化粧楽しむ梅雨曇
梅雨曇りの日は何となくうっとうしい気分になって、いたずら心を発動させてみようかなという、遊び心が出るようです。母は歯磨きをしながら、ちょっとお化粧をしてみようかなと、いつになく入念に化粧を施しました。
何故か結果はこんな感じです。モヤモヤ気分は吹き飛んだようですよ。お化粧も気分転換になりますね。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」と20時前後には「フリートークでこんばんは」も音声配信しています。お聞きいただければとても嬉しいです。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗