お家ファッションもお洒落しよう
センスは別として、私はおしゃれをするのが好きですがここ1年少しも楽しめていません。定年退職したこともありますが、自粛生活で、自宅にいることが多くなったせいだと思います。
これまでは誰かに見せるのではなく、自己表現の一つとして、自分が居心地がいい、自分なりのコーディネイトを楽しんで装っていました。
現在、自宅にいる時にどんなスタイルをしているかと言うと、洗濯しやすい綿素材のスウェット系のものがほとんどで、おしゃれを意識するよりは楽チンなスタイルをしています。
私は何となく、緊張感のない、だらりとした生活を送っているのではと少し心配になっています。
以前番組でお世話にになっていたメイクアップアーティストの方が「メイクは会う人への心遣い、相手へのエチケット」だと話されていたのを思い出しました。
私は自分のためにおしゃれをしていたつもりですが、出会う人のためでもあり、相手への敬意なのかも知れないと思うと、どれだけ人に会っていないのか、おしゃれ心が失せている自分自身を見ていてそう思います。
現役時代アナウンサーをしていた私にとって衣装は、極端に言えば鎧のようなものでした。それぞれのシーンに合わせて自分を演出する道具であり、ざざまなシーンで自分を守る鎧だったのです。
ここ一年、ステイホームの日々を過ごしていると、その頃の鎧がとても懐かしく、またその鎧を着ていた自分が愛おしく感じます。
こうして私のおしゃれ心の変化を書きながら、これからはステイホームを楽しむおしゃれをしてみようと決めました。
楽チンスタイルでも、おしゃれな楽チンファッションを楽しめる心のゆとりを持つことが大切な気がしてきました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《楽チンでおしゃれなんがええんよね》
お風呂上がりでリラックスしているばあばとの会話です。
「楽チンのおしゃれなら一番ええねー、しまい込んどった服を思い出して着てみるとか、あんた私が見ても楽しいファッションにしてや」
「お母さんは、どうですか・・・」
「私は何より楽チンが一番、思い出の服を出して着てみるんもええねー、あんたが家でおしゃれせんのは、私に対する敬愛の念が無いんじゃねー」
母に一本取られました。おしゃれ度の高い、お家の楽チンファッションを考えてみたいと思います。
【ばあばの俳句】
モガ気取るお洒落心のサングラス
サングラスは夏の季語です。モガとはモダンガールのこと。母はイラストで小粋なサングラスの女性が描きたくてこの句を詠みました。
サングラスをかけることで変身が楽しめていいですよね。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」と20時前後には「フリートークでこんばんは」も音声配信しています。お聞きいただければとても嬉しいです。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗