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痛い歯の記憶

忘れられられない痛い歯の思い出がある。公園の水呑場で球形の蛇口から噴水のように沸き上がる水を飲んでいたら、後ろにいた子どもに頭を叩かれた。一瞬「痛い」と思った。その拍子に前歯が蛇口に当たって、ヒビが入ってしまった。それがきっかけで生まれて始めて前歯を差し歯にすることになった。

私にとってとても痛い残念な思い出だ。前歯を見るとその時の衝撃を思い出す。あれから58年、70歳を前にして、私の元気な歯は12本になってしまった。

今、私は歯をとても大切にしている。歯間ブラシを丁寧に使ってから歯の状態に合わせた歯ブラシでしっかり磨き、フロスでより綺麗にした後、歯のリンスも使ってセルフケアに頑張っている。

ふと子供の頃を思い出した。歯磨き粉が無くなった時、祖父を真似て粗塩で磨いていたことがあった。あの時のしょっぱさが懐かしい。当時は歯ブラシの毛先が広がっていてもまだ使っていた。

最近は自分好みの歯ブラシを何本も購入しておいて、ブラシのあたりが悪くなったらすぐに変えるようにしている。

年齢的にも唾液が不足してきたので、唾液の洗浄効果や殺菌効果を得るためにガムをかんだり、口臭予防も兼ねて専用の器具で舌磨きもしている

歯科には半年に一度は訪れて、歯石を取るなど歯の掃除も怠っていない

年齢と共に歯を大切にしようと言う気持ちが芽生えてきたが、歯の健康のために小さい頃から歯を大切にしていたら、私の歯は何本も元気なままだっただろうと、後悔している。だから私は今懸命にセルフケアに励んでいるのだ。
これからはいい歯で長生きしたいと思っている。


また明日お会いしましょう。💗


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