ばあばの研さん☆模倣から学ぶらしさの表現
90歳のばあばがnoteでイラストを描き始めて間もなく半年を向かえます。ばあばは自分なりに日々研さんを積み、傍で見ている私が、驚くほど、進化を遂げています。
その師匠が、ばあばにとっては、江戸時代の画家の伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)です。
これまでにもオマージュで多くのイラストを描いてきました。
今回も、最近のオマージュ作品から母の学びをお伝えしようと思います。
母は、伊藤若冲の美術展の図録を、毎日じっくり眺めているので、最近は下絵を描かないで、頭の中にある鶏を描いています。
このイラストは、初めに鶏を描いた後で、全体のバランスと、春らしい軽やかさを出すために、雲を描きました。
鶏の「コケコッコー」と言う鳴き声が聞こえるようなイラストを目指したそうですが、聞こえてきますか・・・。
見ている人のすぐそばまで近づいてきそうな鶏は、図録を見ないで描いたそうです。
草や花は、母のアレンジで、加えたそうです。
いいバランスになったので、本人は納得です。
このイラストは、若冲らしい、鶏の姿に、母がイメージした竹と、若冲のナンテンの絵をアレンジして、描いたそうです。
このイラストは、母のイメージを大切にしながら、オマージュした作品です。
鶏の羽の動きの面白さと、桜の木のアレンジが個性的なイラストになりました。
母は、若冲を尊敬するがゆえのオマージュで模倣することから、作品をじっくり見るようになり、そのテクニックや、表現法を学び、それを自分に吸収して、自分なりにアレンジする方法を少しずつ学んでいるようです。
だからこそ、日々進化しているんだと思います。この研さんはまだまだ続きます。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《若冲から私は力を貰っとるんよ》
「何か描きよって、行き詰まったら、若冲の図録を観ると勇気が湧いてくるけん、続けていこうと思うんよ」
「それは、若冲の絵から学ぶ言うことかな」
「ちからがあるんよねー、鶏は鶏、花は花に、力があるんよねー、それで、私も頑張ろうと思うんよ」
母の伊藤若冲愛は、時代をはるかに越えて、熱く熱く燃えています。素晴らしい師は母の、イラストをこれからもきっと高みに導いてくれると思います。
【ばあばの俳句】
3密をさけて、さくらさくらかな
今年のお花見は、コロナ禍で花の下で、仲間と盃を交わしたりすることがありませんでした。
お互いにソーシャルディスタンスをとって、静かに楽しむお花見になりました。来年はいつも通りのお花見が出きることを願いたいですね。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗
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